さぬきの家

中庭 外観食堂

設計について

高松市から徳島方面への 長尾街道に面する、南北に細長い矩形敷地をほぼ3分割する形で、道路に面して駐車スペース、医院、最奥に住宅を配置しています。

配置上必然的に長くなる路地状アプローチ通路の単調さを避けるため、医院側壁を15度振り、玄関前空間を台形状の平面とすることで、逆パースペクティブによる視覚的な距離感補正に加えて、玄関前の空間幅を確保しています。

南棟との間に設けた約8M角の中庭(コート)が、採光・通風、及び視覚的な拡がりや住いとしての落着きをもたらしてくれています。

内部壁・天井はルナファーザー(塗装下地用パルプ壁紙)+水性塗料とし、壁材が呼吸することで室内空気環境を安定化してくれる仕上げとしています。

建築種別 住宅
建築用途 医院併用住宅
構造・規模 鉄筋コンクリート造 2階建
その他 医院建築(彰国社) No 7 掲載
ポーチ
居間・食堂
中庭 外観
居間
食堂
台所
2階 ホール
寝室