2000-07 =>

News

Back

かっこ付の媒体名は、紙媒体でそれ以外はインターネットの新聞です。
(ここに掲載している「明日報」のサイトは2001年に廃止されてしまいました。)
00-08-01 任賢齊:僕の2000年の半分はコンサートツアーにささげた。
  明日報
(台湾)
2000年のコンサートツアー中のインタビュー記事。大陸でのコンサート中にインタビューしたもの。 大陸でのコンサートやファンに関するエピソードなど。
全体の訳はこちら。
 
00-07-20 <名人的店> 任賢齊的「異域」泰緬[シ占]醤独特道地
  明日報
(台湾)
※その後任賢齊は異域泰緬餐廰からは手を引いています。

台中市の「異域」泰緬餐廰は、任賢齊の知名度によって繁盛していますが、タイ国籍の女性調理師が心を込めて調合したオリジナルの調味料と本場の調理方法がなによりも長年繁盛しつづけている秘訣なのです。

「異域」泰緬餐廰は、台中市でも相当有名で、芸能人任賢齊としての個人的色彩はあえて薄くしてありますが、芸能人が経営するレストランという雰囲気はあります。「異域」ではタイから女性調理師をわざわざ招いて、本場のタイ料理を提供しています。店内の天井板には、有名芸能人のサインがたくさんあって、芸能界でも人気があることがわかります。

異域泰緬餐廰の歴史は7,8年前にさかのぼります。任賢齊と高明駿ら芸能人が台中市の崇徳路に「皇城」泰緬餐廰を開店し、その後分かれて任賢齊は中港路中山医学院付属病院の近くに「異域」泰緬餐廰を開店し、さらに現在の公益路に支店を出しました。しかし、本店と支店の位置が近すぎたため、営業効率を考慮して、本店のほうは営業を停止。現在の公益路の異域泰緬餐廰は既に6年の歴史があります。

任賢齊は最近、芸能活動が大変忙しいため、異域泰緬餐廰を訪れることは少ないのですが、芸能人たちもよく来店しています。レストランの従業員 張さんによると、[シ彭]恰恰、陳美鳳、王識賢など、台中に来たときには必ず来店しているとのこと。異域泰緬餐廰に来た芸能人にはサインを残してくれるよう頼んでいるので、天井には芸能人の足跡が見られます。


ファンのみなさんは、任賢齊が「異域」ではどの料理が一番好きなのか、知りたいことでしょう。店長の小孟によると、彼の大好物は大薄片と涼拌だそうです。大薄片は、俗に「猪頭皮」ともいいます。調理師が特殊なテクニックを用いて、たいへんぱりぱりとした仕上がりになっています。とりわけ、特別なソースはオリジナルレシピで作られています。この他、涼拌は青木瓜味がお気に入りとのこと。任賢齊は店に来て食事をするときは、とても遠慮して、目立たないようにしているのだそうです。

「異域」の経営手法はかなり先進的で、タイから台中に嫁いできた女性調理師を招きメニューと調味料の調製を専門に行わせ、その他に3名の調理師に分担させて、仕事の効率を高めています。毎年一週間、女性調理師が帰郷するときにいくつかの新メニューを仕入れてきます。手厚い制度のおかげで、タイ国籍の調理師は6年間もここで働いているのでした。

タイ料理は酸味の中に甘みが、甘みの中に辛さがあり、夏にはもっとも適した料理です。異域泰緬餐廰の最大の特色はソースにあります。本場の味を追求するために、蝦醤、カレー、香茅、レモングラスなどはタイから輸入しています。たとえば、春巻き用のソースは酸味の中に辛さがあり、鶏の唐揚げ用のソースは甘さの中に辛さが、蝦餅用のソースには甘さの中に酸味が..牛肉串は無糖のピーナツパウダーにオリジナルのソースを加えて作っているなど、それぞれの特色があります。

この他に、小孟は看板メニューとして、パイナップルチャーハンと月亮蝦餅を推薦しています。パイナップルチャーハンはカレー味で、パイナップル、蝦、ハムを特別なタイ式調理法で炒めたもの。現在、普通のレストランにもパイナップルチャーハンはありますが、家庭料理のような作り方で、パイナップルライスの本当の風味を表現するのは難しいのです。月亮蝦餅はエビをすりつぶして、2枚の春巻きの皮で包んで揚げたもの。ウメ味ソースで食べます。これはレストランでも最も人気のあるメニューです。

「異域」は任賢齊の個人的な色彩は薄く、本場のタイ料理の特色をもって、タイ・ミャンマーのエスニック料理ファンにとって魅力あるレストランであろうとしていますが、台中でタイ・ミャンマー料理といえば、大部分の人々はみな任賢齊の「異域」を思い出すでしょう。