'95年の旅行記

8月27日(日)

 朝のうちに一人が仙台に行ってしまった(夜に裏磐梯で合流予定)ので、今日は車一台で4人だ。まず、平泉に行った。私と小島ちゃんは前の年も行っているので、あまり興味はない。山を下りて小岩井のアイスを食べていると少し雨が降ってきた。

 昼食後、雨もあがって裏磐梯に向って高速に乗り後部座席のよ嬢が起きた瞬間、ばけつをひっくり返したような激しい雨が降ってきた。数メートル先すらよく見えない前の車のテールランプだけが頼りってな感じのどしゃぶりだ。そういえば、昨日もよ嬢が寝ている間は雨があがっていたが、起きている間は降っていたような気がする…。どしゃぶりも仙台の辺りから面白いようにぴったり止んでしまった。(道に筋ができていてた)

 裏磐梯では、小島ちゃんが今年こそ五色沼を踏破するぞって意気込んでいたが、いつ雨が降るかわからないし、というか絶対降りそうな予感がするので、行くのをやめた。彼は非常に心残りのようであったが、「そんなに行きたきゃ、一人で早起きして行きな。」とみんなに冷たく言われていた。

 今日の宿はホテル併設のロッジなので、お風呂はホテルの大浴場が使える。部屋の風呂より大風呂の方がよいので、洗面道具を持ってホテルの風呂に入って、男の子組がロッジでくつろいでいると、突然また激しい雨が降り出したと同時に電話がかかってきた。女の子組から風呂から上がってロッジに帰ろうとしたら雨が降り出したので車で迎えにきて欲しいと。もはやよ嬢の雨女度ははんぱではない…。私らは敬意を持って「嵐を呼ぶ女」と呼ぶことにした。

 

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