Roba−2号

 ROVER 216 : @1994

 SN 010 >>> Driven 2002 - 2005


The ブリティッシュ・インテグラ

、、、&、、、

英国スピリット満載の内外装 + 信頼のホンダ製ドライブトレーン!
日英のイイトコドリした優等生!

先代ROVERをRoba-1号としていたことからからRoba-2号を襲名!


  ・ ・ ・ 216クーペ ノ コ ト

     >>> # 英国製クーペ

     >>> # ホンダ製DOHC!

     >>> # グラスTOP&セミOPEN!

     >>> # 異母兄弟!



 # 英国製クーペ! 

 輸入・国産を問わず2Dr・クーペも随分と少なくなってしまったものです

 リチャード・ウーリー デザインのクーペ・スタイルは実にノーブル!
 標準で装着されている無粋なエアロを外すとその上品さが際立ちます

   
    ちょっとだけプジョ−の406クーペに似てるかも!?

 国産の2Dr車にはないオトナっぽい雰囲気が○

 ソアラやプレリュードがなくなって、スーツが似合う国産クーペはもうないと思う、、
 ジェームス・ボンドが日本車に乗ることはもうないのだろうな、、、



 # ホンダ製DOHC! 

 いかに雰囲気が良くても、やはり英国車は信頼性がネックです!
 まして日常のアシとして使用するのであればなおさらのこと

 しかしこの216ホンダ製ユニットを搭載した中身はまんまホンダ車なのです!
 当然、シビックと同等の信頼性であり、アコードのようにメンテフリーなのです!

 ホンダ製16バルブ・DOHC + PGM−F1 >> 実に気持ち良く回ります!

 D16型 → B16型のVTEC無しバージョン!
 VTEC無かった頃のテンロク最強エンジンと同等なんだから街乗り&通勤には十分



 # グラスTOP&セミOPEN! 

 このクルマ、実に凝ったルーフを持っています

 ルーフのほぼ全面が左右2分割のグラスTOPになっている!
 そのうえこのグラスを左右独自チルトUPしたり、取り外したり(!)できるのです

 さらに(!)左右のTOPを外した後に残るセンターバーもONEタッチで外すことができるのです!
 全てのパーツを外してしまうと左右のフレームのみが残る巨大な開口部が現れます
 全開時の216の開放感は、ほぼOPENカー
 (実際、タルガTOPを外した914と同等の開放感でした!)

       
 ハメ殺しだったCRXのグラスTOPはドライバーには大して恩恵無かったけど、、
 216のルーフはチルトUPしたり外したりできて〇



 # その他 ・ いろいろ! 

 ・フルレザー仕様!
  フロントはもちろん、リアシート、ドアの内張り、リア内張りまでも本物のコリノ・レザー
  ダッシュボードのローズウッドと相俟ってブリティッシュ感満点(笑)

   
   ↑元のシートが傷んでいたので220のシートに交換しています
   216のオリジナルはタン色+黒のパイピングなのだけど、、
   220のシートは黒レザー+エンジのパイピングになる

 ・なんちゃって3ナンバー!
  216はその名が示す通り総排気量1600ccなのだけど、、
  車幅が1.7m超なので3ナンバーとなってしまうのです!
  (実はたった25mm超なだけで、しかもそれはフェンダガードの分!!!)
  因みに、、2台め216はフェンダーガードがないので”5ナンバー”

 ・MOMO(5台目!)
  ボスだけ買ってプレッソから引き継いだMOMOのハンドルに交換
  このステアリングはMR−2から数えて5台目の装着!



* * * マニアックな話 * * *


 # 異母兄弟 

 216には同じ車体に異なるエンジンを搭載した兄弟車が存在します

 、、只、、

 その兄弟220はホンダユニットではなく、
 ローバー製2リッターのターボユニットを載せているのです!

 同時期に(!)同じシャーシに(!)メーカーの異なる(!)ユニットを搭載する兄弟車が
 カタログラインナップされるのはスゴク珍しいことです
 さらに特筆すべきなのは、、、
 ホンダ製1.6Egとローバー製2LEgはエンジンとミッションのオフセット位置が左右逆なのです!
 ( よく載っけたもんだ、、スゴイぞローバー社!!、、)

 面白いのは輸入ユニット(ローバー側から見て)の216は1.6にしては高価で、
 英国製ユニット220は2Lターボであるにも関わらず比較的安価となり、
 両車はほとんど同じ値段でセールスされたのでした

 当然、お買い得感のある220の方がよく売れたのですが、、
 ターボを造り慣れた日産やルノーならいざしらず、
 経験の無いローバーなんかが俄造ったターボEgがまっとうなはずも無く、、
 お約束のごとく220は壊れまくり、ローバー200系クーペ>泥沼(!)伝説をセッセと造ったのでした!

 そうした意味では220は英国車らしいといえるのですが、、(216&ホンダ万歳!)


* * * Roba-2号 のこれまで * * *

流石ホンダ製の中身は簡単な整備ですぐに調子を取り戻した!

デスビキャップ、ロータ、Pコード、交換
 (点火系は再生の第一歩>全てインテグラのパーツと同じ)

ATフルード交換
 (中古AT買ったら必須>ホンダATF)

バッテリ交換
 (バッテリだけは外車仕様、、高い、、)

ブレーキパッド交換
 (インテグラのパーツと同じ)

タイヤ交換
 (50が付いていたのだけど60に変更!標準は55扁平)

Fシート交換
 (220ターボのブラックタイプに交換)

オーディオ交換
 (CDが無かったのでアゼストのチェンジャを装着)

アルミ交換
 (ヤフオクでメチャ安のアルミを入手!!付けてみた!)



* * * そ し て * * *    

走りといい、数多くのギミックといいかなり気に入っていた216だったのですが、、、
突然のカヌーブームでやってきたカヤック積載問題によって
古鹿1号にその後を譲ることになりました・・・

   
    カリブと216の入れ替え

この216とのお別れは未練タラタラで、、
実際、正妻968を引退させ、216とカリブの2台体制すら考えたほどだったでした!
今でも216はもう一度乗りたい候補No1!なのです!

そして2年後、、、968のリタイアを機に216クーペへとカムバックを果すことになります