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基本知識
水戸黄門第31部最終回「陰謀渦巻く福岡城」。
今回のシリーズの基本知識として黄門様は里見浩太郎、助さんは岸本祐二、格さんは山田純太。八重は岩崎加根子。
疾風のお娟(はやてのおえん)は由美かおる、風の鬼若は照英、アキは斉藤晶。この3人は忍者。
監督は金鐘守。この回の脚本は宮川一郎と岡本さとる。
この後の記述で「幼女」とはアキのこと。7歳なので年齢的には女児と書くべきだが、時代設定上幼女としている。また、「老女」とは八重のこと。
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導入
このシリーズではしばしば幼女を肩に載せて運ぶ男忍者。忍者たちは九州に先に向かう。「じいじ、お先に」
小夜(小田茜)登場。襲われる。音次郎(氷川きよし)登場。ぼこぼこやられる。しょうがないので助挌が追っ払う。
音「おとといきやがれ! まったく口ほどにも無ぇ奴等だ」
音「いやぁ、お兄さんたち、世話になっちまったな。おいら、本気でやりゃあ一人でも大丈夫だったんだがよ。また、会うかも知れねえが」
格「いやーもう合わないと思うけどなー」
助「会わない会わない」
・・・
音「道中くれぐれも気をつけてな」
歌いながら去って行く音次郎。
九州への船の上で音次郎と一緒になってしまう。
音「あれ!またあっちまった。船中一つ宜しくお願いします」
老女に見初められ唄を披露。
「はかぁーぁあーあぁーあぁーたぁーぁー」
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合流
九州に着いてさっそく小夜がさらわれる。すぐに気付いて助ける。
小夜の目的は行方知れずの父を助けることらしい。
博打場で働くお娟と鬼若。打つ音次郎。負けまくり。
音「はー、またかよ。いかさまじゃねえだろうな」
娟「何だって。あたしがいかさまやるような女に、見えるかい」
音「冗談だよ。ったく、しゃれのわからねえ姐さんだな」
一休みの後、半にかけたが丁と出る。
音「やっぱりね。ぇ丁だろね」
流れる緊迫した音楽が素敵。だが喧嘩には到らず。
忍者3人組は銅山へ。様子をうかがう。
そこへ追われている男が現れる。
「おじちゃん、これあげる」幼女突然出ていく。「あげるよ」
投げ付けると紙風船から粉が。一気に戦闘になだれこんでしまう。
銅山を逃げる男と忍者達。行き先に閉まった扉があったが幼女が隙間をくぐりかんぬきを外す。そして無事逃げ延びる。
「じいじ!」
忍者達と黄門様合流。
じいじの髭を愛しげに撫でる幼女。
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襲撃
男の家で話を聞いたりしつつ泊まる。
幼女のバストアップからカメラを引いて、見張りのため門の屋根に座る幼女と門の前をうろつく鬼若の図。
男の家を出るシーン。 画面中央下に幼女の頭が。普通に配置すると小さくて目立たないので1番手前に置いた模様。
「待って!誰かこの先にいるよ」
1番先に気付く幼女(^^;)
駆け抜けて弓矢を打たせる鬼若。でも、その後続いた者が打たれない保証はないなぁ。
その後、敵を引き付けるため仲間はばらばらに。
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偽物
黄門様達は人に出会って村発見。井戸の周りでミニ丈の着物着た若いおなご達が生足を惜しげもなく見せてるという無茶苦茶あやしい図(^^;)
格さん合流。だが偽物だった! 今の面子での最強の戦力である黄門様自らが立ち向かって追い払う(^^;;;)
迷惑をかけてはいけないとここを去ることにした一行。
男「それなら心配はいらねえよ。この村には何年も前から人は住んじゃいねぇ」
生足たちとその他大勢が襲い来る。
助さんと鬼若登場、追い払う。
「じいじ」
幼女登場。髭を撫でる。
村を去って後。幼女またしても画面手前に。
「敵が近くにいる」
まだ偽物がいるかも知れない。幼女に確かめてもらうことに。じいじとアキを除いたみんなを縛り付けてちぇっく(^^;)
「この3人の中に偽物がいるよ。アキにはわかる」
老女がくのいちに変身。お娟が登場して攻撃を防御。戦闘になって追い詰められたくのいちは自らの命を絶つ。
本物の老女も合流。だが先の戦闘で怪我人が発生。息も絶え絶えな怪我人に身分を明かす御老公様。そして絶えた。
敵の正体が鳴神の夜叉王丸(山口馬木也)だと気付く鬼若。奴は甲賀一の使い手、幻を操る男。炎をバックにした夜叉王丸の図。
御老公様「たとえ相手がどんな敵であろうと、私は一歩も引き下がりませんぞ」
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博多にて
そして博多へ。
肩に乗せられた幼女は神社の人ごみでもよく目立つ。
太鼓に合わせ歌う音次郎発見。だが一行にはまったく絡まず。
櫛田の社を根城にすることにした一行。そして情報収集。
御老公が真実に気付いて話しまくるシーン、正座して画面に映る幼女が大変そう。微妙に落ち付かない様子が見てとれる。
格さん発見。社で話を聞く。人が集まると小さい幼女は基本的に目立たなくなるものだが、そこはそれ、格さんの食事の世話をするために中央に陣取るわけだ(^^;) 邪魔にならない幼女の使い方を心得てるなぁ。
いちゃつく助さんと小夜を屋根の上から見る鬼若と幼女。幼女の目を覆う鬼若の表情がイイ。
父に呼び出された小夜。だが罠だった。そこに音次郎が助けに入る。鬼若が駆け付け小夜らを逃がす。 そして夜叉王丸登場。伊賀随一の鬼若と対決。
帰ってきた小夜。鬼若を心配し行こうとするお娟。
「お娟さん! ・・・大丈夫、鬼若はどんなことがあっても死なない。」
俯く幼女。顔を上げ「帰ってきた!」
鬼若登場。がくっと膝をつく。駆け付ける幼女。抱き付く幼女。
どうやら夜叉王丸は倒したらしい。
ここで音次郎の正体が明らかに! なんと今まで散々名前を聞かされた人だった!
お娟入浴。「いよいよ明日。楽しみ楽しみ」
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終結
清国のお姫様とお付きの設定で豪華な衣装で入城。幼女はお団子頭。いつものように喧嘩を売る御老公。
襲いかかる敵を正拳で打ち倒す御老公。戦闘に突入。さすがに幼女は目立たない。
印籠。いつもの衣装じゃないのでいまいち。
なので「切り捨てい」と言うが誰も付いて来ない。がっくり。
ここで登場する音次郎。助格と一緒に敵を連れていく。
出城する一行。幼女は隠れてる(T_T) そこでなんと小夜の父が生きているかもという情報が。 そこへ行く一行。駆け寄る小夜。しかし記憶の無い父には何もわからなかった。 歌う小夜。記憶を取り戻す父。幼女は隠れまくり(T_T)
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旅の終わり
去る一行。で、もうすぐ江戸。
老女「鬼若さん、どうすんのこの先」
鬼若「アキ様の御心次第」
幼女「じいじと一緒に行く」
そのころ音次郎も江戸に向かっていた。
音「やいやいやいやい、昼日中から若い娘さんに何しようってんだい!」
な「なんだとー!」
娘「旅の御方、お助け下さい」
音「まかしときな」
な「おい三下、やる気かい」
音「かかってきやがれ!」
幼女は鬼若の胸の中in西山荘で締め。