魔法都市日記(27)
1999年2月頃
例年2月は仕事柄、年間を通して一番気ぜわしく落ち着かない。そのせいもあり、マジックをやったのは愛好会の例会以外では1、2回しかなかった。、マジックは少なかったが、パズルや確率の問題は誰かと会うたび、出題しまくっていた。
観客のレベルにもよるが、マジックをやるより、こっちのほうが盛り上がることのほうが多い。 パズルなどを出題するときもマジック同様、演出がきわめて大切である。うまく誘導すれば難しい問題でも易しく感じられる。また逆に、本当はやさしいのに、難しく思わせたりすることもできる。このあたりのギャップがおもしろくて、ついはまってしまう。私が今月実際に見せたパズルを紹介しておこう。
またメールは今月もたくさんいただいた。"something interesting"に紹介した確率の問題が予想外に好評で、この関係のものだけでも数十通はあった。メール以外にも読者の方から随分いろいろなものをいただいた。マジック関係ではビデオやネタ、玩具のヴァイオリン。ヴァレンタイン・デー関係でもお気遣いいただき、恐縮しっぱなしの月であった。
ヴァレンタイン・デーのチョコレートは、もうすべて胃の中に溶けてしまっているが、最後まで残っていたのが写真の「ゴジラチョコ」である。でかい塊りで、食べにくそうなので残っていたのだが、頭をはねてみると、中は空洞であった(笑)。粉砕してから食ってやった。
某月某日
「5円玉と矢」のパズルも頭を悩ませるようで、答を教えて欲しいというメールを数通もらったが、それは全部お断りした。あのパズルを作った会社がどのようにして作ったのか発表していないので、私が解答をひとつ紹介しても問題はないのだが、まだ明かさないことにする。そのうち機会があれば、ヒントくらいは書くかも知れない。
ところで、パズルは一見してむずかしく感じるようなものは失格である。すくなくとも 見た目は易しくないと「食いつき」が悪い。出題する順序や見せ方次第で、本当の難易度と、見た目の易しさ、難しさをカムフラージュすることができる。これはマジックと同じである。マジックでは観客の心理をある方向へ誘導してしまえば、相当大胆なことをしてもタネに気づかれることはない。パズルも「思考の慣性」とでもいったものをうまく利用すると、観客は勝手にひっくり返ってくれる。 具体的に例を示したほうがわかりやすいので、私が昔からよく見せているものを紹介しよう。
上のようなマッチパズルがある。様々な雑誌やパズルの本で紹介されているので知っている人も多いだろうが、マッチパズルの傑作のひとつである。1945年に出版された"NEVER GIVE A SUCKER AN EVEN BREAK"(JOHN FISHER:Pantheon)に掲載されている。
上の写真は、4本のマッチ棒で作ったカクテルグラスである。中央の10円玉はカクテルグラスに入っているサクランボだと思ってほしい。この4本のマッチのうち、2本だけを動かして、中央のサクランボがグラスから出た状態にしたい。勿論グラスの形状は同じようなものでなければならない。
もし、あなたがこの問題を見るのが今回初めてなら、ぜひ一度考えてみててほしい。2本しか動かさないのだから、すべての可能性を考えても、たかが知れている。(制限時間は10分)
これは大変よくできた問題であるが、制限時間を10分程度にしておくと、5割くらいの人は正解を出す。あなたは解けただろうか。私はこれを出した後、いつも決まってもう一題出題することにしている。
9本のマッチ棒を使って、上のような犬を作る。下にある黒い線は地面のつもりで引いただけなので、意味はない。今、この犬は東を向いているところだとする。マッチを2本だけ動かして、西を向いた状態にしたい。
条件として、
1.しっぽは下がってはならない。必ずもとの犬のように上を向いていること。
2.しっぽの付いている位置は、もとの犬と同じように体の上であり、体の下からではだめ。
