絵 鳴き山猫

形態:動物型
反応:非友好的
知能:低
遭遇:丘陵、山岳、森林
出現:単独から数体



 鳴き山猫はたてがみを持つ獅子に似た顔と、獲物を襲撃するさいに上げる鬨の声のためにその名がついている。発見された当時は猫族と考えられていたが、実際には猿人の一種であり、主に丘陵から山岳地帯を中心に棲息している。
 鳴き山猫は肉食性の凶暴な生き物であり、両手に一本ずつはったつした鋭い鉤爪で襲いかかり、獲物の首筋にずらりと並んだ鋭い牙を突きたてるが恐ろしい叫び声も彼らの武器となりうる。

 狩りに際して鳴き山猫は獲物の目の前で耳をつんざく金切り声を上げ、これを聞いた者はショックのためにふるえあがらずにはいられない。鳴き山猫は狩りのはじめと、傷つけられるたびに叫び声を上げるがそのたびに鳴き山猫のほうも膨大な体力を消耗する。この能力のために付近の住民や旅人に恐れられている。


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