絵 死霊猿

形態:動物型
反応:非友好的
知能:低
遭遇:森林、丘陵、山岳
出現:数体



 闇に包まれた森の奥深くや強い風が吹きさらしている山地には、猟師や旅人に恐れられている危険な生き物が数多く存在している。
 漆黒の短毛に覆われた死霊猿は、その体毛が闇の中で保護色の役割を果たし赤く光る二つの瞳だけが認識できる。夜行性であり数体で狩りを行い、ハルンの親戚に当たると言われる猿人で、両脇から脚にかけて張られた皮膜を広げて滑空する、闇の中を獲物に襲いかかるその姿を見て死霊猿の名がつけられている。

 獲物には数体で組みつき、引っかくか咬みつくが中には簡単な道具を用いる事を覚えたものも存在して、割って尖らせた石や「刃の木」と呼ばれる硬い葉を持って斬りつけてくる場合もある。地面に落ちた場合は俊敏に動くことができず、逃げ出して再び滑空してくる前に簡単にしとめることができる。


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