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ベア世田谷さんのご紹介でボディコーティングの業者さんとお知り合いになり、当店でも扱うことになりました。それではということで、11月の某日、当店の通勤スペシャルGTSをデモとしてコーティングしてもらうことに。

「こっちのGP800の方が新しくていいんじゃない?」
「ベスパの方が違いが分かるし、やはり鉄板ボディの塗装は綺麗になりますよ。」
とはデントレスキュー代表、金田さんのご意見。それではということで朝十時から作業開始です。

まずは水洗いから。なんか久しぶりに洗車する我が愛車。ベスパは一番使っているので結構汚れています。すみません。


ブローで乾燥させた後、外せるものをすべて外し、エンブレムなどはマスキング。


機械を使って磨き作業。これだけで艶が出てきました。


磨き作業は2回。荒いのと細かいのを使い分けますが、素人目には一回でも充分位の艶々。


キャリアの取り付けやマスターカップのカバー付近も、後が残らないほど綺麗になります。


機械では磨けないところは手作業。なんと綿棒まで登場の丁寧さ。ホイールもコーティングするので、後々の洗車が楽になりますね。ブレーキの粉やタールピッチがすぐに落ちるようになるみたいです。


ミラーやキャリアなどのメッキ部分も同様に作業。マフラーのヒートガードも然りです。


そして、ここからが本番のコーティング作業。液体を塗って熱でもかけるのかと思いきや、スプレーガンで吹きつけるんですね。空気に触れると硬化する溶剤だそうです。この作業を二回繰り返し。すでに夕方。いかに下処理が重要かということが分かります。


そして最終の磨き作業。写真でも艶が出ているのが分かります。この後もう一度洗車して完了。

朝十時からはじめた作業は終了したのが夜の八時頃になりました。ご苦労様です。

うちのGTSは初期モデルなので、すでに走行17000kmの4年物、色がくすんで朱色がかってきていました。もちろん小さい傷もたくさんあり、下地が見えているところもたくさんあります。

びっくりするくらいの丁寧な、丸一日掛かった作業でイタリアンレッドが復活。新車以上の輝きです。

バイクは一日お預かりで、お値段は\42、000と決して安くはありませんが、この作業内容と後々の洗車の楽なことを考えると、妥当なところかと思います。特に長く乗るお客様の多いベスパなどはお勧めです。

※尚、色々な場面でよく見る、CM的な写真も撮りましたがあえて使いませんでした。実物を是非一度ご覧ください。


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