絵 巨人(沼巨人)

形態:巨人
反応:非友好的
知能:低
遭遇:沼地、沼地
出現:単独



 その名の通り河川や沼地を中心に生息している沼巨人は巨人の中でも特異な存在であり、環境に適応して水掻きのある手足を持ち、ぬめりのある皮膚は一部が鱗に覆われているが泥のせいで判然とはしない。泥中から地上を窺うために上を向いた目や鼻によってすぐにそれとわかる。
 知能が低く、好戦的な種族ではないものの食欲が旺盛であり空腹のときには−たいていの時には空腹であるが−近くを通りかかる獲物に襲い掛かり、捕まえると泥中に沈めようとする。溺れ死んだ食料を細かくちぎって食べる。

 力が強く、危険な生き物だが皮膚が乾燥するのを嫌うためにたくさんの火で追い立てるだけで追い払えることも多い。自身では沼地に芦で組んだねぐらを作り、食料をためこんでいる。


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