《 記 録 》
 年  月  日   場   所    ジャンプ先
  2018年06月06日(水)〜 06月08日(金)  2泊3日   東京・御蔵島 ドルフィンスイム  ―野生のイルカと泳ぐ―   該当ページへ 
  2018年08月 〜 10月   台風が頻繁に発生し ダイビング計画が立てられず
  2018年11月15日(木)〜 11月20日(火)  5泊6日   沖縄ケラマ諸島 & 沖縄本島   コブシメ・スイジガイ   飛び先@


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2018年11月15日(木) 〜 11月20日(火)  沖縄・ケラマ諸島 & 沖縄本島



@11月15日(木)

那覇入りし、ホテルに送っていた器材をセッティングする。

計画は、3日間がケラマへのボートダイビング。 次の1日が本島でビーチダイビング。
結果は、天候に恵まれて4日間 計画通り潜ることが出来た。





A11月16日(金)

ケラマ行きスケジュールは、
 7:50  ホテル・ピックアップ
 8:20頃 那覇新港からケラマへ出航
 9:30頃 ケラマ・ポイント着  ( 午前中2本のダイビング:  昼食:  午後1本のダイビング )
14:00頃 ケラマ出発
15:00頃 那覇新港着
15:40頃 ホテル着 


今回頼んだガイドは優さんで、船長は吉盛さん。 昔お世話になっていた人たちで、久しぶりだった。 (参照:ダイビング日誌2014年 飛び先B


@ 1本目 儀志布島 カメハウス

儀志布島と渡嘉敷島の間のポイントに着いたら晴れた。

他のボートもこの海域に集まった。

 


1年ぶりのスキューバ・ダイビング。
人が生存できない海中にレギュレーターを咥えて入って行くのだから、身体が慣れていない初日は疲れる。
ロープを伝って潜降したが、右の耳抜きが上手くいかず困った。

透明度は素晴らしい。
根の上で コブシメ を見つけた。 また カメ(タイマイ)も 根に休んでいた。

  コブシメ   タイマイ


セジロクマノミ、 クマノミ & 小さなハナビラクマノミがイソギンチャクの上にいる。
セジロクマノミは動き回って いい姿が撮れない。

   セジロクマノミ   クマノミと小さなハナビラクマノミ



2本目   儀志布島 サンドトライアングル

白い砂地が根の間に広がる 綺麗なポイントだ。

クマノミが生息しているシライトイソギンチャク(左)を、ガイドの優さんが持ち上げて、下から何やら異様な生き物を外に落とした。(右)
モクズショイ (藻屑背負)という、藻屑を背負って擬態したカニだった。 優さんのお気に入りだそうだw

       モクズショイ


次に、イソギンチャクの中から 小さな カニモドキ を捕まえて見せてくれた。



丘陵の上には タイマイ が休んでいた。

 

穏やかなケラマの海中だったが、初日はさすがに疲れた。




B11月17日(土)

今日も晴れだった。

ポイントは座間味島の東で、渡嘉敷島に向かった側。

長い海岸線は総称・唐馬と呼ばれていた。
今は3つのダイビングポイントになっている。



1本目   座間味島 ドラゴンレディー


真っ白な砂地で、オジサンが砂地をつついている。

  オジサン


アカヒメジ や ノコギリダイ が岩場を泳いでいる。

  アカヒメジ    ノコギリダイ


岩場のイソギンチャクには クマノミが生息している。

  ハナビラクマノミ   カクレクマノミ


白い軌跡が 砂地にクッキリ。 それを辿ったら ヤドカリが居た。

移動! ご苦労様で〜す。




2本目   座間味島  アイダー


真っ白な砂地のポイントだ。 ガイドの優さんの影が砂地に映っている。
半透明の スカシテンジクダイが群れている根があり、その根の主 赤いユカタハタが縄張りを巡回している。




このポイントには、ガーデンイール(チンアナゴ)のコロニーがある。  ゆらゆら揺れながら、流れて来るプランクトンを捕食している。
近づくと直ぐに穴に入ってしまうのだが、今日は ゆっくり ゆっくりと にじり寄って行って 撮影成功!



砂地に点在する小さな根には、デバスズメダイ が群舞していた。



この日の2本は、ケラマらしい穏やかなポイントで満足した。





C11月18日(日)


朝から晴れていた。
ボートは定員の30名で混雑していたが、半数が韓国・中国のダイバー達だった。
揺れるボート上なので、かしましいお喋りもなく、静かにケラマに到着した。

ポイントは座間味島の唐馬の海岸線が中心だった。



1本目 座間味島 ドラゴンレディー
2本目 座間味島 アイダー



光が海底に差し込んでおり 真っ白な砂地が輝いていた。

          


砂地の小さな根には スカシテンジクダイが群れていた。




ガイドの優さんが 指さした先には 砂地に隠れた ヒラメがいた。

 真上から見ると 輪郭がわかる。   横から見ると 目玉しかわからない。



砂地には ハゼ のコロニーもあった。 また、生きているスイジガイ(水字貝)を 見つけた。
スイジ貝は、魔除け貝として、玄関に裏向きで飾られる風習が沖縄にはある。

  ハゼ    スイジガイ



今回は、年齢を考えて 2本のダイビングに止めていた。 3本目を皆が潜りに行っている間は 船上でノンビリしていた。
疲れが少なく、楽なダイビングだった。


ケラマの3日間は、ガイドの優さんに大変お世話になった。
エクジットで、ラダーでBCを脱ぎ、タンクを背負わず上がった体験は初めてだった。
この3日間、常に最長老ダイバーだったから?






D11月19日(月)


今日は沖縄本島・砂辺で最終ダイブ。
海岸の堤防からエントリーするが、(ボートエントリーと違って)背負って歩くので タンクが重たいw

カリフォルニア・ポイントからエントリーした。

波の下を チェインを伝って ドロップオフまで進んだ。


ソフトコーラルの草原は健在だった。



ソフトコーラルの間に コブシメが隠れていた。
初日のケラマでのコブシメと違って、ソフトコーラルの岩場に擬態している。


ソフトコーラルの奥に 何か生命反応を感じた。

じっと見つめると ゆらゆらとコブシメが出てきた。
先を進んでいた ガイドの宮里さんは気が付かなかった。



アイドルのカクレクマノミ



エクジット間際に、ドロップオフ際で グルクマの小さな群れが旋回していた。
40p程で大口を開いて泳ぎ回っている。 グルクマの出現で冬の気配を感じた。

※2015年10月21日(ダイビング日誌2015年)に、この場所でグルクマの大群に囲まれたことがあった。



E11月20日(火)

那覇から羽田へ立つ。 天気に恵まれ 満足したダイビングの4日間だった。



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<後 記> 

御蔵島に滞在し、イルカと一緒に3回もスイム出来て非常に感激した。 (2018.06.10)

この数年 海況が悪く、ケラマで潜れなかったので、今回 初日から3日間潜れたことを感謝してる。  (2018.11.25)

 



backtotop.gif (3095 バイト) 018 11月 25日  宇田川 東