ROVER 216 CUPE : @1995
SN 013 >>> Driven 2007 - now
帰ってきた!ブリティッシュ・インテグラ!
、、、&、、、
通産13台目にして初のリバイバル!
英国スピリットとホンダギアのコラボモデルは2代目はファーストカーとして!
3台目のROVERなので正当にRoba-3号を襲名!
>>> # ホンダ・エンジン!
>>> # グラスTOP&セミOPEN!
>>> # 初号機の残念!
>>> # コニサー!
>>> # そして10年 ・・・
>>> # ワンオフ・マフラー
>>> # 走り屋じゃないのに、、
>>> # 思い出のル・マン
>>> # ばんぷら!
# 絶版・ローバー車(社)! |
ドイツ車ともイタリア車ともちょっと違うノーブルな雰囲気が英国車の特色だと思います!
しかし、英国製大衆車の最後の雄であったローバーも現在は絶版メーカーとなりました
メーカーごと途絶してしまったので、これからレア・モデルになるかも?!
(→ 2022年現在:”Goo”で探しても同じ車は1台もヒットしなくなった)
比較的小型の車体にレザーやウッドを多用して、小さな高級車を作るコンセプトは
バンプラに通じるものがあると思う → RT型の416などはまさに現代のバンプラでは!?
などと思っていたら、、216にはかつて本当にバンデン・プラス仕様が存在していた!
# ホンダ・エンジン! |
いかに雰囲気が良くても、英国車はやはり信頼性がネックです!
216クーペも最終型(W型)はローバー製の”水漏れ”K型ユニット搭載なので、
信頼と高性能のホンダ・ユニット(↓)が乗るのはこの95年型(V型)が最後!
D16型エンジン>>>B16のVTEC無し輸出仕様です!
当然、シビックと同等の信頼性であり、消耗品なども簡単に入手可能なのです!
ホンダ製16バルブDOHC + PGM−F1 → 実に気持ち良く回ります
滑らかに伸びあがる回り方は他社のエンジンにはない美点!
かつて先代216とポルシェ968を同時所有していた頃、、
速さではポルシェに及ばなかったけれど、軽快感は216のほうが上でした!
# グラスTOP&セミOPEN! |
216クーペ・カムバックの最大の理由がコレ!!!
このクルマ、ルーフのほぼ全面がグラスTOP(↓)になっているのです
更にこのGルーフは左右独自にチルトUPしたり、取り外したり(!)できるのです
そして、クローズ時の対候性と静粛性は普通のセダン並!
MGF(幌)と最後まで迷ったあげく、、216クーペを選んだ理由がコレ!
(この車を購入した店に同価格で程度の良いMGFが売られていて少し迷った!)
全部のルーフを外すとそこそこOPEN気分を味わうことができます!
(個人的にはフルOPENよりもこういう囲われ感があるほうが気楽)
# 初号機の残念! |
そもそも初号機216を購入したのは、、当時のメイン車であったポルシェ914が
エアコン無し、乾式単板クラッチ(レーサーかっ!)、繊細なシンクロ、サーボの弱いブレーキ、、
などのせいで乗り回すのが疲れる(!)クルマであった為、
気軽に街乗りできる小型クーペ(当初はAE92のつもりだった)を求めたのが始まりでした
そうして手に入れた216でしたが、セカンドカーの宿命で、
お金も、時間も、ポルシェ優先になってしまい思うようにモディファイできませんでした、、、
(冷遇されていた割にトラブル知らずで感心した、、さすが中身はホンダ!)
今回、968のリタイアを機に216にカムバックするにあたり、
今度はメイン車として、予てから暖めていたモディファイ計画を敢行することにしました!
先代ロバ2号の最終仕様 >>> カラーモール、アルミ、etc
# コニサー! |
嘗て、ローバーが終焉を迎えようとしていた20世紀末、
リチャード・ウーリー監修のもと最もローバーらしいモデル・75が登場しました
上品さと個性を兼ね備えた美しいセダンで、特にヨーロッパのインテリ層に好評でした
もう3年早く登場していたら、ローバーは倒産しなかったかもしれません!
その75シリーズには、コニサーと呼ばれる上級グレードがあり、
それはもう上品でセンスの良い内装(↓)をしておりました
そこで、この75コニサーをモチーフにして2号機をモディファイすることにしました!
名づけて、ローバー216クーペ・コニサー・コンセプト!!!
因みに216クーペのデザイン(セダンからのモディファイ)もウーリー氏の手業!
#コニサー計画マークT・MGFメーター |
コニサー計画の目玉のひとつがコレ!
殆ど知る人はいないけれど、、216とMGFは同じメータASSYを搭載しているのです
正確に言うと、、216がオリジナルで、MGFが216のメータASSYを流用しているからで、
基を辿ると初代ホンダ・コンチェルトのASSYであり、、その為(!)全て日本精機製なのです
(英国の車屋はこの手の流用をよくやる!>>日本の車屋=メーカー、、英国の車屋≒ビルダー)
216のメータは素っ気もない黒パネルに白色指針(ホンダ仕様)になりますが、、
MGFはアイボリーのパネルにチョコレートブラウンの指針となっていてとてもお洒落です!
