絵 首なし男

形態:人間型
反応:非友好的から攻撃的
知能:中
遭遇:密林、森林、丘陵
出現:単独から少数



 文明化された人々が語る遠い異郷に棲んでいる奇妙な種族のうち、大足と並んでもっとも奇妙で、しかも恐ろしいとされているのが首なし男である。
 その名のとおり人間に似た外見をしているが首から上がなく、腹のあたりに大きな口がある。獰猛な人喰い種族であり、原始人のように集落をつくり狩猟生活を営んでいる。

 縄張り意識が強い首なし男は余所者には容赦せず、弓や投げ槍で襲い掛かる。彼らがどのような起源で生まれたかはさだかではないが、遠い昔の無残な魔法実験の結果であるとする説や、厭うべき呪いによって姿を変えられたとする説も存在する。首なし男自身は彼らの姿こそ高等であると信じており、下等な種族は食卓に上らせる価値しかないと思っている。


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