倉敷の家

アプローチ 外観食堂

設計について

市街地中心部に近い小規模開発団地の入口部、2方向道路に囲まれた台形状の敷地での計画です。

全体をL型のプランとし、外壁の一面を敷地の変形角(約25°)に合せ115°の入隅としています。
その結果、道路上空を含め真南方向にほぼ採光上障害物のない配置が可能になっています。

その上で、2階を主生活部分とすることで、比較的密度の高い住宅地内でありながら、良好な通風、採光が得れらる生活空間が出来上がりました。

玄関上部、台形状の比較的ゆとりのあるテラスは、地面と離れ自然との関係が希薄になりがちな2階にあっても、自然の息吹きを身近に感じていただくための設えとして提案しています。

外壁はシックイ塗り。 内部床は松の厚板フローリング、壁はしっくい塗り左官仕上げで、呼吸して室内環境を調整してくれる自然素材の内装としています。

建築種別 住宅
建築用途 専用住宅
構造・規模 木造 2階建て
その他
南 外観
ポーチ

玄関ポーチ 入り隅に設けられた2階のテラス

1階 ホール

1階 ホール 左手に玄関、右に階段

階段ホールから居間・食堂

2階 階段ホールから居間・食堂

居間・食堂

2階 居間・食堂 左手奥に階段ホール