絵 猿人

形態:動物型
反応:非友好的
知能:低
遭遇:森林、密林
出現:単独から少数



 太古より肉食獣から逃れるために樹上へと生活の場を移した小さな生き物を追って、蔦を張り巡らせた木の上に生息域をもうけるようになった猿人は大陸東部から北部のやや寒冷な森林地帯を中心に棲む原始的な人間型の種族である。穴居人原始人の親戚に当たるが文明めいたものは持たず、骨や木でできた棍棒を手にして時には粗末な毛皮を腰に巻いている。

 樹上での猿人は極めて俊敏であり、手や足で器用に枝をつたい、ぶら下がって獲物に襲い掛かる。貪欲な雑食性の生き物であり、会話の通じるような相手ではないがきらきらと光る物を好み、興味深く見つめている間に脇をすり抜ける事が出来る。樹上にもうけられたねぐらは草や枝を編んでつくられており、骨やくさった果実が散乱している。


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