絵 レプリコーン

形態:妖精
反応:友好的から中立
知能:中
遭遇:森林、平原、市街、洞窟、廃墟、地下迷宮
出現:単独から少数



 人間の腰程度までの身長しかない小人の一種だが遥かに魔法的な種族であるレプリコーンは、生まれつき姿を隠したり幻をつくりだしたり、手を触れずに物を動かしたりする魔法を得意とする。あまりに生息域が広いために、各地のことばでレプラホーンやレプリカーンなどと異なる発音で呼ばれている。
 めずらしい種族だが人間がいるところならどこにでも住んでおり、きわめて悪戯好きで見知らぬ相手に姿を消したまま近づいては突然現れて驚かすような事を好む。草色の服と派手に彩色された帽子や上着を着込み、陽気に近づいてくる。

 古い遺跡の奥で好奇心のままに現れては、悪意なしに危険な罠に人間を誘う事もある。戦いになれば魔法で応戦するが、本来争いを好まないために魔法の粉で相手を眠らせ、姿を消して逃げてしまう事の方が多い。逃げる前に相手の持ち物をくすねてからにするだろうが!


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