TOYOTA MR-2 G-LTD : @1986
SN 005 >>> Driven 1992 - 1995
言わずと知れた国産初のミッドシップ・AW11!
、、、&、、、
名器4A−Gとコンパクトなボディの組み合わせは絶品!
背中で唄う4A−Gの快音は今でも忘れられない・・
我が青春の残像にして、忘れ得ぬ恋人!
泥沼の2CAR生活に足を踏み入れるキカッケとなったクルマ
>>> # 至高の4A−G
>>> # バーゲン・プライス
>>> # NA&ノーマルルーフ
>>> # シャキッとシフト
>>> # ホントの兄弟は7系!?
# ミッドシップ! |
なんといっても”ミッドシップ”!
”ミッドシップ”というコトバには虹色のオーラがあった!
その夢の存在であるミッドシップが現実の存在になったのだから感動した!
当時、学生だった私には新車のMR2を買うことなど出来きなかったけれど、、
”いつか、、きっと乗ろう!”
セレステに乗りながら心で呟いた、ほろ苦い思い出のクルマ!
ミッドシップが少年の頃の憧れならば、、4A−Gは青年の憧れだった!
4バルブDOHC + 当時最高のハイテクで、7700RPM までスカッと廻る!
当時、発売されて間もなかったAE86(友人の!)に乗って感動した!
その4A−GがMIDに載っているスポーツカーとくるからたまらない!
私がMR2を手に入れたのはMR2が登場してから約10年が過ぎてから、、
当時(93年頃)は第一次86ブームで、MR2はその陰で安かった!
当時、後期NAが60万前後、初期モノなら30万台もあり、、
数ヶ月、調査検討の末、、後期型NAのGリミテッドを購入!
珠玉 ≒ 泥沼 の2CAR生活が始まった、、、
前期型のAWはノーマルルーフが標準で、オプションでガラスSRが装着でき、
目新しさもあって、お金のある人(!)はTバー仕様を選んでいたけれど、、
とうことで、剛性が高いノーマルルーフと最も気持ちよく廻るNAの組み合わせを選択!
自称:硬派仕様!、対して”Tバー”+”スーちゃー”のM2を”ナンパ仕様”と呼んでいた!
ミッドシップ車の弱点の一つににシフト・フィールが悪くなることがあげられます
ケーブルやリンケージを介してレバーの操作をミッションに伝えるので仕方ないのですが、、
AW11でもコノ問題は同様なのですが、前期型と後期型では少し差があります
前期型はケーブルが主体で”FFのFX−GTと同じ”仕組みだったのに対して
FR車には及びませんが、後期型ではシンクロが掛る感覚とかも伝わってきました
デザインは前期型の方が好きだったけど、シフトの感触は断然後期型がイイ!
・羽なし&クロメッシュ・アルミ
・FGKの2タイコ・マフラー
・TRDアブソーバ(ジムカ用)
AW11はよくAE86のMID版って言われるけれど、、私は違うと思う!
少なくともデザイン面では、8系よりも7系に近い部分が多いのです!
痕跡1:ボディサイドのプレスラインの入れ方がソックリ!
痕跡2:Fフード、トランクリッド上のプレスラインがこれまたソックリ!
痕跡3:KEY照明を兼ねた半ドア警告灯!
その他にもデザイン手法上の類似性が数多くあり、、
・・そんな折り・・・(マユツバ)
トヨタに勤める知人から興味深い話を聴いた!
MR2のデザイン・チームはメンバ的には8系のそれより、7系のメンバに近いのだと、、
、、んんーん、、ナルホド、、、”
・WATERポンプが故障 >> 修理
・ショックの交換 >> 友人からTRD(新品)を貰う
・サイドダクト、サイドスカート、等の外装品を交換
ともするとその外観故、大人げなく見えてしまうことも、、
とあるおっちゃんから、、”ポルシェ914に乗ってみないか?”っと誘われて、、
現物を見たのが運の尽き!”これならハゲてからも似合う!”っと購入を決定!
未練タラタラながら、、MR2を手放しました、、
、、数千万円級のスポーツカーのみが持つ特別装備!
将来就職し、ローンが組めれば自分にも手が届きそうな金額に思えたから、、!
# 至高の4A−G
”こんなスゴイエンジンがが大衆車に載る時代が来たのか!”っと、、
少年の憧れと青年の物欲が合体してしまったのだから!
# バーゲン・プライス!
同じEgで、しかもミッドシップでありながら、只のFR車(86)よりも安い!
MR2がこんな値段で!!と一気に購入へ傾いた!
(↑ 最初のペアは、MR2とカリフォルニアだった)
# NA&ノーマルルーフ
後期型ではノーマルルーフとTバー・ルーフを選択するようになっていた
ボディの剛性を考えればノーマル仕様のほうがいいに決まっている!
因みにナンパ仕様でも、”スーちゃー”のM2はメッチャ速い!
# シャキッとシフト
キャビンから遠い位置にミッションがあるせいでどうしても節度感がなくなってしまいます
後期型はリンケージを多用してかなり節度感が改善されていました!
# その他 ・ いろいろ!
AWの神様・モリタ様仕様
(↑AW11を駆って、全日本ジムカ選手権で無敵を誇ったグレート・チャンプ!!)
スゴクイイ音!(しかもそれほど煩くない)
元のショックがヌケ気味だったせいか、劇的にコントロールし易くなった!
# ホントの兄弟は7系!?
ドアノブに繋がるプレスラインの取り方、同ラインで面を切り替えるのは同じ手法
(86のドアにはプレス・ラインは存在しない)
MR2と7系カローラの両方にWAX掛けたことがある人には解るはず
(センター部分に凹型のプレスラインが入っている → 86にはない)
合理的でイイ手法だと思うけど一部のトヨタ車だけ → 同じデザイン・チームの車
(もちろん86はやってない)
同じデザイナの手になるのではと想像してしまう!
参考までに、AE92も同チームの手によるものらしい、、
(86のデザイナ・チームの次回作はAE101だそうな、、)
最近の車は、クラッチ切ってないとギアが抜けない!
4A−G乗りは一度は経験する通過儀礼!
AWはラジエター(フロント)とエンジン(リア)が離れているので水温計が微妙!
エンジン温度をモニターするには油温計が必須!
操縦性は格段に向上したけど、、少々硬い!
ブツは只だったけど、交換工賃が結構かかった
ジムカごっこをしていて、どうしても苦手な右回りで三角コーンとキスを連発!
多少上達してキスしなくなったので、傷だらけの部品を交換!
(注文した翌日に部品が届いた → トヨタオート浜松のサービス部は仕事が早い!)
本当に楽しいクルマだったのだけど、、
自分も青年と言える年齢ではなくなり、
やや気恥ずかしさも感じるようになっていた折り、、
AW11、、ホントウにイイ車でした、、また、、いつか再会!