以上のような条件の下で、10分以内に解けるだろうか。
先の「カクテルグラスとチェリー」の問題が解けた人には続いてこれを出すのだが、これも制限時間10分ということにしてやってもらうと、解けた人は誰もいなかった(笑)。先の問題が誘導になっており、犬の問題が一層難しくし感じられる。今回は、半分ネタをばらしてしまっているので簡単に解けるとは思うが、先の問題の後に、まじめな顔でこれを出題すると、まず解けないことを保証する。ぜひ一度、誰かに出題して、試して欲しい。そのとき、必ず先に「カクテルグラスとチェリー」の問題を出題して、その後に犬の問題もまじめな顔で出題することが、このような問題を出すときの重要なテクニックである。グラスの問題が解けなかった場合、答を教えてもよい。そのあとでこの犬の問題をさせると、解けないことがわかるだろう。ここまで読んだ方には、犬の解答も不要だとは思うが、来月にでも解答を発表することにしよう。
もう一つよく出題するパズルで、次のようなものがある。数学の「位相幾何学」(トポロジー)と関係のある問題なのだそうだが、そのようなことを知らなくても構わない。
私も詳しいことは知らないのだが、ひとつ簡単な例をあげて説明しよう。、たとえば柔らかい粘土の塊りを想像してほしい。おにぎり程度の分量でよい。今、この粘土をこねてドーナツのようなものを作る。中央に穴の開いた普通の形のドーナツである。これは簡単に作れる。このドーナツを切ったり、千切ったりせずに、そして穴の部分は穴のまま残すとして、これを変形させることで、「コーヒーカップ」が作れるのがわかるだろうか。最初の穴の部分が、コーヒーカップの持つところになる。そのあとはイメージの力で、コーヒーカップまで変形させてみて欲しい。もし出来なかったとしても、次の問題には関係ないので、心配しなくてもよい。
次の図を見ていただきたい。
まず上の図で、左のものをイメージして欲しい。これは大変柔らかいゴムか「スライム」のようなものでできている。これを千切ることなく、右のような形に変形させることはできるだろうか。 (『頭が遊ぶ発想教室』(松田道弘著 PHP研究所 1984年)
これを見せると、まず全員、できないと言う。しかしこれはトポロジーの理論ではできることになっている。とりあえず「解答」を示しておく。
「解答」を見ればわかったと思うが、これを実際に試してみることはできないだろう。何か適当な素材があればよいが、頭の中でシミュレーションをして、できることを確認してもらってから、次の問題を出す。
左の図のように、長さ1.5メートル程度のロープを2本用意して、下の図のように、ロープを交差させながら、2人の腕にくくりつける。
この状態から、ロープを切ったり、ほどいたりせずに、2人を離すことができるかという問題である。これは勿論できるのだが、もしあなたがこの問題を今はじめて知ったのなら、相当な難問であることはわかると思う。
昔、これを知人に出題した。結婚して、まだひと月ほどの新婚カップルである。一週間後に会ったとき、頼むからあのロープの答を教えてほしいと泣きつかれた。ギブアップすると言ってきた。
彼の話によると、この一週間、毎晩奥さんと2人で縛りあって、実験をやっているのだが、いくらやってもできなかったそうだ.....。
それにしても、本当に縛ってまでやるか?普通は、図をながめて、頭の中で想像してみるだけで「閉じた曲線」だから無理だと思うはずである。これがはずれるなら、何か別のことを考えないとダメだとは思わなかったのだろうか。
答を教えたら、彼は本気で怒った(笑)。いや、なにも私がインチキな問題を出題したわけではない。実際は、手首のところから、いったん相手のロープをくぐらせれば簡単にふたりを離すことができる。
彼に言わせると、手首のところからロープをくぐらせるなんてルール違反だと言うのだが、私はそんなこと、ひとことも言っていない。自分が勝手に先入観で、ここをくぐらせてはならないと思っていたにすぎない。それにしてもよほど頭に来たようで、1時間くらい、文句を言われ続けた(汗)。