上がMGF、下が216のメータASSY
ということで216にMGFの洒落たメーターパネルを換装することにしました!
しかし(!)、、同じケースASSYとはいってもガシャポン交換というわけにはいきません!
何故かというとMGFはMT車で、216はAT車(シフト・インジケータがある)ということと、、
各種のワーニング・ランプの配置が両車は異なっているからです!
そのままガシャポンしてしまうと、、半ドア警告灯の替りにABS警告灯が点灯したりする
そこで、ASSYを分解して、計器パネルだけを交換してゆきます!
せっかくなので、、タコとスピードだけを交換して、”二眼風”にしようと考えたのですが、、
(、、やってみた、、オクタゴンがカッコイイ!)
ここで、、この手の小細工にはツキモノの想定外の不具合が発生!、、(燃えるZe!)
じつは、、MGFはスピードとタコのパネルの”仕立て”がまるで異ることが判明!
ナンノコッチャ??、、って感じですが、、
タコ側は目盛と数値が透過仕様になっていて、夜間パネル裏側からの照明で文字が浮き上がる”透過パネル”!
対してスピード側は目盛も数値も塗料で描いたレタリング>>夜間は表側からの照明がないと見えない!
、、、ということが判明しました!
216は透過仕様で、MGFは昔ながらの照明仕様なのは事前に確認していたのだけれど、、
MGFのパネルどうしでこのような仕様の違いが在るとはさすがに驚いた、、流石英車クオリティ!
燃料計と水温計をオリジナルのままにすると、どうしても透過照明用のパネル裏のランプが必要になり、、
そうするとタコ側のメモリだけが透過で浮き上がり、、スピード側は真っ暗(!)になってしまう!?
それではカッコ悪いので、、しかたないので全部交換して>>”全部間接照明にする”、、ことにしました
照明カラーは周囲イルミとのバランスを重視してオリジナルのオレンジです(MGFはイエロー)
( 換装を完了しMGF仕様になった216のインパネ、)
このアイボリー(ホワイトじゃない!)のメーターはとても上品でお気に入りの装備になりました!
#コニサー計画マークU・スイッチトリム |
コニサー計画そのU、小技を一つ!
コニサー化 → 能動的なモディファイ → ”無味な部分の排除”、、と勝手に考えた私は、、
各部に散逸する素っ気ない処を排除することにしました
2手目はPWスイッチのトリム交換です
216のインテリアは基本的に黒に近いグレーの樹脂モールドをベースとして、
ここにサンドベージュのレザーを配するコントラストの利いた内装をもっています
各部にグレーとベージュの境界があり、デザイン上のアクセントになっているのですが、、
所々にこのアクセントが破たんしている箇所があるのです!
幾つか気になる個所があるのですが、、その一つがPWスイッチ周り、、
オリジナルのPWスイッチ周り>>黒い塊!
まるで、、黒い塊、、これを改善する方法をある日、思いつきました!
実は216にはカブリオレの設定があったのですが、、
このカブリオレには、通常グレーの内装がすべてベージュの仕様があったのです!
このパーツを用いれば素っ気ない”黒い塊”を排除できるかもしれません
部品を探すこと2年!、、、とうとう見つけることができました!
スイッチカバーを色違いに交換するだけなんですが、、手順が多くて結構大変!
ドア内張りを外す>>SWケースを外す>>ケースを分解>>カバー交換>>元に戻す!
レザーのグラフィック・ラインも復活して◎
背景:黒/中枠:白/中心:黒 >> 暗/明/暗のキレイなコントラストが出来上がりました
スイッチポッドもより立体的に見えるようになりとてもGOOD!
せっかくなので、、面倒だけど助手席側もやりました!
助手席側は、、あまり変わり映えしないけれど、、、
#コニサー計画マークV・コンビレザーハンドル |
コニサー計画のもう一つの目玉となる大技!
無味な黒色のステアリングをインテリアのベージュとコーディネイトすることにしました
216のステアリングは一応レザーなんですが、、黒一色で味気ないことこの上なし、、
しかも、、37cm径で、、操作していてキレがない!
オリジナルのSRS付ハンドル>味気なし!
先代216はSRS非装備(!)だったので早々にMOMOに交換してたのだけど、、、
今回は換装すると折角のSRS(エアバッグ)が無くなってしまう、、、ウウ〜ん
MOMOに換装してた先代の216
(↑因みにプレッソからの引継ぎ)
そこで、、また、、”英国人の使い回しグセ”を頼ってみることにしました
、、なんか、、他車のパーツで使えそうなモノはないものか?!、、と!!
、、、探してみると、、、やっぱりあった!!!
同じローバー・グループの中で幾つかの車に共通のSRS装備を使い回していました!
当時SRSは標準化が始まったばかりで、車種ごとに専用品を開発する余裕がなかったようです
素材やデザインの僅かな差で各車種用に仕立ててありますが、実質は同じ部品を使った同一装備です
最初に発見したのは、ローバー・ミニ・アニバーサリー(限定車)のステアリングです
216のそれと基本的には同じですが、サイド部分がサンド・ベージュのコンビ仕様になっています!
しかも、とても嬉しいことに(!)外径が10mmほど小さいのです!
