野菜や果物の栄養的本当の重要な価値

ヘルスリサーチレビュー
ヘルスリサーチレビュー「健康と栄養の最新知識とその重要な役割についての情報提
供月刊誌」(7月号Volume4, No.7翻訳)


●理想的な栄養保険対策

 大人に成長する段階で私達は何回「野菜や果物を食べなさい。体に良いのよ!」「人参も食べて!目に良いのよ!」と言われ続けた事でしょうか?これらの助言は単なる言い伝えなのか?それとも私達の何世代にも溯る人類は野菜や果物の栄養的本当の重要な価値を知っての発言だったのでしょうか?私達は体や食べ物に含まれる栄養素について研究をすればする程、この忠告についての有効かつ化学的意味合いをより深く理解するようになってきました。「アメリカでは一日に必要とされる野菜や果物の必要摂取量を満たした食生活を出来てない人はなんと!4人中3人なのです」今日では野菜や果物をもっと食べなさいといった発言は、科学者、栄養学のプロ、政府機関等がこぞって強調しはじめています。しかし多くの人々はこの重要な食べ物を避け続けてるのが現状です。各種機関は毎日の食生活の中で5盛りから9盛り分の野菜と果物を食べる事と同時に、高品質のタンパク質を取るような、健康的な食生活がもっと必要な事を呼びかけるキャンペーンを国をあげて実行しています。米国政府保険福祉省が1999年に発表した下記のデータをご覧ください。

 ・ 1998年のアメリカ合衆国の1/4未満の成人男女のみが一日に最低必要とされている量の果物と野菜を食べている。

 ・摂取勧告量に満たっていない人口の割合は、ミネソタ州が68%、アリゾナ州では実に91%もの人がきちんと野菜や果物を食べていない。

 このデータから分かる事は10人中9人のアリゾナ州に住む人が食事から必要とされている栄養の摂取が出来ていないという意味です。アメリカ合衆国全体の統計では76.2%(つまり4人中3人)もの人が一日に必要とされている、約5盛り分の果物と野菜を食べていないという事態なのです。つまり私達の食生活では抗酸化栄養素を含む果物や野菜はほとんど取れていないわけです。ヨーロッパでの最近のデータによるとヨーロッパの人々の野菜と果物の消費量は1年で16%の割合で減っているそうです。最新の情報によると、野菜や果物不足の割合はさらに悪化し、下記のようなデータが発表されました。

 ・ ヨーロッパの男性で13%、女性で21%の人だけが、一日に必要な野菜と果物を食べている。

 ・ 平均的ヨーロッパ人1人の1日の野菜と果物の消費料は270gで、推奨されてる量の1日420gから440gには遠く及んでいない。「ヨーロッパでは10人中8人が推奨されてる野菜と果物を消費していない。」



● 食べ物

 私達が食べている、野菜と果物のほとんどが数年前の物と比べると栄養価が少なくなっています。よってベジタリアン(菜食主義者)の人は過去にもまして、より多い量の野菜を食べる必要があります。野菜そのものに含まれるビタミン、ミネラル、抗酸化栄養素、植物栄養素、タンパク質の量が明らかに、昔のものより明らかに減っているからです。人々は栄養価を気にせず、味を気にする食生活に慣れてしまっています。ファーストフード店のすごいTVコマーシャルなどで消費者は栄養価は無くても味の良い物を求めるようなトレーニングを受けてしまっています。当たり前のようにドライブスルーや既製品の食品を買い、又、働く主婦が増加した事も良い食材を買いに行ったり手作りの料理を作る事が出来なくなってる理由の一つです。これらの現代事情を見れば多くの人がファーストフードに向かう理由は明らかです。ほとんどの既製品の食べ物は栄養価が含まれておらず、炭水化物と脂肪分のみ高く又多くのものに、安定剤、保存料、人工色素、人工香料等の添加物を多く取り入れ塩分や脂肪分も大変高い事がほとんどです。

 人間の体は驚くべき機能構造をしていて、様々なストレスをコントロールできるのですが、それらに対する体を守るための体内での最良の働きを最高なレベルにする為には十分な量の燃料(栄養)を必要とし、それによって日常的な体の解毒が行われ体は守られるのです。今日では私達を取り巻く悪い環境から逃れる事は不可能です。そういう意味からも、体の正常な状態を保つための燃料補給が重要というのは意味がありますよね?もちろんです!その燃料になるのが、私達が普段食べてる食事やサプリメントというわけです。



