スーパー・イリュージョン '99

追加情報

 

1999/10/10 追加更新



[9.TEARABLE] 1999/8/6

縦横4x4の絵を折って行く原理は、イギリスのパズル作家、ヘンリー・ドゥドニーが発見したそうです。マーティン・ガードナーの本、『マーチン・ガードナー・マジックの全て』東京堂出版)に、「パラドックス・ペーパー」と題して載っていることを、岡山のKさんから教えていただきました。

縦横、好きな方向に折って行き、1/16の大きさに折り、周りをハサミなどで丸く切ると、16枚のカードが、ある法則で表裏に並びます。 デビッドがやったものは、この原理とスクリーンを利用した、ちょっと大胆な方法なのかも知れません。

追加訂正(1999/10/10):先に、このトリックはマックス・メイビンが以前売り出したディラーズアイテムであると紹介しましたが、これは間違いでした。確かにマックス・メイビンは1979年に同名のトリックを売り出しているのですが、それはこれとはまったく別物です。マックス・メイビンのは、2枚のトランプを使い、それを2枚とも中央から破ったものを観客と術者が手に握っていると、入れ替わってしまうというトランスポジションの一種です。

「2. THUMBS」 1999/8/6

『マーチン・ガードナー・マジックの全て』(東京堂出版)にも、「鼻を使ったドゥ・アズ・アイ・ドゥ」として、同じ原理のマジックが解説されています。(Dr.S.T.提供)

 


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