■3日目
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2000.11.25
◆九龍城(跡)へ:11/25(土)10:00頃
いちお、ホテルの朝飯。バイキングだけど、ホテルのグレードもそこそこなのでご飯自体も そこそこ(笑)
しかし、海外のホテルに行くと、朝のバイキング(本当は「バイキング」じゃなくて 「ビュッフェ」スタイルって言うのか??)は結構楽しみであったりします。
(rkonは「朝はご飯党」だから、ご飯関係が充実している方がホントは嬉しかったり。。。)
とはいえ、パンでもなんでも食べることは食べます。いつも取りすぎて腹がぱんぱんになって しまうことは、実は内緒だ(誰に?:笑)
・地下鉄で九龍寨城公園まで
かつては警察権力も及ばず「
魔窟
」として恐れられていた
九龍城
。
(香港が舞台となる活劇(漫画でも映画でも)にはたいてい登場するよね?)
残念(?)なことに
1996年
(あれ?資料によって、'95年ってのもあるなあ。 まあ、だいたいその辺です)に取り壊されてしまい、その跡地に
九龍寨城公園
(カオルーン・チャイセン公園) が作られました。
園内には、中国清朝初期の江南様式の庭園が造られ、その当時、軍事官舎として使われた衛府や回廊など、 中国式建築が復元されている、とのこと。
また、悪名高き「
九龍城
」の基礎部分が観光スポットとしてか、残されています。
九龍城
の基礎も、かつての恐ろしい雰囲気が想像されるかというと、 ぜ〜んぜんそんなことなくて、澄み切った青空、11月も終わりだというのに気温も30度近くあって、 温かいと言うよりむしろ「暑い」!そんな、なんだか「あっけらか〜〜ん」とした雰囲気の中にあっては、 逆におマヌケな物に感じてしまったり。
ちゅうか、暑くて暑くてそこまで考えられなかった、てのが正しいのかも。
香港は、亜熱帯に属しているので夏はホントに蒸し暑くて耐えられないって言われます。
おすすめの季節は
11月
ということでやってきましたが、 ホント
おすすめの季節
ですね。
ほんっとにいい天気。長袖が鬱陶しくてしょうがないくらい、素晴らしい天気。
ところで、
九龍寨城公園
までのアクセスですが、一番近くまで行くには バスしかないようです。ところがそんなこと全く意識していなかった
rkon
と
えりさま
、「まあ、近くまで地下鉄で行って、そっからは歩きゃいいよね」 って軽い感じで行くことを決めました。
地図を見て、一番近そうな地下鉄の駅は?と。
「よし、
樂富
(ロッフー)が近そうだ!」と考えました。
(ちなみに
樂富
はMTR(地下鉄ね)
観塘線
で、
九龍塘
(カオルーントン)の次に位置します)
で、MTRに乗って
樂富
で降りたはいいのだが。。。
道、分かんね〜〜!!
(しかも、超(笑)暑いし。。。)
良くたどり着けたと思うよ、実際。なんとなくこっちの方角かな、って感じで歩いて、太陽なんかから 方角割り出したり(無人島に漂着したんじゃないちゅうの(笑)) 公園が見えたときは、ホント嬉しかったさ。
(その割にはショボい、なんて感想を抱いたことは、内緒だ(^^;)
・
九龍城
(カオルーン・シティ)へ
九龍寨城公園
の南側に広がる街が
九龍城
(カオルーン・シティ)です。
グルメスポットとして有名。ところでこの季節、上海ガニのシーズンのようで、店という店に上海ガニの陳列棚(ショーケース) があって、結構な値段で売ってました。
食ってないんだよね、上海ガニ。小振りでうまそうなんだよね。次回はきっと食べてやろう。
◆ちょっと遅めの飲茶でも:11/25(土)14:00頃
帰路はちゃんとバスを使って(エアコンの利いたいいバスでゆったり)、またまた中心部に帰って 参りました。で、あんましお腹は減っていなかったんだけど、昼食をとることに。
rkon
と
えりさま
のお気に入りのお店 「
翠園酒樓
(Jade Garden)」
尖沙咀
にあるんだけど、場所はうまく説明できないっす。
(でも地下鉄の駅からはすぐ近くだよ)
今回の旅行の前(4月)に来たとき、ガイドに載ってる(つまりもっと有名な)お店に最初行こう としたんだけど、人の多さとその雰囲気に断念(というか、
rkon
が嫌がっただけ(^^;) して、ふらっと立ち寄った店なのだけれど、中の雰囲気がとても良くてお気に入りに。
飲茶のお店はどこもこんな感じだと思うんだけど、テーブルに案内された後は、色んな料理(点心)の載った ワゴンがおばちゃんに引かれて店内を行き来してます。お客は気に入ったものをそこから選んで、何を選んだかチェック してもらって(代金は帰りに)、好きな物を食べるという寸法です。
今回は残念ながら食べることができなかったんだけど、ここのフカヒレ入りチマキは絶品です。
でもやっぱ、朝食バイキングと同じで、ついつい食べ過ぎちゃうんだよねえ(笑)
飲茶の点心、種類は1000以上ともいわれてるらしい。
お気に入りの一品を見つけるのもまた楽しいです。
やっぱ、
鮮蝦餃
(シンハーカウ:エビ蒸し餃子)、
小龍飽
、
マンゴープリン
あたりははずせませんねえ。
ほかには
腸粉
なんかもいいカンジです。 (もちろん!
