絵 頭脳食らい

形態:人間型
反応:攻撃的
知能:中
遭遇:廃墟、地下迷宮
出現:単独



 頭脳食らいは長衣を羽織った人間めいた姿をしているが、首から上には毒々しい緑色をした大蛸のような頭部が乗っているおぞましい生き物である。皮膚はぬめりのある光沢を発しており、頭部についている触手を振り回しながら闇に覆われた地下を徘徊している。

 この奇怪な姿をした生き物は人間に迫害され、憎悪と怨念に支配されて人目につかない場所に隠れ住んでいることが多い。警戒心が強く、侵入者には敵対的だがそれを助ける能力が備わっている。頭脳食らいの視線には催眠術に似た効果があり、視線に縛りつけられて動けなくなった相手の頭部に臭気を放つ触手を絡みつかせると、獲物の精神をむさぼることができる!精神を吸われた相手は激しい疲労感を覚え、しばらくは動けないでいる間に頭脳食らいは逃げ出してしまう。
 本来は臆病な生き物だが、外見とこの能力のために迫害されて孤独に暮らしている。頭脳食らいは鞭叩きと何らかの近縁関係にあるといわれている。


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