絵 エティン

形態:巨人
反応:非友好的から攻撃的
知能:低
遭遇:丘陵、荒野、山岳
出現:単独から数人



 やや温暖な地方の丘陵地から荒野を中心に棲んでいるエティンは身長が2メートルから3メートルをゆうに越える巨人であり、オーガに似た無様な外見をしているが他に見まごうことのない二つの頭を持っている。頭の数ほどには高い知能は持っておらず、ふつうは腰布かぼろぼろの毛皮を身にまとっただけで少人数の集落を作り、原始的な狩猟生活を送っている。

 エティンは食欲が旺盛で人間に対しては食料を奪うために、あるいは単に人間自体を食料にするために襲いかかってくる。お気に入りの武器は大きな木の棍棒だが、谷や丘の上から大岩を投げつけてくることも好む。人間の頭ほどもある岩を軽々と投げつけ、当たれば無事では済まない。
 エティンのねぐらには干し肉などの食料が詰め込まれている以外は値打ちのある物はなく、金貨や安物の宝石が良く光るからという理由でわずかに見つかることがある程度だ。


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