医師が、病気 にではなく病人 に対するのと同じく、医院・病院の設計は施設そのものではなく、 住む人、訪れる人 に対応したいものです。
訪れる患者さん、そこで働く人々、通りすがりの方にも、さわやかで心地よく感じてもらえる空間づくりは、わたしどもの願いであり得意とする分野でもあります。
人を迎える気持を大切に考えられた内・外部空間は、看板では伝えられない医院や歯科医院の地域・社会への「想い」を無言の内に伝えてくれるもののようです。
医院・歯科医院は地域にねざしてこその施設です、10年・20年先、将来にわたって旧さを感じさせないデザイン、場所になじみ輝きを増してゆくような建築でありたいものですよね。