With Macintosh

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2007.1.5

● MacBook!

7年ぶりに新しいMacがやってきた。今度はノートの白いMacBook。2GHzのCore2Duo。インテルMacだ。メモリは1GB!キーボードは好みでUS。それにしてもG3は7年間よくがんばった。パソコンの世界で7年というのは結構長い。それでも普段インターネットを使う分にはあまり困らなかったし、耐えられないほど遅い訳でもなかった。マシンもOSも良くできていたのだ。購入当時のOSはMacOS8.6で、メモリは64MB、HDDは6GB。CDやDVDが焼けないという話をすると大昔のパソコンみたいに驚かれることも多かったが、MacOS Xへの移行にも十分耐えた。

前のPowerMacからのデータの移行は、移行アシスタントで行った。PowerMacG3はターゲットディスクモードが使えないらしいので、引っ越し前に秋葉原で買っておいた外付けHDDケースに内蔵ハードディスクを移し、FireWire接続すると無事に認識してデータをコピーしてくれた。いくつかのアプリケーションはシリアル番号を入れるように促してきたりするので、設定が全部引き継がれているのではなさそうだけれど、インターネットの設定などは何もしなくても当たり前のように繋がるのはさすが。

MacBookを使ってみて感じるのは、まず起動が速い!あと、ファンの回転数制御が気持ちいい(?)。ファンが回り始めるときは、突然スイッチが入る感じではなく、地の底からわき上がるように静かに徐々に回転が上がっていく。(分かりにくい例えだけど、波動エンジンが2回目の始動でかかるときみたい。最初はかすかに音が聞こえ始めて、だんだん来た来た〜みたいな。)止まるときも急に止まるのではなく徐々に静かになっていく。スリープランプの明滅も美しい。全体のデザインはもちろん、キーボードもシンプルで美しい。それから液晶ディスプレイに写真や動画がとても奇麗に表示されるのに驚いた。ちょっとぼやけたような感じの文字には慣れつつある。発熱は今のところ(冬だからか)気にならない。



2006.1.15

● W32H

携帯電話を替えた。新しい端末はauのW32H。使い始めてまだ数週間だけど、とても使いやすい。ユーザーインターフェースに無駄がなく、使っていて気持ちいい。体感的には前の端末とW32Hは、Windows3.1とMac OS 8ぐらい違うかも(例えが分かりにくいが!)。

表示や着信音関係の設定項目がちゃんと過不足なく用意されているし、スケジューラも見やすい。特にメールは本当に快適。ATOKは賢い!続く文字を予測して出してくれるのだが、候補が適切に出てくる。「携帯シンク for Mac 3」でFOMAの電話帳データもブックマークも移行できたし、REUDOのCDMA用クリスタルケーブルを使うとiSyncも無事使えるようになった。



2004.9.6

● psync その後

前回、Carbon Copy Cloner(以下、CCC)でコピー元とコピー先の同期を取るときに使うpsyncというモジュールがうまく動作しないことを書いたが、psyncがPanther未対応であることは、既に去年(2003年)の11月頃、つまりPantherが登場した頃インターネットで話題になっていたのだった!

で、当時はpsyncにパッチを当ててエラーを回避する方法が紹介されていたりするのだが、CCCの開発元の Bombich SoftwareのHPを見ると、Bombichさんが非公式版ながらpsyncのPanther対応版を用意してくれていた。これをダウンロードしてインストールすると、Carbon Copy Cloner2.2で同期オプションを指定した状態で無事にバックアップできました。



2004.8.29

● 再インストール

久しぶりにCarbon Copy Cloner(以下、CCC)でバックアップを取ろうとすると、エラーが出るようになってしまった。(バックアップを取るのは結構好きなのだ。)メッセージは次の通り。
「Can't locate MacOSX/File.pm in @INC (@INC contains: /System/Library/Perl/5.8.1/darwin-thread-multi-2level …(中略)…) at /usr/local/bin/psync line 14.BEGIN failed--compilation aborted at /usr/local/bin/psync line 14.」

以前はCCCでこの種のエラーが出たことはなかった。何度かやりなおしてみても同じ。放っておくのも気持ち悪く、どうも触ってはいけない場所(ホーム以外)で不都合が起きているように思えたので、久しぶりにOSを再インストールしてみることにした。(後で全く関係なかったことが判明!)昔だったら自分でシステムフォルダの中を見て、触って解決することもあったが、今はほとんど分からない。

