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鉄分は、あまりにも有名なミネラルですね。その鉄についての情報です。 鉄分について、アメリカにおいて見直しがなされ、標準推薦量(RDA) および許容上限摂取量を新たに発表しました。男性および閉経期後の女性は8mg、閉経期前の女性は18mg、妊婦27mg、許容上限は45mgとなっています。 これはこれまで考えられてきた以上に、鉄分の欠乏症と過剰症の危険性について最近の研究結果から認識を新たにしたためです。 鉄はほとんどがリサイクルされて、余分な鉄分は肝臓に蓄積されています。 欠乏すると、ヘモグロビンが正常に作られなくなってしまい、いわゆる“鉄欠乏性貧血”となってしまいます。この場合は、人体の各細胞への酸素の供給がおろそかになってしまうため成長期の子供だったら成長が思わしくなくなったり、大人では立ちくらみ、疲れやすい、元気がない、などの症状が表れてきます。冷え性などにもなりやすくなります。ウイルスや細菌に対する抵抗力も弱ってしまいます。ツメにも変化が表れます。 適正な鉄分の摂取は、人体の各細胞への酸素の供給というとても重要な作用を維持するためにもとても大切なことです。 この鉄分ですが、不足が心配とばかりにひたすら摂取した場合は、今度は過剰症の問題が浮かび上がってきます。これは非常に大きな問題となって生命の危険を伴うことになります。 鉄は空気中に放置するとすぐに酸化してしまいますが、でも通常は燃えるような反応はしません。使い捨ての携帯カイロにも使われていますが、適度な触媒と一緒にすることで、持続性がある酸化反応をさせ“熱”を取り出しています。 この適度な反応性が酸素の運搬と二酸化炭素の排泄といった機能などに大いに役立っているのです。実際には“ヘモグロビン”の働きになりますが、“呼吸”という酸素の取り入れ・運搬と二酸化炭素の排気を行うわけです。 鉄分の肝臓への貯蔵が一杯となっている状態で、さらに鉄分を摂取した場合、鉄が血液中に余分に流れでてしまうようになります。するとこの鉄は至る所で酸化しようとします。このとき、その鉄は他から酸素を奪うことになりますが、そうすると、いわゆる活性酸素が発生してしまうことになります。これは本来は必要のない余分な活性酸素の発生であるわけです。酸化・還元作用というのは、電子の受け渡しである、ということはこちらの“活性酸素”のページにも記載していますが、鉄の過剰によって余分な活性酸素発生するということは人体にとって好ましくない状況であるわけです。 この余分な活性酸素は諸悪の根元のようにも考えることができます。 一般のサプリメントのように鉄分の含まれたサプリメントを摂取する場合は、慎重にしなければなりません。 私どもでお勧めしているサプリメントはこうしたことから、鉄分の配合はされていません。(ただし意識して鉄分も補給すべき製品は、鉄分も含め70種類以上もの微量ミネラルが含まれます。) ちなみに、C型肝炎の温存療法の一つに、瀉血(しゃけつ)治療があります。 C型肝炎では肝臓に蓄積した過剰鉄分が有害物質(つまりは活性酸素)を生みだし、これが細胞膜やDNAを傷つけ障害を起こすと考えられていることから、血液を抜き取ることによって肝臓に蓄積した余分な鉄分を放出しとても有害な活性酸素の発生を抑制することでGPT 値などを正常にすることができる、というものです。 つまりは、C型肝炎の患者にも、優れた天然の抗酸化物質であるOPCという成分は良さそうである、ということが言えると思います。 肝臓や腎臓、網膜って毛細血管の集まりですね。ついでに脳もです。 このOPCですが、フランスにおいては既に毛細血管保護のための医薬品として使われています。身体の内部の年齢はいわゆる内臓年齢と言われています。内臓は血管(毛細血管)の固まりでもありますから、つまりは血管年齢と言うことができますが、この血管年齢を若く維持するためにも、抗酸化成分OPC、は大変有意義なものであると言いうことができると思います。 |
以下のサイトからカルシウムと鉄について。
http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s9906/s0628-1_11.html
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*11歳女子は12mg/day
**閉経後10mg/day ***分娩後6ヶ月間 |
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