●健康な毎日の為の繊維

 野菜や果物にも含まれる、繊維は最も重要な栄養のひとつです。野菜や果物を食べなかったらどうやって繊維を摂取出来るのでしょうか?アメリカをはじめ、ヨーロッパ、オーストラリア、日本等世界中の健康に関する権威のある人々は1日25g以上の繊維を取るべきという事で皆同じ意見です。しかし現実には私達は一日10g位しか取れていません。つまり目標の半分以下です。食物繊維には2種類あります。不溶性と可溶性。多くの人が想像する繊維とはしっかりとしたおがくずのようなセルローズです。不溶性繊維はそのような感じのもので、食品の骨格を作ってる成分です。これは排泄物のかさを増やし消化器系の中で食べたものが前に進むのに必要な刺激をする役割があります。可溶性繊維は主に消化器系の中で便を柔らかくし吸収すべきでない有害な物質を吸着して排泄してくれる働きがあります。つまり毎日の自然な体内浄化過程をサポートする役割です。

 「必要摂取量を満たすには、野菜と果物をもっと食べる事とサプリメントを加えましょう」サイリウム種皮はもっとも価値の高い繊維サプリメントですが、目覚しい技術の結果最新の高品質な繊維が発見されました。いくつかの呼び名で知られているものですが、「イヌリン」「フルクタン」「フルクトオリゴサッカライド(FOS)」と呼ばれるものです。FOSは飲みやすくやや甘みのある可溶性繊維です。可溶性繊維の基本的な恩恵にこれらを加え、6種類の繊維を新しいデイリーバイオベーシックスには入れました。又、腸内の細菌バランスを整える為の腸内細菌も配合してあります。一回分のデイリーバイオベーシックスのご使用で推奨されている繊維の量の半分以上(約18g)が簡単に補えます。「あなたの体に必要なものを決定する事であなたの質の高い生活に影響を与えられる事でしょう。」

 あなたの大切な人や家族の健康に気を使う事と同じくあなた自身の健康にも気をつけなくてはけません。あなたの将来は今始まるわけですから、これから先の事を考えて今実行に移さなければなりません。自分の人生を最大限に楽しみたいですか?あなたの食べる食事と、サプリメントがあなたの将来とあなたの健康をサポートする大きな要因なのです。他にも必要な事がもちろんあります。適切な量の運動を毎日続ける事を約束する事とヨガや瞑想に見られるようなリラックスして自分を見つめる心の運動も重要です。



●私達が健康でいるのに取るべきファイトゥニュートリエンツ(植物栄養素)とは何でしょう?


 マクロニュートリエント(多量栄養素)とは1g以上の量で私達の体に必要な栄養成分で、タンパク質、脂質、炭水化物、繊維で構成されています。ミクロニュートリエンツ(微量栄養素)とは、ビタミン、ミネラル、その他、ファイトゥニュートリエンツ(植物栄養素)と呼ばれる特殊な栄養素の事で、全て微量ずつですが必要なもので又重要なものです。ファイトウニュートリエンツという言葉は、科学業界で植物の意味で使われる「ファイトウ」という言葉に由来しています。又「ファイトウ」には光にも関連がある言葉で、植物は光エネルギーを栄養のエネルギーに代えるという意味も含まれています。それら植物から私達に与えられる多くの栄養は「ファイトゥニュートリエンツ」と呼ばれています。私達の体を構成する何兆個の細胞で行われる数多くの物質代謝で活用される「ファイトゥニュートリエンツ」は何千という数がありますが、毎日のように新しい植物栄養素は見つけられていますが、多くのものは、まだ見つかっていません。いくつかの植物栄養素は「酵素」「酵素活性化物質」「補酵素」の部類に属します。又いくつかのものは「ファイトゥステロール」(他の重要な代謝物質」の一つとして分類されます。それらは互いに相乗的に働くものでお互いの働きを高め合い、他の良く知られているビタミン類にも重要なサポートを果たします。多くのビタミンやいくつかのミネラルは補酵素として働き様々なファイトゥニュートリエンツと共に働きます。ビタミンやミネラルの多くの重要な働きは、野菜や果物から得られる多くのファイトゥニュートリエンツの代謝活動を助ける事です。