SRSを活かしたままインテリア・コーディネートと小径化が一気にできてしまう!(ガッチャ!)
左:ミニのSRS付ハンドル、右:216
そして、、予想はしていましたが、、MGFにも類似仕様のステアリングがありました!
MGFの場合はアビンドン仕様(?)の場合にベージュのコンビステアが装備されます
、、、同じベージュのコンビ仕様でもミニとMGFは配色が逆です!
左:ミニのステア、右:MGFのステア(SRSは使い回し)
面白いのは、ほとんど配色違いだけのように見えるこの2つですが、、実は細部に差があります
ミニ用はとくに何もありませんが、MGF用には黒い部分にディンプル加工が施してあります!
ミニとMGFのコスト要件の差、、ということでしょうか?!?
まあ、、どちらもベージュ部分の色合いは、216の内装とぴったりマッチするのでOKです!
、、、が、、、
ここでも、、お約束の予期せぬ不具合が発生しました、、(燃えるZe!)
実は216のSRSは黎明期の装備(モデル登場時にはSRSの装備はなかった)であり、
システムが発展途上にあったからか、後年のミニやMGFとは仕様が少し違うのです!
216ではSRSの制御BOX(衝撃センサー?)はステアリングの中に配置されるのですが、、
ミニ&MGFでは制御BOXはダッシュボード側に設置するように変更されています
その為、ミニ&MGFのステアリングには制御BOXを納めるための”仕上げ”がされていません!
どういうことかというと、、、
部品そのものは216と同じ形状になっているので、BOXを納めるスペースは在るのですが、、
そのBOX用のスペースにウレタン・フォームが大量に流れ込んでいたり、、
BOXを固定するビス穴自体は在るのに、そこに”タップが切ってなかったり”、、するのです!
〜〜やってやる!!
ということで、邪魔なウレタン部分を切除し、BOX固定用のタップを切る、、処置を施します!
タップを切っています〜
ブツブツ言いながら、、作業を進め、、どうにか制御BOXをステアリング内に装着しました!
このての障害って、、直面した瞬間は、、”マジかッ!?”、、とショックを受けるのですが、、
解決できた時の”達成感”が大きいのと、、”自分だけの装備”ができた”満足感”が味わえるので
、、有意義なイベントとして楽しめるようになってきました〜〜これがホビーってことなのか(笑)
とりあえづミニ用でビフォー(上)&アフター(下)!
暫定の全部入り写真(メータ+SW+ハンドル(MGF))
当初は季節ごとに取り換えたりしていたのですが、、だんだん面倒になり、、
最近はほとんどMGF用です、、ミニ用は”握るところ”が薄色で汚れやすいこともあり、、
#コニサー計画マークW・ウッド空調パネル |
コニサー計画4手目の大技!
黒一辺倒の空調パネル廻りをRTの部品でウッド仕様にすることにしました
パネルのウッド化については、上から貼るタイプのアフターパーツもあったのですが、、
所詮それらは被せモノ、、段差や隙間ができてしまい余計に安っぽく見えるだけ!
コニサー計画では、もう少し凝った手法でパネルのウッド化を試みました!
とは言っても、、また(!)他のロバー車からの流用なのですが、、
今回はXW系の後継車であるRT系のローバー416からの流用です
RT系はXWシリーズの後継モデルで、HBが新216、セダンが新416です
(4drのRTは小さな75とも言えるすてきなクルマ!)
ROVER416(第二世代:RT系)
さて新モデルのRTですが、、相変わらずコンチェルト=XWの部品を流用しています
今回、頂戴する空調操作部ASSYもその一つです
(ちなみに、、MGFの空調パネル部も基本的には同じASSYです)
RTのパネルでは、XWでは黒い樹脂の部分が木目調の化粧仕様になっています
今回はコレを頂戴してXWの空調パネル部を木目調にモディファイします
216オリジナルの空調パネル!
、、が、、ローバーは今回も、、そうやすやすとはガシャポンさせてはくれません!
今回は事前に問題点が解っていたので、打開策を用意してのいたのですが、、
その打開策が面倒すぎて、、移植用部品を入手してから1年近く手を付けられませんでした、、
(忙しかったのもあるのですが、、向き合う気力が出なかったというのがホンネです)
その問題点が、、ACのスイッチです!
XWでは空調パネルの下部中央にセットされているのですが、、
RTではACスイッチがダッシュ側に配置された為、パネルにACスイッチ用の穴がありません!
メクラ蓋なら外せばよいのですが、金型で修正されていて穴は完璧に塞がれています!
RTの木目調パネル>>穴がない・・
気力を、、振り絞って、、、〜〜やってやる!
と、、いうことで、、リューターで加工していきます!
細心の注意を払いながら削ってゆき、、角がRの長方形の穴を形成しました(〜職人芸!)
左:XWのオリジナル、右:加工したRTのパネル
スイッチを付けてみた>>カッチとはまってくれた!
