3M×4M わずか12M2の増築に、テラス・ウッドデッキと庭の部分改修工事です。
既存の食堂に連続して南側に居間を増築、隣接する四畳半の和室を三畳に縮小し、その半間を居間側に取込むことで、4M×4Mの居間スペースを確保し、食堂と一体空間としてインテリアを改修しています。
南面の大きく2段の開口部からの光は、北側の食堂部分まで明るくまわり、天井の高さも加わって、開放間をもたらしてくれているようです。
内装床はムクのフローリング、壁・天井は火山灰塗りの自然素材で仕上げています。
火山灰の多孔質な表面が、光をやわらかく拡散し、そのソフトな陰影が部屋を落ち着きのあるものにしてくれているように思います。
南窓上部と東上部の丸窓(写っていません)のステンドグラスは奥様の作品です。
床面近くのにぎやかさに較べ、単調になりがちな天井面近くにアクセントを与えてくれているようです。
建築種別 | 住宅 |
建築用途 | 専用住宅 |
構造・規模 | 木造 2階建て/一部増築及び改装工事 |
その他 | ◇ homify特集記事 /リフォームが生んだ四季を楽しむ庭と共に暮らす家 |
居間 正面上部小窓は旧外窓を改修、既存階段へ間接採光
和室から居間
増築部夕景 上部窓ステンドグラスは奥様の作品
4.5帖を3帖に減築、小さな床の間のある「記憶の間」
石の造園は初の試み、師匠の谷口名人から「熊野古道」と名づけて頂きました