'93年の旅行記

8月29日(日)

 8時半にひやまだと待ち合わせて朝食を取っていると、水沢さん達に会った。駅までも遠く電車も乗るのが大変で帰りついたのは、ほとんど同じ頃だといっていた。彼らは今から朝食でこの後角館にむかうといっていた。私達も角館に向かう予定でいたのだが、邪魔しちゃ悪いので別々に行くことにした。

 9時にホテルを出発し、とりあえず角館に向った。この日の予定では角館と田沢湖を見て、日本海に出て酒田か鶴岡でおいしい魚を食べるということになっていた。しかしもう少しで角館というところまできて、道がかなり混雑してきた。まだ田沢湖までは距離もあるし、このペースで進むと後の日程がきつくなるので、角館と田沢湖をあきらめて日本海へ向った。

 日本海へは、国道341号を使うのが早いのだが、時間もあることだし遠回りの国道13号から国道7号へ抜けた。13号に着いた頃、ひやまだが助手席で寝始めた。結局彼は本庄に着くまでの間ずっと寝続けるのであった。本庄に着くとちょうどお昼頃だったので、適当に昼食をとり、今日の宿を酒田に決めてホテルの予約をし、運転を代わってさらに南進した。

 昼から天気も良くなり日本海は海の色も綺麗で爽快だった。秋田・山形の県境近くから「鳥海ブルーライン」という鳥海山の麓を走る有料道路を通った。この道適当にワインディングしていて、シルビーにはもってこいの道だった。景色も最高でひやまだに美味しいところを持っていかれたってところかな。

 15:00頃(だったと思う)酒田についた。酒田ではまず本間家旧本邸に行き見学。さすがに地元の名家だけあってどえりゃぁ豪勢な家だった。「まぁこういう家に住むことは絶対ねぇな」と当時思った事を覚えているが、今のところその予言?はあたっている。本間美術館にも行こうと思っていたが、既に閉館時間に迫っていたのであきらめ、ホテル(酒田東急イン)にチェックインした。

 しばし休憩した後、夕食を食べる為街を散策した。今日は日本海の魚を食べるのがメインなので、できるだけ安くて美味しそうな店を探さねばならない。ガイドブックとかはあまりチェックしていなかったので、カンがたよりだったが、商店街を少し外れたところでよさそうな店を見つけたので入ることにした。

 何て名前の店だったかとか、なにを食べたかはもう忘れてしまったが、やはり安くて良いネタのお店であったことは確かだった。お腹いっぱい食べて満足してホテルに帰った。

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