●多くのファイトゥニュートリエンツは重要な抗酸化栄養素

 抗酸化物質は比較的短い期間でその効果を実感できる事から他の植物栄養素よりも研究者から重要視されてきました。

 実際いくつかのビタミンやミネラルは重要な抗酸化物質ではありますが、植物栄養素の中にある重要な抗酸化物質についても紹介します。ぶどうの種からのOPC、ターメリックからのクルクミン(ウコン)、トマトからのリコピン、多くの果物や野菜から見つかるルテイン、リンゴからのケルセチン、その他ハーブ、例えば「緑茶」「ローズマリー」「ホーソンベリー」等が有名です。これらは野菜や果物から得られるファイトニュートリエンツに属する数々の素晴らしい抗酸化物質の一部です。



● 酸化とフリーラジカル

 酸素は生命に欠かせないものですが、バランスが重要です。例えば酸素と他の塩素 のような酸化物質との生成過程では、酸化と言われる現象が起きます。エネルギーに変える為のブドウ糖の酸化は重要な活動ですが、酸素が副産物を生成する時に、フリーラジカルと呼ばれる副産物が形成されます。このフリーラジカルは免疫を高め体の機能が正常に働く役割を効果的に助けるのですが、このフリーラジカルがバランスを壊すと細胞への攻撃を始め結局は細胞の老化を早める事をしたりするわけです。これらと同じ「酸化」現象は私達が触れるもの、食べるもの、息など全ての環境で起きています。



● 抗酸化物質はあなたのDNAやコラーゲンを守ります

 抗酸化物質はあなたの細胞に襲い掛かるフリーラジカルからの悪い影響を中和してビタミン、ミネラル、フイトウニュートリエンツとして働きます。

 ロンドン大学やカリフォルニア大学の教授、ドクター バリー ハリウエルはインターナショナルサイエンス主催の講演会で抗酸化物質をこう表現しています。「抗酸化物質は体中の酸化を受けやすい脂質やDNAといった重要な体の構成要素が酸化される事を防ぎます」最も興味深いのは、抗酸化物質は体に広くあるコラーゲンを守る働きです。抗酸化物質は体の関節部にある軟骨や肌の弾力、エラスチンを保護したり、動脈や骨、筋肉を強くします。



●驚くべきOPC‘s

 フリーラジカルの攻撃から体を守るために、研究者達は食事やサプリメントを使って個人の抗酸化レベルを引き上げる事による効果を研究しています。ビタミンA、C、Eやセレニウム、バナジウムは重要な抗酸化物質です。最も誰にでも価値のある抗酸化物質のひとつが、マスケリエ博士のオリジナルOPC(マスカリーズOPC(登録商標))と言われるもので、ぶどうの種と松の樹皮から抽出される、オリゴメリックプロアンソシアニジンと言われる抗酸化物質です。これまで様々な研究がOPCに関するデータがありますが、特に重要なのは抜群の体内吸収率です。又脳障壁をも通過し、100%残留物のない安全である事も証明されています。もちろん他の抗酸化物質の働きをさらに助ける働きもあります。そして現在最も重要な研究者による発表では一つの抗酸化栄養素のみを大量に取るのではなく様々な抗酸化栄養素をバランス良く摂取する事が重要という事です。他の栄養素と共に高品質のOPCを摂取する事があなたの体から酸化を防ぐ最も大切な事です。



●プロテインはどうでしょうか?

 いわゆる3大栄養素といわれる、カロリーエネルギーを供給するマクロニュートリエント(多量栄養素)の、脂質、炭水化物、タンパク質は他の栄養より簡単にどこでも手に入れられます。肉は高タンパク源(プロテイン)というよりも高脂肪製品ですから、肉を食べる人も食べない人も十分な量のプロテインを摂取するようにしてください。体の構成物から水分を取り除くと、最も大きな単一構成物はタンパク質(プロテイン)です。プロテインは骨、臓器、筋肉を構成している大部分の物で、正常な力や呼吸、柔軟性等を私達に提供してくれている循環器、消化器、泌尿器系の各構成要素なのです。十分な量のプロテインを摂取する事はとても重要です、なぜなら、プロテインは細胞を維持やRNA、DNAを作り出したり、酵素やホルモン、適切な窒素バランスを保つのに必要なアミノ酸を提供してくれるからです。

肉類、野菜類はそれぞれ異なる様々なプロテインを含んでいます。菜食主義者の方は特に、野菜や果物を通して適切なバランスで様々な種類のアミノ酸を得る事が重要です。




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