絵 クラッタマン

形態:人間型
反応:非友好的
知能:低
遭遇:平原、荒野、洞窟
出現:単独から数人



 クラッタマン、またはクラッタは原始人穴居人に近い、きわめて原始的な人間型の種族であり、旧大陸を中心に荒れ地や平原に面した洞窟を主な住居にしている。粗末な皮やぼろ布でできた服を着て、火をおこしたり、骨や木でできたこん棒を振りまわす程度の知能は持ち合わせている。

 集落を作ることはなく、たいていは数人で生活をしており、中でも最も力の強い者がリーダーとなって他のクラッタマンを連れている。野蛮で粗暴な種族であり、余所者は歓迎しないがリーダーとの力くらべを行って勝てば他の者はおそれをなして、それ以上は襲いかかってはこない。負ければ金品や食料をはぎとられるだけで済むことが多い。
 火を囲み、こん棒や拳を振りまわして力くらべを行っている最中に、石や木を打ちつけて騒々しくはやしたてる様子からクラッタマンの名がついたと言われている。


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