11月末にようやく、ムーンライダーズの先の'月面サマーツアー'のライブビデオと、ニューシングルが発売されましたね。
ちょっと時間がかかったのですけど、筆者もようやく入手しました。
実はビデオのほうは、凄く心配してたのですよ。
何故かって言えば、注文したレコード屋でメーカーの資料を見たら、収録時間がなんと45分!!!!!
これじゃ某国営の衛星放送で放送した総時間より短いんでないかえ??と驚き、しかも収録内容がその放送されたものと同じだったら???(そんなことはさすがにあの6人がやるわきゃー無いが^^)などと思っていたら、入手してみたら良かった良かった、収録時間59分だったし収録曲も半分は放送された曲目と違っていた(ホッ...)。
と喜んでいたら、ニューシングルのほうを見ると'featuring 奥田民生'!!!!!!!
何にやらせたんだろ???って思って中を見たらば、ボーカル差し替え!!!!、確かに'月面讃歌'では演奏差し替え自由の外部プロデューサ起用の荒技を使ったけど、ボーカル差し替えの荒技をここで出すとは思わなんだ....
さて、そんなこの二つの作品をちょっと筆者なりに聞いた、見た感じを記してみませう。
では!!!
正直10月に衛星放送でのライブとどれぐらい違うのか、凄く気になったのだけど、結局衛星で放送されたのは、筆者が見に行った24日のライブで、このビデオに収録されたのは25日のライブだった訳ですな。
入手前にムーンライダーズのサイトのメッセージボードの書き込みで知ってはいたのだけども。
これは想像の域を超えていないけど、考えてみれば多分24日のライブは某国営放送との権利問題で使用出来ない筈だし(某国営放送はこの辺、ひじょーにうるさい....)、けど昼間部は日清パワーステーションでのアコースティックライブが挿入(ただ、これはCS放送でオンエアされたものらしいけど....まんま使っているの事を指摘している人も、メッセージボードにいたな....)されてますね。
で、内容的にはどうかというと、映像のクリアさでは衛星放送の勝ちだと思うのです。
これはメディアがVHSって事もあるし、もしかしたらメンバーの意向で映像をフィルタリングした可能性も無くはないのだけど....
収録機材が違う可能性も無くはないけど、天下のSONYさんだからねー、発売元が。
某国営放送とそんな差はないと思う訳で、うん、やっぱLDかDVDでリマスタして出してほしーなってのが、筆者の本心。
収録曲は、当然やっぱ'月面讃歌'を発売したレーベルが発売するビデオだから、ほぼ半数は'月面讃歌'からで残りは昔の曲で構成されてる。
残念ながら、25日は知らないけど24日にもっとも良い出来だった'20世紀鋼鉄の男'と'工場と微笑'が収録されていない。
演奏のほうは、個人的には(思い入れもあるのだけど)24日のほうが良かったように思えるのは気のせい???
ただ、'9月の海はクラゲの海'が収録されている事と、'夢が見れる機械が欲しい'の演奏が良い点が気に入ったのでした。
それと、'日清パワーステーション'のライブテイクだけども、'彼女はプレイガール'は'月面讃歌'のテイクよりも良いですね。
個人的には'月面讃歌'のテイクは、何かギラついた感じが好きじゃなかったのだけど、このアコースティックテイクでは、実は元曲は凄く良い出来だったんだと再認識しちゃった次第なのです。
やはり、曲という奴は元曲をどうアレンジしてどうプロデュースするかで全然変わるもんだわいと感心した次第でありました。
うん、でもやっぱリマスタしてDVD出すべきだよ。
'マニアマニエラ’の時にメンバーが誰もCDプレイヤー持ってないのにCDで出したように、今度はDVD出してしまうのも手だよ。
(でも、昔と違ってメンバーは既にDVDプレイヤーくらい持ってるだろーけどね??)
注:'オリジナルムーンライダース'は、収録当時'ムーンライダース'と表記されていました。