早々に車に装着!、、パネル部のほかにいろいろ着脱作業が多くて面倒、、、
どうにか所定の位置に収まったRTのパネル
後は、、外したモノを順次装着してゆくだけです、、ゴールは見えたか、、
換装が完了して木目調になった216のコンソール
背景:黒/中枠:茶/中心:黒となり、キレイな暗/明/暗のコントラストに仕上がりました
空調ダイヤル部の3つの円形がクッキリと映えて、黒一色の時よりも能動的になったと思います
ダッシュ・ボード上部のウッドパネル(こっちは本物)との色目バランスも良好で、、
周辺インテリアとのマッチングも良いと思います>>>流石、純正部品!
# そして10年 ・・・ |
そして、、、”アっ”、、という間に10年が過ぎた!( ← @2022 )
クルマは27歳になったけどまだ健在!、所有歴も15年を超えて更新中!
わざわざリバイバルしただけあって、乗り換えせずに付きあえている
この間、2回のオールペン、4回のタイヤ交換、革シートの補修(↓)、などを実施
革シートのステッチがダメになってしまった → レザークラフトの工房で再縫製
また最近は車齢が18歳を超えたので更に税金が高くなってしまった!
車齢が13年を超えると自動車税が割増徴収されることは割と知られているようだけど、
実はその5年後、18歳を超えると重量税も重加算されるようになる!
ほんとに、、”古いモノを大事に使い続ける事は罪なのか?”、、と言いたい!
(英国ではクラッシックカーは減税されるんだよ〜!?)
只、この13歳問題、、自分にとってはメリットが無いわけでもない
13歳問題で、程度極上の掘り出し物が”捨て値”で売りに出されることがある!
うちに来たローバーもジャガーも13歳問題で前オーナーに見放されたクルマ
車体が十分に格安ならその後の増税分を差し引いてもお得かもしれない!?
# ワンオフ・マフラー |
このクルマに乗るようになって10年余、、最大のピンチだったのが排気系の腐食
最初は小さな排気漏れだったのだけど、塞いでも塞いでも、次々と漏れが発生する
実は、触媒からサイレンサーまでの間の全域でパイプがダメになっていた!
元々パイプ材は”C型断面”の開いた部分を溶接して”O型=筒”にしているのだけれど、
この溶接部分がパイプ全域で腐食してグズグズになっていた!
当該部品はコンチェルトの部品なのだけど、古いのでホンダでも欠品
10年前なら、ドナーさんが沢山いたのだけど、最近はこれも皆無
このままでは”車検が通らない!”
→ 代替部品を調達できなければ廃車!
生き残る手段は、”高額なワンオフ製作” しかなくなってしまった、、、
今回は、本当に悩んだ、、いっそ終わりにしようかと、、
悩みぬいた末、、ワンオフ製作を決意!
折角なので全てSUSで作り直してもらった → 20万円也!
(中央チャンバー、中間ハイプ、サイレンサー、全てSUS製に!)
セレステックさん >> スズキのワークス用とかも作ってるそうで”鳴く”排気音になった!
↑上まで廻すとヨシムラのサイクロンみたいな音がする!
また、溶接部のキレイさは神業級! → まるで手芸のようなキレイな波ヒダ!
(自分も溶接の経験があるのでコレの凄さがよくわかる)
# 走り屋じゃないのに、、 |
自分のスタイルは ”気持ちよく走れるライト・カスタム”
走りを極めるつもりはないし、拘ったチューニンングをするつもりもないのだけど
長年の修理&メンテの結果、足回りは結構豪華な仕様になっている!
ショック・アブソーバー → モンロー・リフレックス
ブレーキ・ホース → ロッキード・ステンレス・メッシュ
ブレーキ・ローター → ブレンボ
ブレーキ・パッド → フェロード
キャリパー → ルーカス(※これは純正)
古い車の部品は低価格な汎用品から廃棄され、高価なブランド品ほど長期在庫される傾向にある
だから旧車の消耗部品を探すと成り行きでブランド物の在庫品にあたることが多い
そうした部品を組み込んでいるうちにいつの間にか”通の走り屋”みたいになってしまった
初めて行くピットなどでは、”相当、拘って仕上げてますね!?” とか言われてしまう
(↑豆腐屋のオヤジを見るような目で見られる)
意識してやってきたわけではないのでなんともハズカシイ
# 思い出のル・マン |
有名な耐久レースの話ではなく、タイヤのハナシ、、
6年目のブルーアースのサイドがヒビ割れてきたので交換することにした
このタイヤ吸音スポンジなる装備があり、驚くほど静かになった!!
周波数の高い帯域のロードノイズが劇的に少なくなり、別の車体のように思える
ただ、、高い周波数の音が無くなったことで、、
それまで聞こえてこなかった”くぐもった音”が耳に届くようになり少し違和感も感じる
(タイヤが凹む際の”ペコ、ポコ” いう音がよく聞こえる)
またタイヤ自体がよく撓むようで、、ハッキリ言ってコシが弱い!
まるで昔の70タイヤみたいなフィーリング!(装着したのは55扁平 )
劇的に静かになった替わりに、、確実にハンドリングのキレがなくなった!
”煩いのは嫌なので、静粛性に極フリしたいと思います”、、ということか!?
実は”ゆるい”ことは事前に知っていたけれど、それでもこの製品を選んだのは、、
自分が初めて買ったタイヤがダンロップのルマンという製品(↓)で懐かしかったから!