文句を言われたって、これはトポロジーという数学なんだから仕方がないと突っぱねたが、新婚早々、毎晩夫婦で縛りあう習慣をつけてしまったことには、この2人の今後の夜の生活を想像すると、少々まずいことを教えてしまったかも知れないと、反省している。(汗)
某月某日
メールでは、「ダイヤとティッシュ」の問題で盛り上がった。実際に私の身近な知人にも随分出題したが、なかなか理解してくれない。ある程度「確率」をやっていた人は何とか理解してくれても、大学入試でも数学なんか必要なかったというレベルの女の子に説明するのは一苦労であった。「宝くじだって、当たるかハズレしかないんだから、宝くじの当たる確率は二分の一だ」という珍説を披露してくれる人までいて、頭が痛かった。
ある方は、家で奥さん相手に実験したそうだ。そうしたら、大体理論値と同じになったので、理屈でわからない人には、実験させてみることをすすめてくださったが、「宝くじは1/2」や、「シュレディンガーの猫嬢」には実験するといっても、実際にダイヤの指輪とティッシュを持ってきて、やってみせないことには納得してくれないだろう。そしてそんなときに限って、ダイヤの指輪を当てられ、持って帰られような気がするので、恐ろしくていまだに実験もできないでいる。
とにかくこの問題は予想外に好評で、数多くのメールをいただいた。数十通いただいたメールを読んでいておかしかったのは、同じ方から毎日のようにメールが届くことであった。「昨日メールで送った答は間違っていました」と訂正のメールが来ることがしばしばあった(笑)。そのまた次の日に、「訂正の訂正」が届き(笑)、本人も混乱しているのがわかる。今回は文系、理系を問わず、院生の人や大学の先生も多く、そのことも興味深いものがある。大学の先生ってよほど暇なのかしら……、なんて失礼なことはゆめゆめ思ってもいない。むしろ、このような方々は知的遊戯に敏感なので、いっしょに遊んでくださったのだろうと感謝している。
話が長くなるが、確率論が生まれるきっかけとなったのは、ある勝負がもとになっているそうだ。二人の男がゲームをして、先に3回勝ったほうが勝ちというゲームを始めた。しかし、一回戦が終わったところでゲームが続けられなくなった。ここでやめた場合、賭け金の64ピストル(ピストルは金貨の名前)をどう分配すればよいのか、哲学者であり、数学者、科学者でもあったあのパスカルに相談したことに由来すると言われている。
このことからもわかるように、確率とギャンブルは切っても切れない間柄のようである。だからというわけでもないが、少し前、行きつけの喫茶店で、奇妙なオヤジと出くわした。
いつもの席で本を読んでいると、隣の席からギャンブルの話が聞こえてきた。聞くともなしに聞いていると、ギャンブルの必勝法を説明している。見た目は60歳前後、初老といってもよいおやじが、中年の女性ふたりを相手に講釈している。この人は見るからに堅気ではなく、その筋か、どこかあっちの筋で生きてきたような雰囲気が漂っている。ふたりの女性もシロウトではなさそうであった。
このオヤジは競馬・競輪・競艇、何にでも使える必勝法を、スポーツ新聞を広げながら得々と説明していた。月に何度かこのシステムで馬券などを買うだけで、数十万円から数百万円稼いでいると言っていた。とにかくこのシステムだけを使って、他には一切仕事をしないで、30年近く生きてきたそうだ。不況もバブルも関係なしに、確実に稼げる方法だということなので、これはひょとしたら、新手の商売なのかと思ったが、そうでもなく、ただの自慢話であった。
もう一度そのオヤジを観察してみると、景気のいい話をしている割には、靴は30年間換えたことがないのではないかと思えるような、底がすり切れたものを履いている。着ている上着も、あちこちほころびている。
