宇宙は広大で果てしなく感じられるが、人類が足跡を記している範囲は地球と呼ばれる星の周囲、ごく狭いものでしかない。地表にへばりついていた人々がようやく鋼鉄の翼を得て空に浮かび、そびえたつレールシャトルに打ち上げられて衛星軌道上にある多目的宇宙ステーション「アストロボーイ」に到達できるようになった、それすらもちっぽけな太陽系のほんの一角で営まれている出来事に他ならなかった。人の営みは古代から大きく変わってはおらず、手にした棍棒が青銅の剣になり今ではストライク・フレームと呼ばれる汎用人型機械に変わったとしても人は原始的な闘争に興味を見出している。
突き、殴り、蹴り上げる。それが炎の矢や光の槍に変わる、そうした戦いを野蛮だと嫌う声は昔も今も存在していたが、戦いによる研鑽や何よりも純然たる闘志と興奮の存在を否定することはできないだろう。それが事実であれば、事実に従うほかはないではないかと言わないばかりに。
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