→ 30数年前、ルマン・J2(ジーツウ)という製品を”セレステ”に装着していた
なけなしのバイト代をつぎ込んで購入した新品タイヤは特別に輝いて見えたっけ、、
もう一度、”LE・MANS”と刻まれたサイド・ウォールを見てみたくてコレにした!
# ばんぷら! |
そして2021年、、、久しぶりにXW(216)のモディファイを再開した
思いつくことはやり尽くしたと思っていたのだけど、とあるきっかけ(↓)で再始動!
部品を買ってるパーツ屋さん(↓)から、”XW系にもバンプラがあったらしい”との情報が!
>>> Rimmer Bros Parts & Spares
ヨシっ!(現場猫)、、”バンプラしよう!”
ひと昔前は、クルマ好きには”バンプラ”で通じたのだけど、、
最近は、”??、、ケロロ軍曹が好きなやつ??”、とか言われてしまう ← それはガンプラ
バンプラとは、”Vanden・Plas”というコーチ・ビルダーのことで、
元々は英国の上流階級の皆様のために、上質な”馬車”を造っていた会社(?)
近代では、馬車ではなく上流階級向けの自動車を造っていたメーカー(?)
オースチン車などをベースに仕立てた”プリンセス”などが有名だけれど
実はローバー車もベースになっていることが結構あり、
初代216(SD系≒バラード)ではなんとカタログ・モデルになっていた!
(Wiki より)
本国のみの受注生産だったらしく、一般向けにはあまり販売されなかったらしい
>>>
" Vanden Plas " のフォントがとても上品!
2代目216(XW系≒コンチェルト)ではカタログからは消えたけれど、、、実は、、
本国限定で、、ディーラー受注のカスタム仕様として極少数が造られていたとの情報を入手
それは誰もが買えたわけではなく、一部のディーラーだけが特別に取り扱っていたらしく、
上流階級子女の特殊な事情(↓)の為に特注で造られていたようです
>> 英国製でなければならない!(←最重要)
>>アッパークラスの方々の車(ベントレーなど)に対して控えめであること
>>それでいて大衆車とは異なる上質な仕上がりをもっていること
これらの要件を満たすべく、”バンプラ仕様のローバー”が製作(!)されていたようです!
バンプラはシートが違うんですよ、マダム!
そして、思い起こせば、、割合と有名な噺として、、、
チャールズ皇太子は若いころに、、ローバー・800クーペにお乗りになられていたし、、
亡くなられたダイアナ妃も、、プライベートでローバー・600に乗っておられました
おそらくそれらは”素”のローバーではなく、”バンプラ仕様”だったのではと思われます
限られた人達のための特別な仕様、、、”なぁ〜んて燃える響きでしょう!”
ということで、、僅かな情報を頼りに216クーペのバンプラ化を試みることにしました
# ばんぷら計画マークT・ウッドステアリング |
XWのばんぷらには固定仕様はなく、毎回、顧客の要望に沿ってカスタムされたらしい
基本は上等なパーツを組み込んで”上品に盛ってゆく”とのことだった
(↑ 工房で”ばんぷら仕様”を作っていたという元職人からの情報)
”バンプラ化 = 内装の高級化” ということなら、手っ取り早いのはウッド部品の導入 です
そこで”ばんぷら化”の一手目としてROVER純正のウッド・ステアリングへの換装を実施
XWにはウッドステアのオプションはなかったのでまたローバー他車の部品を流用します
今回もMGFのオプション部品(※)を入手してSRSを活かしたままウッド化します
※ MGFでもオプション設定があった期間が短いので超レア
MGFのステアリング流用はすでに経験済みなので、換装作業は速やかに完了!
ステアリングのウッド化で、以前よりも落ち着いた雰囲気になったように思う!?
”ばんぷら”へ向けて一歩前進!?
後日 → ウッドステアは日焼けで退色して、最悪ヒビ割れるとのことなので元に戻した
(当該品はものすごくレアで本国でも貴重品らしいので温存することに、、)
再後日 → MG仕様へのモディファイの際に再装備!
# ばんぷら計画マークU・幻の4灯ヘッドライト |
多分日本には入っていない幻の純正4灯ヘッドライト!
目立たないけれど、、今回のモディファイの目玉!
XW系のオーナーだった人は、一度は”???”と思ったはずのヘッドライト!
H4バルブの内側に使われていないライト装備が存在している!!!
バルブの台座、リフレクター、正面レンズのカッティング、背面のサービスハッチ(蓋)、
バルブさえ付ければすぐにでも4灯にできそうな状態なのに何故か2灯・・・
(日本に導入されたXWのヘッドライトはH4バルブの2灯仕様)
実は4灯として設計されていたものが、諸事情で簡略化されてしまったらしい
が!、モデル登場時の極少数の初期生産ロットは4灯仕様だったのです!
この4灯仕様は本国のみで販売されたようで日本には入ってきていません!
(旧ローバー・ディーラーの人間も知らなかったので間違いないはず)
市場に出た初期ロット車は少数でしたが、4灯仕様の部品はソコソコ余剰があったらしく
非公式オプションとして本国の一部のディーラーが取り扱っていたようです
特別な顧客の為のとっておきの部品☆彡として ← ” 燃える展開ダ!”
