標高 717M、瑞穂バレースキー場のセンター施設です。
最上部、リフト乗り場のレベルにカフェテリア・レストラン、一部中2階ロフトにもダイニングスペースを設けています。
コース側は全面をガラスのカーテンウオールとし、内部にあっても、恵まれた自然景観やコースの様子を楽しみながらの食事空間にと考えました。
中間階がスキーセンター施設、ショップ、更衣室、ロッカー等々が西と南の出入り口をつなぐコンコースの両側に、南側のポーチ部分にはチケット売り場がそれぞれ配置されています。
1階はコース下部から寄りつける部分に小さなレストラン、その他は機械室、サービス部門となっています。
3 層+ロフト(計4階)の構成ですが、コースの斜面にそって約1/3程度が地中に埋め込まれ建物のボリューム感が抑えられています。
屋根を4枚の切り妻に分節している点も、建物のスケール感を抑えてくれているように感じています。
古典的な建築基本構成であった三層構成(※1)ベースにあたるコンクリート打放し仕上げの1、2階部分、主階のガラスのカーテンウオール部分、連続する切妻屋根、に水平の分節も圧迫感を抑え、親しみやすく感じさせてくれているのではないかと考えています。
(※1)基壇(ベース)+主階+屋根階の水平三層に分節する構成
建築種別 | 一般建築(リゾート施設) |
建築用途 | スキーセンター、レストラン、ショップ その他 |
構造・規模 | 鉄骨鉄筋コンクリート造、4階建て |
その他 |
2-3階 階段吹抜け
Restaurant YAMAZATO