シューマイ
とかも)
そんなこんなでお腹も満腹!
◆九広鉄道(KCR)の旅:11/25(土)16:00頃
なんて活動的なんだ!!我ながら感心してしまいますが、今日はまだまだ遊びます。
今回の旅行のテーマのひとつに「ちょっと変わったところに行きたいなあ」があります。
ガイドの中心でみんな(日本人ってことね)が行くところってだいたい決まってるの かなあ、と。
そんなところ以外でどこかいいところないかなあ、って考え、
九広鉄道
に乗ってみよう、 ということになりました。
九広鉄道
(KCR:Kowloon-Canton Railway)は九龍半島を南北に走り、果ては 中国の
深セン
、
広州
に至る、かつては大陸横断鉄道の一部であった鉄道です。
現在は、九龍半島の南端、
紅ハム
(ホンハム)駅から、中国広東省の
広州
まで のびています。
ただし、
深セン
以降へ行く場合は中国のビザが必要になってくるので注意です。
#
ちなみに、香港は
1997年
にイギリスから中国に返還されましたが、3ヶ月以内の滞在の場合、 ビザは不要なんですよね。
今回は、
深セン
までは足をのばしてないけれど、それは次回のテーマにしましょう。
・九広鉄道に乗る
九広鉄道
へのアクセスですが、普段みんな(観光客ね)がいる場所から 考えると、地下鉄の
九龍塘
(カオルーントン)からが便利なようです。
切符の買い方、乗り方ですが、地下鉄を使っているなら特に問題ないです。
ただ、やっぱり外を走るのは開放感あって気持ちがよいです。
それでどこまで足をのばしたのかというと。。。
実はほとんど行ってないのです(^^;
とりあえず、今回は九広鉄道初体験ってことで、ちょっとだけ。
九龍塘
から2つ先に
沙田
(シャティン)という 駅があるのですが、そこまで行きました。
いちお、観光のスポットとしては、
萬佛寺
ってのがあります。
そこには、掌サイズの仏像1万2800体が納められており、また開祖の
月渓
が亡くなった後、金箔を 施されて即身仏として安置されているようです。
だけど、そこに至る道のりが
沙田
駅から非常に遠くて、暑いことも あり、今回は断念。
じゃあ、それ以外に何かあったのかというと、何もない(^^;
右:山の中腹(建設中のマンションの左隣)にかろうじて寺院らしきものが(見えん?)
左:九広鉄道の中で「(ちょっとお疲れ気味の)はい、ポーズ!」
暑いせいも手伝って、テカってますねえ(^^;;
◆またまた夜の街へ:11/25(土)18:00頃
また、中心街へ戻ってきて、晩ご飯がてら街を散策。
でも、この頃にはだいぶバテてしまってます。ず〜っと天気が良くて、暑くて体力的にも 限界が来ているようです。
ご飯も、いわゆる油をたくさん使った「中華」には食傷気味で、はっきりいって食べたく なくなってます。
ということで、おかゆが食べられる店を探すことに。
右:
海皇粥店
のおかゆ。日本のと違い、しっかり味も付いてるし、とてもおいしい。
左:またまた
男人街
。この雰囲気好きだわ、ホント。
この日は遊びすぎました。とても疲れました(笑)
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