◆ デミオ DE 北海道 その2 ◆

≡ 冬に走ってみたくて…… ≡




3日目は、糠平湖を過ぎた三股という所にクロカンコースがあり、山が
見えると聞いたので車を停めてスノーシューで歩いてみた。山は、たし
かに見える。ただし天気が良ければって感じで、曇天のこの日は、山の
存在くらいしか分からなかった。






三股からはサロマ湖へ向かった。留辺蘂の辺りから雪が降り始め、遠軽
は除雪も間に合わない程に雪が降ってた。でもまぁサロマ湖に抜け、道
路を飛び出して畑に落ちてる車を見て自戒とし、サロマ湖畔のホテルの
天然温泉というのに入ってきわどくノルマ達成。宿は去年一昨年と泊
まった居心地のよい宿。でもここのオーナーさんが5月の連休で苫小牧
に帰り、違う人が宿を引き継ぐことになる話を聞いてすごく寂しくなっ
た。

4日目は、流氷を見に行ったり、網走駅前の喫茶店に行ったり、涛沸湖
に白鳥見に行ったり。網走駅前の喫茶店は「麗門亭」といって、店内の
壁いっぱいに立ち寄った旅人が切符とか画鋲でべたべたと貼ってあって
壮観だった。この日の温泉は女満別温泉。宿で何度か連れてきてもらっ
た温泉で一番よかったところ。そしていよいよ最終目的地の知床へ向か
うわけど、同宿になったそれぞれ一人旅で、その日の夜に次の行動を決
めるという旅をしてる2人が、知床へ行くなら乗せてってほしいと言う
ので、自分も運転に責任持てないし、それを承知で乗るならいいよとい
うことで、知床への道連れができた。

5日目知床へ。途中のオシンコシンの滝を上から見下ろす道があると
聞いたので、その道に入って行ったけど、路肩の雪が高くて、滝はよく
見えなかった。






それから知床自然センターに行ってフレペの滝など眺めたけど、そこか
ら見えるはずの知床連山は厚い雲の中だった。






その後、同行の2人の泊まる知床自然村にいい露天があると聞いたので
向かったけど、そこへの道はFFのデミオでは非常に厳しく、坂の途中
で雪にはまって上れなくなり、チェーンを着けたりしてやっとのことで
上がった。これまでで一番の難所だった。でもそこの露天は申し分なく
て、流氷の海が見えた。2人とはそこで別れ、もう少し先の宿へ向かっ
た。その宿で夜に灯された流氷をくり抜いて作った中にろうそくを立て
流氷キャンドルはとてもきれいだった。


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