今回は、コノ4灯仕様のライトASSY(新品)を特別に譲ってもらえたので装着します
(前述の元職人がMGFメーターの換装を褒めてくれた → そのご褒美 → 只ではない!)
〇の部分にH1バルブが装備されてハイビームとして機能する
国内用の2灯仕様ではH1用の台座部分が塞がれていてバルブ自体が装着できない
また、ハーネスや固定具も存在しないので光軸を定めて点灯させることもできない
上:日本版2灯仕様、 下:本国版4灯仕様
レンズのカットもほとんど同じで、よ〜く見ないと違いは解らない ← 少し残念!
LOWビーム状態だとライト点灯時の見た目も以前と変わらない、、、
LOWビーム点灯時 ← 2灯仕様時と同じ見た目
トヨタみたいに内側がフォグだったら普段から違いが判ってよかったのに、、、
Highビーム点灯時 ← 内側のH1が点灯する4灯仕様
(外側のH4バルブのハイ側は点灯しない!)
まあ、一見ではわからない見えない上等さのほうがバンプラらしいのかも!?
”ばんぷら”へ向けてもう一歩前進!?
内側のハイビームが機能するXWは国内ではうちの子だけではないかしら?!?
(そもそも、、まともに稼働している個体自体が超少ないはずだし、、)
# ばんぷら計画マークV・ナ・カ・ミ・チ |
オーディオは紆余曲折の末、再生した旧型アルパイン(↓)で落ち着いていたのだけど、
近代化(MP3対応)も兼ねて”ばんぷら”に相応しい仕様に再構築を試みることにした
↑全コンデンサをニチコンの金MUSEに交換して再生したアルパイン
(弱点の切れやすいイルミの電球もLEDに換装してある!)
自分が若い頃、、車を買ったら量販店で好みのオーディオを取付けるのが常だった
そこで、クラリオン、パイオニア、ケンウッド、アルパイン、などのブランドから、
好みと予算に応じてアンプやデッキ、スピーカーなどを選んで自分の車に装着していた
その頃、、それらとは一線を画する高級カーオーディオとして”ナカミチ”というブランドがあった
ベンツやポルシェのディーラー・オプションになっていて、他のブランドの何倍ものお値段だった
単なる高級機というだけではなく、拘りに金をかけられるデキル大人の装備というイメージだった!
そんなナカミチも21世紀になってからは経営が悪化し、いつの間にか姿を消してしまった、、
ナカミチで自車のオーディオを組むのは一つの憧れでもあったので何とも寂しく思っていた、、
ところが最近、消えて久しかったナカミチ製品が現在も入手できる(!)ことを知った
USでナカミチ・ブランドを継承した企業が今もカーオーディオを造っているとのことで、
以前のようなハイエンド機器ではなく、どちらかというと中級機のような内容だけれど、、
それでも Nakamichi のロゴはそのままで、見た目と雰囲気はそれなりになっている
↑ ケーブルはベルデンで引き直し ↑ USBポートがあってMP3再生もできる!
もともと、それほど音響に拘る方ではないので、そこそこの”音”で鳴ってくれればそれでいい
かって羨望の目で見た Nakamichi マークの装備を載せる、、という情緒に浸ることにした
さりげなく言いたい、”自分、音(音響)はナカミチです”って!(←嘘ではない)
※ 追記
どうもこのUSモノのナカミチ、、中身はロック・フォードのOEMみたい!?!
どうりでお安い訳だ、、かつてのナカミチはこんな値段じゃ買えなかった!
まあロック・フォードは嫌いじゃないし、、中華製のニセモノよりはよほどイイ!
# バンプラ計画マークW・めざせアストン! |
チャールズ皇太子の800・クーペを目指して
↑ ↑ ↑ 本当はアストン・マーチンに 乗りたかった 乗っていたかったらしい!
英国王室のポリシーとして、”王室は大衆とともにある”、というのがあるらしく、
大英帝国の王子といえども、それほど贅沢はさせてもらえなかったようなのです。
王子はしかたなく大衆車:ローバーで一番アストンぽい800クーペに乗ったのだとか?!
(↑公務でローバーのアンバサダーにも任命されてしまったし、、)
ローバー800クーペ( WIKIより )
※ 実際は! → 王子は21歳の誕生日に女王からDB6(↓)をプレゼントされていた!
この車はオープンだったので普段は足グルマ(→ローバー)に乗っていたらしい、、、
(↑昔聞いた前述の美談と全然違う!?、、、少々幻滅!?、)
この、、”本当はアストンに乗りたかった”、という話は、
宝くじが当たったらアストンを買いたい私としては、妙に共感を覚える部分です
よ〜し!そういうことなら、、自分もアストンを意識してみよう!
ということで、ばんぷら化のメニューにアストン風のひと手を加えることにしました
自分の考える ”アストン風” とは、、”紳士のGT”です!
