update 1999/4/18
言葉が文字という形になると、時間と空間を越えて、「意識」や「思考」を伝えて行くことが出来ます。その「意識」や「思考」は、読み手の回路の中で、様々に「文字化け」を起こし、100%完全に伝わるものではありませんが、それでも何らかの閃きや共感、楽しみを与えてくれる本があります。ここで紹介したものは、私にとって、そのようなもののを与えてくれた本です。
個人の本棚を見ると、その人がどのような人なのか、かなりの部分わかってしまいます。そのため、人様に自分の本棚を見せるのは何とも気恥ずかしく、よい趣味とも思えません。しかし、手っ取り早く、私がどのようなことに関心があるのかを知ってもらうには便利かも知れないと思い、書くことにしました。
- 『恋愛なんかやめておけ』 松田道雄著
- 『五体不満足』 乙武洋匡著
- 『魂を考える』 池田晶子著
- 『七つの人形の恋物語』 ポール・ギャリコ著
- 『田園の快楽』 玉村豊男著
- 『フランクル回想録』 V.E.フランクル著
- 『推理する医学』 バートン・ルーチェ著
- 『世界は右に回る』 先崎学著
- 『水の上を歩く?』 開高健 島地勝彦著
1997年7月
- 『愛するということ』 エーリッヒ・フロム著
- 『良寛に会う旅』 中野孝次著
- 『精進百撰』 水上勉著
- 『礼儀作法入門』『私流 頑固主義』 山口瞳著
- 『アリアドネからの糸』 中井久夫著
- 『スパイ・ブック』 オレグ・カルーギン著
- 『事象そのものへ!』 池田晶子著
- 『ロン』 甲斐裕美著
- 『人生の贈り物』 森瑤子著
- 『英語教育大論争』 平泉渉 渡部昇一著