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99年12月25 (2)
   到着したときはまだ明るかったのに、あっというまに日が翳ってきて、寒さが身にしみるようになってきた。手がかじかむ!

  会場のテントにはイルミネーションがついていて、暗くなるととってもきれいだった。
入り口付近の8つのサーチライトが空に光の柱を投げかけている。

  行列のあちこちに屋台が出て美味しそうなものをうっている。
  蛍光棒売りのおばちゃんたちが「光棒、光棒〜〜」と、熱心に商売している。

  とりあえず1本購入。50元。

会場からはずっとリハーサルの音が聞えている。う〜早く始まらないかな。
5時半開場のはずが、時間をすぎてもリハーサルが終わる気配がない。
樹枝孤鳥だ! 早くちゃんと聴きたい。

入場をまつ観客たちは殆どんが大学生くらいの若者。でも、よく見ると男女とも結構
30代以降らしき人もいる。ちょっぴり安堵。ひとりで来ている年齢高めの女性もいた。
CDの歌詞カードを熱心に見ている。声をかけたい衝動に駆られたけれど...。
こういうとき流暢に中国語があやつれればいいと思う。(溜息)

6時。スタッフの人が、チケットのチェックに来た。チケットに紫外線をあてると青く光る
のがホンモノ。これを1万人分やるわけ????

6時5分。開場のアナウンスが聞える。やった!

じりじりと列が動き出す。ほんとにジリジリ。結局、会場に足を踏み入れることができ
たのは、7時過ぎだった!!
あれだけの人数を入場させるのに、入り口のもぎりの人は4人くらいしかいない!
こりゃあとの人たちを入れるのにどれだけかかるか...。

後から聞いたところによると、このときlaishanさんが、私を呼び出すために日本語で場内放送してくれたそうなのだが、結局、laishanさんのアナウンスは聞くことが出来なかった(T^T)。本当に申し訳ありませんでした。場内用のスピーカでしか放送されなかったのだろうか。場外にも呼び出しアナウンスはひっきりなしに聞えていたけれど、日本語は全く記憶にないのだ..。

会場内には重低音のリズムを刻む曲がずっとかかっている。

ずん・ずずん..ずん・ずずん....。

その曲がほんのすこし途切れる時、ステージのライトが突然ぴかぴかするとき。
場内からはどこからともなく「伍佰!伍佰!伍佰!」という伍佰コールが何度も湧き
起こる。

この声がいやがおうにも気持を盛り上げる。

8時少し前(正確な時間は憶えていない)ついに伍佰&China Blueがステージ奥から
シルエットをあらわした!

最初の曲の演奏がはじまったとき、全身が震えた。すごい!

※うろ覚えの会場図。

巨大スクリーンがステージの両側と
少し小さ目のがステージ中央にあった。
四つの支柱があって、その支柱をつなぐ梁にたくさんの紅白の風船がネットでつるされていた。

私がいた位置からのステージの眺めは豆粒より少しましなくらいの見え方でした。


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