そこで”GT感を演出する”ためにMGFから頂戴した”油温計”と”時計”を増設します
このメーターは先に流用した主メーター(日本精機製)と統一デザインのVDO製
MGFの油温計 同:アナログ時計
ただ問題は、この補助メーターは両車の間で共通する装備ではないことです
MGFでは2つのメーターはCコンソールの最上部に配置されているのですが、
XWはオプションでも補助メーターを装備しない為、ソレを配置する場所がありません
MGFのコンソール → 最上部に油温計と時計
かといって、”走り屋風”にダッシュ・ボードの上に”陳列”するのは趣旨にあいません
あくまでも、、自然体でさりげなく装備しなければ ”ばんぷら” には相応しくありません
そこで今回は、アッシュトレイ下の空きスペースを加工して2つのメーターを配置します
イメージとしては、フェラーリ・308GTB(↓)の中央コンソールです
↑ シフトの前方に2つのメーターが配置されていた
コンセプトは定まったので、具体的に作業を進めてゆきます、、が、、
本来とは異なる場所に配置するためかなりの加工が必要、、
とにかく、やることが多くてなかなか作業が進捗しない、、
まず、メーターそのものの整備 → ジャンクの部品はそのままでは作動しなかった
→ ついでに両メーターの照明をLED仕様に改造!
LED→明るすぎると浮いてしまうので輝度レベルを調整
次に油温計のセンダー探し → MGFの油温計と適合する温度センサーを探して取得!
ついでにダミーにする抵抗値の割り出し → 当座はダミー抵抗で疑似的に油温を表示する
取得した温度センサー(中華モノ)
そして最後の大仕事 → メーターのブラケットを目標スペースに合うように加工します
大まかな外枠寸法を決めたら、後はひたすら現物合わせで削ってゆきます!
上下を逆さにしてコンソールに収まるように削ってゆく!
夜な夜なブラケットを削り → 翌朝、出勤前に合わせてみる → 帰宅後、干渉部分をまた削る
このループを延々と繰り返して、ブラケットの形を整えてゆく
1か月ほど削ってやっとコンソールにフィットするようになりました!
配線を繋いで最終組み立て!( ↑ 写真のヘッドユニットはナカミチ)
どうにか狙った位置に収まってくれた( ↑ 上段のヘッドユニットはナカミチ)
素人仕事にしてはキレイに仕上がったと思う
明るすぎないように工夫したLED照明も違和感なく仕上がっていて〇
淡色の文字盤が目立つのでアイキャッチも良好!( ↑ 念のためヘッドユニットはナカミチ)
できるだけ仰角をつけたけれど設置位置が低いので視認性はいまひとつ、、
まあ、、最初から飾りのつもりだからそれほど気にはならない
(しばらくは油温はダミー抵抗で疑似表示しているだけだし、、)
それでも、目線の端に見える補助計器が醸しだすGT感(?)がとてもイイ!
ほんの少しだけ、”アストンぽく”なれたような気がする(自画自賛)
王子はいつか本物に乗れるのだろうけど、自分にはコレが精いっぱい!
(とっくの昔にアストンに乗っていた! → 今はベントレー!?)
今回は面倒な作業が多くて本当に疲れた → Gサンになったことを痛感した!
その後・・・
温度センサを実装して実際に油温を表示できるようにしたいと思案していたのだが、、
XW系は油温センサを装備する仕様ではないので”センサ用のネジ穴”が存在しない!
通常このような場合はオイル・ドレンボルトのネジ穴を流用するのが定石なのだけど、、、
オイル漏れのリスクもあるし、そもそも車体下回りでの作業が面倒で躊躇していた
そんな折、、デスビCAPの交換をしようとしていた時!
ある部分(↓)に目が留まった!
”コ、、コレハ!?シリンダーヘッド部に穴!”
、、しかもタップも切ってある模様!
恐る恐る、、センサを入れてみると、、、
ナント(!)まさかのシンデレラFIT(←谷口的表現)
幸運な展開に感動しながら、チャチャっと配線を整えて、、、
ダミー(抵抗)での一定値表示からエンジン状態に応じた値を表示するする仕様に
ただこの値は油温ではなくシリンダー・ヘッドの温度なのでかなり高い値になってしまう
(エキマニに近いこともあり夏場ではメーターを振り切るまでになる)
まあ、実際にシリンダーヘッドの温度を測る計器も存在するので良しとすることに
# ばんぷら計画マークX・クロームグリル |
フロントグリルを上品なクローム仕上げに!
XWはオリジナル・デザイン(T型↓)ではグリルレスの鉄仮面顔だったのだけど、
U型以降はローバー伝統の縦格子のグリルが装着されるようなりました
グリルレス・鉄仮面顔のT型XW
ただ、後から無理にグリルを取付けた為、少々スマートさに欠けるグリルになっています
それはまるで、、国産の大衆車が懐古趣味的なビンテージ風モデルを仕立てる様と同様で、、
奥行きの無いグリルをノーズ部分に張り付ける、、という仕上げになってしまいました
伝統ある本物の英国車なのに、”英国車風”みたいになってしまったXWの残念な部分です
特に縦格子の桟が黒い樹脂製な為にメッキの枠の中に埋もれてしまい見た目も悪くなっています
同じローバーでも620の奥行きのある立体的なグリルと比べるとチープに見えて残念です
U型XW(初号機)のオリジナル・グリル
(桟の奥の本来の開口部が丸見え、、← 鉄仮面時代のおちょぼ口)
コニサー計画では、この薄っぺらい残念なグリルにひと手間かけて高級化を試みました
まず、桟と谷間の部分が同じ黒色(の樹脂)であることを改善するモディファイを行いました
桟をシルバーに塗装して谷部分(黒)とのコントラストを作ります
谷部分をマスキングしてから桟だけを塗装します
上:塗装したグリル、 下:無塗装のオリジナル
カラーは620と同じピューター・グレーです
この処置はかなり効果があって、のっぺりとした印象はかなり改善しました!
