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20のポイントで学ぶ国際語エスペラント入門(第3版)

阪 直 著, JEI, 2003, 32p.420円(税込み)

最寄りの書店で注文できます。日本エスペラント学会発行とご指定ください。
Eメールで直接 日本エスペラント学会(esperanto@jei.or.jp)に注文することもできますが,この場合は送料(実費)が別にかかります。

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文法の基本事項を20のセクションにまとめた集中講座です。
初めてエスペラントを学習するときのテキストブックとしてだけでなく,エスペラントで作文していて,文法上の疑問が生じたり,知識を確認したいときに手軽に参照できるハンドブックとしても役立ちます。

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外国語学習をロケット発射にたとえる人がいるそうです。ロケットが最初に力をつけて地球の引力圏を突破しないと地上に引き戻されるように,外国語学習も最初に一定の水準を突破しないと先が続かないというのです。エスペラントの学習でも同じように,おとなの場合には短期間の集中講座で一定の水準まで達するようにしたほうが効果的なようです。
この小冊子はそのような集中講座方式で学習されることを考えてつくりました。文法の基本的事項を20のセクションにまとめて罫で囲み,それに関連した読物がその下に載せてあります。誌面の都合で全文の訳をつけることはできませんが,できるだけ詳細な訳注をつけ,同じ語の訳語も繰り返し載せて,読みやすさを計りました。
文法事項の説明では,専門用語をなるべく使わないで,やさしく分かりやすい説明を試み,必要に応じて脚注の中で,補足的説明を加えたほか,英語との比較,対応を示しました。
(「はじめに」から)

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本書に対する書評

「文法解説の圧縮」という面に重点をおいてできたのが 『20のポイントで学ぶ国際語・エスペラント入門(第2版)』 である。この教科書の特徴は 「薄い!」の一言につきる。「薄い」というのはとても重要なこと。「薄い」教科書であっても、一冊やり終えたという充実感は外国語学習において何ものにもかえがたい自信をあたえる。今までの教科書は一冊であれもこれもと欲張って「厚い」ものとなりがちであった。しかしながら「厚い」教科書を最後までやり通すのは大変なことなのである。たいていは中途で挫折する。最近でた教科書の中には再び「厚い」ものも見られるが、「薄い」教科書がもっと見直されてよいと筆者は考える。

藤原 敬介「エスペラント教科書史序説」(世界社会言語学会 の会報『不老町だより』第二号に寄稿した「エスペラント教科書史序説」を ホームページ http://member.nifty.ne.jp/Kej/artikolo/komparo.html 用に加筆・修正したもの)から。




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------- 目

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1 アルファベット

12 冠詞
2 単語の読み方

13 比較
3 品詞語尾

14 分詞(1)
4 動詞

15 分詞(2)
5 名詞,形容詞の数と格

16 受身
6 人称代名詞

17 目的格の特別用法
7 造語法

18 関係詞
8 疑問文

19 接頭辞・接尾辞
9 否定文

20 感嘆文,無主語文,ajn
10 前置詞,接続詞 ke

La Espero
11 数詞

基本単語集



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