盛んに必勝法を自慢していたが、ギャンブルに必勝法などない。もしある特定のギャンブルに必勝法が見つかったら、そのギャンブルは即座にこの世から消えるか、ルールが変えられる。今世間でおおっぴらに行われているようなギャンブルは、イカサマでもしない限り、必勝法など存在しない。しかし、相変わらず海外でもポーカーやブラックジャック、ルーレット等のゲームで必勝法と称するものが出回っている。巷間流布しているこの手のシステムは、はっきり言って、ほとんど全部インチキか、ただの勘違いである。よくてほんのわずか、確率が上がる程度である。
1、2分、耳をそばだてて先のオヤジの話を聞いていると別段目新しいものではなく、昔からよく知られている「マーティンディル・システム」、日本で「倍賭け必勝法」とか「倍追い必勝法」と言われているものにすぎなかった。
ルーレットのように、「赤か黒」、「奇数か偶数」のようなところに賭けると、当たった場合賭け金の2倍が返ってくるものがある。千円賭けていれば二千円が戻ってくる。
このようなルールのギャンブルをする場合、赤でも黒でもよいが、まず千円賭ける。負けたら次の勝負は2倍の金額を賭ける。この場合であれば、二千円賭け、また負けたら四千円という具合に、どんどん倍にしていく。賭けるのは、「赤」なら「赤」ばかりに賭けてもよいし、「赤」、「黒」、交互でも、何でもよい。これで2回負けて、3回目に勝ったとしよう。1,000+2,000+4,000=7,000円投資しているが、三回目には勝ったので、4,000円の倍の8,000円が戻ってくる。ここでいったん勝負をやめて、精算すると、差し引き、千円儲かったことになる。勝てば、いったんそこで終わって、また最初の千円から始める。これを繰り返せば、買った時点では、いつでも最初に賭けた金額分だけが確実に儲かるようになっている。今回の場合は千円からスタートしているので、勝つたびに千円、儲かるようになっている。これを一晩に何度も繰り返せば、確実に稼げるというのだ。
これがよく知られている「倍賭け必勝法」である。これを解説しているオヤジは何度か刑務所にも入っているようで、警察から何で食っているかをたずねられたときも、ギャンブル、しかもこのシステムで食っていることを警察に説明したそうだ。信じてもらえないので、これがいかに優秀であるかを証明するために、スポーツ新聞を持ってこさせて、警察のなかでシミュレーションをやって見せたと自慢していたが、これも眉唾である。実際にはこのシステムは必勝法でもなんでもなく、これではまず絶対に勝てない。特に、ギャンブルにのめり込んでいるような人間であれば、このようなシステムでは絶対勝てないし、また満足などできるはずもない。
ルーレットの「赤か黒」の場合、確率的には1/2であるし、戻ってくる金額も2倍であるから、このシステムを利用するのであれば一番都合がよいだろうが、それでも無理である。 競馬等の場合、配当金が2倍以下の場合もあるから、まず無理である。
実際、10回くらい連続してはずす場合も珍しくないが、10回はずしたら、2の10乗、つまり、最初の金額の1,024倍になっている。つまり、千円からスタートしても、10回目には百二万四千円賭けなければならないのだから、準備資金が相当いる。最初1万円からスタートするなら、千二十四万円が必要になる。
つまり、このシステムが成立するためには、自分のほうには、膨大な資金があることと、相手がいくら金額が上がっても、それを受けてくれるという条件が成立するときにのみ「必勝法」として成立するが、それは現実には無理である。大抵のギャンブル場では賭け金の上限は決まっている。また、10回連続負けてもよいくらいの資金を鞄に詰めて行こうと思えば、2,047万円が必要になる。これだけのリスクを背負っても、勝ったときは1万円しか儲からない。