コニサー計画ではこれで一旦満足して、10年ほどこの仕様で乗っていました
だがしかし、、今回の”ばんぷら計画”では更に上を目指します!
改めて現状のグリルの問題点を分析します
現状のグリルの問題点は、桟が細く浅い(薄い)せいで谷部の底が透けてしまうことです
しかし、厚さ(奥行き)に関してはグリルの構造上どうすることもできません
いろいろ思案していた頃、とある理由で2台目の車にジャガーがやってきました
ジャガーはいろいろな部分がローバーよりも上級に仕立てられていて手本になります
山猫(ダヤン)は言った、、”ピカピカ光ってなきゃ、ダメなんだよ”
ヨシ!わかった!、、光らせればいいいんだな!?
グリルの縦格子にクローム・メッキのモールを追加することにしました
桟に1本ずつモールを取り付けてゆきます
(ベースはオリジナルの無塗装グリル)
モールの追加によって、桟の太さは3倍程度に太くなり、逆に隙間は半分程度になります
そして、桟のメッキの輝きによって谷間の奥は殆ど見えなくなってしまいます
桟にメッキ・モールを追加したグリル ← おちょぼ口はもう見えない!
光り輝くクローム部分が増えたことで、クルマの顔に上品さが増したように思います
どぉ?この気品!、、 27歳のおばあちゃんには見えないでしょ!?
”ばんぷら”にむけて更に前進!+2歩くらいかな!?
おまけ・・・ばんぷら・グリルと交代したコニサー・グリルのその後、、
山荘の暖炉の上、、と言いたいけれど暖炉はないので玄関の壁に飾ってみた
# ばんぷら計画マークY・MGプラス! |
MGとはメカゴジラ!?、、ではなく”モーリス・ガレージ”という英国の自動車メーカー!
伝統あるスポーツカー・メーカーで、”MGA”や”MGB”などが有名で
自分的には”でっかいビート”こと”MGF”が大好きでした
末期はローバー社に統合されて同社の高級ブランドみたいになっていました
(ちょうどトヨタとレクサスみたいな関係!?)
メーターをMG仕様にしていることもあり、MG系のアイテムは要チェックです!
今回はレアなMGエンブレム付のSRS(↓)を入手できたので装着します
通常は中央ロゴが樹脂成型仕様でバッヂ付はレア! ↑通常仕様はこんな感じ
(背景のFT紙のオヤジも誇らしそう!)
さて、、、どのステアリングと組み合わせるか!?
とりあえず手持ちの2つと組み合わせてみる
ウン!どちらもイイカンジ!引き締まって見える!
少し迷ったけれど、気分転換も兼ねて改めてウッド仕様にすることにした
(ウッドハンドルも死蔵していたら持ってないのと同じだし)
イイカンジ!!メーターのオクタゴンとお揃いのMG仕様!
おまけ・・・取り外したステアリングとSRS、、
左:取り外したハンドル、 右:未使用の色違い
なんだかんだ10年以上この組み合わせ(写真左)で乗っていた
未使用の色違いと比べると多少の劣化はあるけれどまだよい状態!
この配色は珍しいのでキレイに手入れして倉庫にストック
(右の逆配色の方は時々売りモノが出るのだけど左のは皆無)
# ばんぷら計画マーク]・クラフトマン公認? |
2022年の歳の瀬、本国のシンクレア爺さんからグリーティング・カードが届いた!
添えられていたメッセージの内容 ↓ ↓ ↓
”貴様の孤独な戦いを儂が認めてやろう!、以下云々、、”(ドラクエ的意訳!)
そして、、カードには数枚の転写デガール(↓)が添えられていた!
ウォォぉ、、コレは、、”ばんぷら”のエンブレム・ステッカーじゃないか?!?
XWのバンプラはローバーの正式モデルではなくて、ディーラーのカスタム仕様だったらしく
それ故、SD系バンプラ(↓)のようなバッジではなくステッカーになっていたらしい
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エンブレムがステッカーになるのは今風だし、フォントもソレらしい!?
うちのXWに貼ってもいいかな?? いいんだよね?!
貼ってみた → 感動!、プリントの方がバッジよりデザインが繊細で美しい!
ありがとう!!シンクレア爺さん!、、I appreciate you !!(、、貴方には随分貢がされたけど、、)
今度、Ace・Caffeに行ったらJ・シンクレアの弟子だって名乗るよ!
如何だい!?なかなかそれっぽいじゃないか!、、Rover 216 Cupe VandenPlus Edition !
誰にも解らないだろうけど、、日本で只一台の”ばんぷら仕様クーペ”!、、これぞ自己満足の極致!