この Web サイトに関するご質問やご感想は、 このページからお願いします。 最終更新日 : 2017/11/15 ![]() このサイトへのコンタクトありがとうございます。
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キチン・キトサンはさまざまな作用を持っていますが、これらの作用のうち人体を使用して実際に作用が確認されているのが、このコレ ステロール降下作用です。 動脈硬化、心筋梗塞や脳梗塞の原因といわれている血中のコレステロール。 コレステロールを正常値に保つことは成人病予防の要ですが 、一度高くなってしまったコレステロールを低くすることは並大抵のことではありません。 国立健康・栄養研究所では、成人男子を対象に した降コレステロールの実験を行いました。 キトサンを添加したビスケットと添加しないビスケットを一週間毎、4週間にわたり食べ分け させ、そのコレステロール値を計測。 その結果、短期間で降コレステロール作用を発揮することが実証されたのです。 マウスの腹腔内にキトサンを投与すると、マクロファージ(巨食細胞)が活性化することがすでに確認(北海道大学理学部戸倉清一教授の実験)されています。 このマクロファージとは白血球の一種で、免疫のいわば最前線にいて、体内に侵入する異物、たとえばガン細胞などを消化・抵抗したりするための情報をリンパ球に伝える働きをもっています。 そうした重要な役目のマクロファージを活性化させることは、体の免疫力を高めガンや腫瘍の治療に効果的であるといわれています。 ガン細胞を破壊するヘルパーT細胞、キラーT細胞などの免疫細胞の働きを活発にさせる機能があるということは、ガンの治療に大変期待できるものです。 またこのような免疫賦活作用による免疫力の強化は、今世紀最悪の病気エイズ(AIDS)の予防にも可能性をもたらしてくれるかも知れません。 北海道大学免疫科学研究所のマウス実験ではガンの転移抑制にもキチン・キトサンが有効であることが判りました。ガンの転移を防ぐ薬剤としてのキトサンの可能性が示されたといえます。 人体を使って実際にその作用が確認されているもののひとつは降圧作用です。 脳卒中など突然死の原因ともなっている高血圧症。 また高血圧は、不眠、イライラ、頭痛、めまい、耳なり、肩こりなどの生活病とも深い係わりをもっています。 愛媛大学医学部のキトサンを使用した人体実験において、キトサンが血圧を抑制する作用をもっていることが確認されました。 これは食塩を多く含んだ食事を被験者に摂らせ、その血中の塩素濃度と血圧の関係を観察したものです。そこで判明したことは、血圧の上昇原因となる塩素イオンはキトサンによって吸着して排泄され、この作用で血圧上昇を防ぐことが判りました。 このことは、キチン・キトサンを日常的に摂っていれば通常の食事でも、つまり減塩食でなくても高血圧の治癒効果が上げられるという可能性もでてきます。 キチン・キトサンが人工皮膚として火傷治療に用いられた有名な話があります。 皆さんにも記憶に新しいと思いますが、全身の80%にヤケドを負って日本の病院で治療を受け、一命をとりとめたロシア・サハリンのあのコンスタンチン君の話です。彼のヤケド治療には自身の皮膚や他人の皮膚も移植されましたが、キチン・キトサンを素材としたユニチカ (株)が開発した人工皮膚がもっとも効果的だったといわれています。 この話に象徴されるようにキチン・キトサンは、火傷や創傷などを負った皮膚を正常に戻すという作用があることが認められています。 生体親和性、つまり体にすぐなじむ性質をもつキチン・キトサンは、人間にとって異物ではないためキチン・キトサンでつくられた人工皮膚を貼っておけば、やがて自分の皮膚になってしまうということらしいのです。出血や痛みを抑え、滲出液も抑えさらに抗潰瘍性もあるので膿むこともありません。 さて話は変わりますが、水虫を完治させる薬を発明したら、ノーベル貰ものといわれる通り、水虫はなかなかやっかいな皮膚病のひとつですね。 大腸菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌などに抗菌力をもつキチン・キトサンは、水虫治療(白せん菌や一部のカビの生育を抑制する作用は確認されている)や抗菌・防臭繊維の肌着やスポーツウェアなど、今後さまざまな分野で応用されることでしょう。 キリンビールのラット実験で明らかにされているキチン・キトサンの作用です。 この実験はラットに脂肪分の多いエサを与え、同時にキチン・キトサンを投与した場合、その時の摂取カロリーが軽減されたということです。 この作用を活かせば、カロリーコントロールやダイエットにも効果的な健康食品として開発されることも夢ではありません。 排泄作用のもうひとつの効果として上げられるのが、カドミウム汚染のイタイイタイ病などで知られた重金属類の体外排出作用です。 まだ臨床的には認められていませんが、やがては体内の金属イオンを吸着、排出するというキチン・キトサンの働きは活かされることでしょう。 容姿がどんなに美しくても病弱では本来の健康美とは言えません。 それはバランスのとれた食生活と適度の運動によって養われます。 美しさの元になるお肌は後天的な要因で大きな影響を受けるものです。 いつでも若々しく、すべすべした潤いのあるお肌を保つためには、ストレス、睡眠不足などは最大の敵です。 キトサンには身体の正常な機能を守り、体力を回復し、女性の生理機能を調整し、生理時の腹痛を抑え、体内の余分な脂肪の沈着を防止します。 ニキビ、吹出物、シミ、白髪など、お肌の美しさを損ねる原因をキトサンが整腸し、便秘の解消につながります。 最近、キトサンの含まれた化粧品も販売されており、時にはシャンプー、リンス等に使用され、保水性、親水性にすぐれ、痛んだ毛髪に潤いと弾力を与えます。 今後は基礎化粧品にも素材として使われるでしょう。 これはまだ医学的に証明されている訳ではありませんが、ともかくキチン・キトサンを飲用している人の間では広く知られていることです。 たとえば「若々しい肌になった」「視力が回復した」「白髪がなくなった」「ボロボロの爪がはえ替わった」「精力が回復した」など、数多くの体験例が報告されています。 キチン・キトサンには、何か老化を抑制したり、防止する成分や作用をもっているのではないかと思われています。 もちろん臨床的に認められてはいませんが、植物ではキトサンオリゴ糖が細胞内の核に入り込みDNA(デオキシリボ核酸)を活性化することが確認されています。 動物や人間ではそうした報告はまだありませんが、いずれは私達人類の老化の抑制、そして防止などに一役買うことは間違いないでしょう。 キチン・キトサンは動物性の食物繊稚です。植物の食物繊維と同様に、便秘、肥満、大腸ガンなどを予防する働きをもっています。 長年の苦しみのタネだったガンコな便秘も治ったという報告は枚挙にいとまがないほど沢山あります。 またビフィズス菌類など体に有用な菌を腸内で増殖させる作用も注目されています。 さらに自立神経、つまり交感神経と副交感神経のバランスを保ち、また男性ホルモンと女性ホルモンを調整し、体液(血液やリンパ液)の濃度を恒常化することで体細胞や免疫細胞を活性化させる働きをもっています。 こうしたキチン・キトサンのもつ生体調整機能の作用は、便秘、冷え症、不眠、肩こり、頭痛、腰痛など生活病をはじめ自律神経失調、アレルギー疾患などの現代病に効果的であることが、これまで多くの愛飲者から報告されています。 |