ギャンブルにのめり込んでいる人間が、このようなせこい稼ぎ方で満足できるはずがない。ギャンブルに熱くなっている人間は、何もお金が欲しいわけではない。むしろ、金になど執着がないからできるのだろう。金が欲しいのならギャンブルなど、一番効率の悪い投資であることは、よほどのバカでない限りすぐに気がつく。彼らは金が欲しいからではなく、一瞬にしてゼロになる快感、自虐的な快感に酔いたいからのめり込んで行く。
某月某日
「大阪奇術愛好会」(I.B.M.大阪リング)の例会に出席する。
2,3ヶ月前から、何度かメールを交換しているIさんが、はじめて大阪奇術愛好会の例会にお見えになった。Iさんは、大阪大学でフランス語の先生をなさっている。マジック歴はまだ半年くらいだそうだが、本やビデオはよくご覧になっており、昨年大阪奇術愛好会が開いたコンベンションの記事を読み、愛好会に興味を持たれたようである。 お誘いしたら、お見えになった。
大阪奇術愛好会は30数年前に発足したときから、講師がいないマジッククラブという、他ではあまり類のないめずらしい会であった。誰かから一方的に習うというより、みんながそれぞれ勉強してきて、その情報を交換するのが主な目的であったため、特に講師はいなかった。というより、実際は松田道弘氏をはじめ、メンバーの大半はどこかのクラブへ行けば、講師が務まるような方ばかりの集団であった。
今回は、六人部君とも久しぶりに会えた。会ってみると、彼もマジックはここ5年くらいやっていないと言う。やっていないと言っても私と同じで、「マニアの前では」というだけのことで、結婚式やその他、マニア以外の前ではちょくちょくやっているようだ。コインマジックの分野では、「ムトベパーム」と言われる特殊なパームを開発し、これで世界的に有名になってしまったが、一般の人相手には、コインマジックはほとんど見せないということであった。しかし、折角初めてのIさんもいらっしゃることでもあるし、何とかひとつ見せて欲しいと頼んだら、「ハンギング・コインのムトベ・ヴァージョン」を思い出し、やってくれた(笑)。
彼とはじめて会ったのは彼が中学2年のときで、それから早いもので20年以上経っている。そのころ開発した「ムトベパーム」が後年有名になり、コインマジックの分野では、世界的に名前が知られるようになった。今は、Iさんと同じ大阪大学で、歯学部の先生をやっている。
某月某日
「魔法都市案内」の読者の方から、いろいろと頂き物が多かった。なかでも山形県のU氏から頂いたもののなかに、「トゥナイト2」という東京方面で流れているテレビの深夜放送を録画したビデオがあった。これには山本晋也監督がよく出ているようで、時々、マジックの特集がある。山本監督は昔からマジックが好きで、自分でも「シンブル」を6年間練習したと言っていた。マジシャンと接していても、マジックが本当に好きなのが画面からも伝わってくるので見ていても楽しい。
前田知洋氏も、何度かこの番組には出演されており、久しぶりに見せていただくと、腕前よりも何よりも、あらためてマジシャンというのは、つくづくキャラクターだと感じてしまう。第二、第三の、前田さんのようなマジシャンが出てくることを願っているが、とは言え、コピーじゃしょうがないし、難しい問題ではある。畢竟、トータルで魅力ある人がマジシャンになるしかないのだろう。
デビッド・カッパーフィールドにしても、彼が演じているマジックそのものは、マジックなど全然やったことのない人、例えばプロのダンサーなどに特訓すれば、ひと月もあればできる。また、そこそこのプロマジシャンを使えば、カッパーフィールドのやっているマジックを、そっくりそのまま演じさせることはできるが、それでは観客は満足しない。確かにデビッド・カッパーフィールドのマジックそのものが桁違いに不思議なのではあるが、トータルでは彼のキャラクターがショー全体の大きな部分を占めている。 芸は技術だけでなく、演技者のトータルな魅力から出てくるものなので、付け焼き刃ではどうにもならない。
30分程度のテレビ番組を数本録画したものであったが、私にとっては、近年、これほど刺激を受けた番組もなかった。
マジェイア