絵 スカンク熊

形態:動物型
反応:中立から非友好的
知能:低
遭遇:森林、丘陵、洞窟
出現:単独から数体



 スカンク熊は長毛のの一種であり、大柄で白い毛と黒い毛が美しい模様を描き、ふさふさとして大きな尻尾を持っている。
 雑食性だが巨体を維持するために食欲は旺盛で、長い鉤爪で木の皮をはいでむしりとったり、鹿やのほかほとんどの生き物に襲いかかる。ふつうは洞窟や木のうろに棲んでいるが、昼間は食物を求めて広く歩きまわる。本来は臆病な生き物だが、空腹時にはそのかぎりではない。

 スカンク熊の長くのびた鉤爪はそれだけでもじゅうぶんに脅威だが、危険を悟ると敵に背を向けて尾を持ち上げ、吐き気をもよおす悪臭のする分泌液を放出する。臭気は強烈で、嗅覚を有する殆どの生物はむせこんで行動不能になってしまう。スカンク熊の毛皮は高い値で売れるが、分泌液の染みついた毛皮は価値を台無しにしてしまう。


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