絵 茸男

形態:人間型
反応:非友好的
知能:低
遭遇:森林、洞窟、廃墟
出現:単独から数人



 陽光のさしこまない深い森や洞窟には、様々な恐るべき怪物が徘徊しているが茸男はその中でも最たるものである。外見はふつうの人間が残酷な病におかされたかのようであり、身体のあちこちから膨らんでいる茸のかたまりがところどころ破けて胞子が吹き出している。獲物を見つけると鈍重な動きでつかみかかり、絞め殺そうとする。
 腐れにも似ているが病原菌によって奇病を感染させる類の性質は持っていない。だが吐き出している胞子には毒性があり、むせかえっている相手に襲いかかる。燃えさかるたいまつをかざせば胞子を焼きながら、茸男につきつけることができる。

 茸男は両手や口から腐食性の粘液を出すことができる。鎧や剣など、茸男の粘液にふれた場合はしばらくすると錆びて使いものにならなくなってしまう。


他の項目を見る