インストールCDをセットして起動ディスクをCDに切り替えて再起動。再インストール時は「アーカイブしてからインストール」と、「ユーザとネットワークの設定をそのまま残す」オプションを選ぶ。これでインターネットの接続やブラウザのブックマーク等の設定、ホームの中の書類や写真のデータもそのまま残る。何度かCDの入れ替えをして無事終了。

CDからのインストールが終わったら、アップルのソフトウェアアップデートをかけて、再インストールで10.3に戻ったOSを10.3.5にする。2回ぐらいアップデートすると、その他のソフトウェアも最新状態になる。

次に、EG BRIDGE13をCDからインストールする。EG BRIDGE13もインストールすると13.0に戻るので、エルゴソフトのHPからアップデータをダウンロードして13.0.6にアップデートする。

最後にLogitechのマウス用ユーティリティ「コントロールセンター」をHPからダウンロードしてインストールする。これがなくてもマウスは動くが「コントロールセンター」を使うと、マウスの各ボタンに機能を割り当てることができるようになる。これで再インストールとそれに伴う作業は完了。

しばらく様子を見た後で、もう一度CCCを起動してみる。このソフトで同期を取るオプションを設定するには「psync」をインストールする必要がある。設定パネルのインストールボタンを押すと自動インストールが始まるが途中で失敗。メッセージの通り手動でインストールする。この辺でちょっとピンとくる。もしかするとpsyncがうまくインストールされていない?または機能していない?

バックアップを開始すると、やっぱり以前と同じ、例の「Can't locate MacOSX/File.pm in @INC…」が出てしまう。ログを見ると一番最後に「…psync line 14.」とある。これは同期をとるオプションを使わなければうまく行くかもしれないと気付き、チェックを外してやってみると、さっきのエラー箇所を通り過ぎても何も起こらず、暫くしてバックアップがなんとか完了した!

あの再インストールは何だったの?!と一瞬思ったが、システムがキレイになったような気がするし、何だか気持ち良いので良しとしよう…。



2004.8.17

● FOMA N900iとMacintosh

6月にN900iに機種変更したのだが、8月に入ってからマック用の携帯電話バックアップソフト「携帯シンク for Mac 2」のFOMA版が出たので早速使ってみた。充電機能付きのケーブルが出るまで我慢していたのだが、携帯電話の電話帳をマックで編集できるのはとても便利!iSyncでスケジュールとiCalのカレンダーの同期がとれるのも嬉しいし気持ち良い。が、…

使ってみて分かったのは、FOMAではiSyncでアドレスブックとスケジュールの同期を一発で取ることができないということ。iSyncの「今すぐ同期」ボタンを押してから処理が終わるまでに、携帯電話側で4回も暗証番号の入力操作をする必要がある。携帯からの電話帳読み込み、電話帳書き込み、スケジュール読み込み、スケジュール書き込みの4回通信が発生するので、その度に暗証番号と認証キーを携帯電話側で入力する必要がある!つまりiSyncの処理中はマックの前から離れられないのだ。

これはN900i固有の制限ではなく、FOMAではどの機種でも(回数は違うかも知れないが)必要な操作らしい。これはとても面倒なのである。N900iとマックでアドレスブックとスケジュールの同期が取れるのはとても嬉しいのだが、もう少しスマートにできるようになれば良いのに…。残念でならない。ドコモ様、FOMAの次回以降のモデルでは通信時の端末暗証番号入力を省略できるモードも個人の責任で選べるようにして欲しいなぁ。

あと、N900iはUSBリーダライタと言う機能があって、PCと繋いでminiSDカードの読み書きができるのだが、これがマックでは使えない。(会社のWindowsでは繋ぐだけでバッチリ使えた。)繋がっていることは端末側もマック側も分かっているようなのだが、miniSDカードは認識しない。これも期待していただけにとても残念なのだ。

ちなみにN900iでUSBモードを「miniSDモード」にしていると、「携帯シンク for Mac 2」との通信がエラーになる。後で考えると当たり前なのだが通信するので「通信モード」にしておく必要がある。このとき携帯シンク側は、ひたすら「ケーブルの接続を確認しなさい」とエラーメッセージを出してくるので、気づくまで何度もUSBケーブルを抜き差しをすることに…。

FOMA端末自体も電波が立川駅前の喫茶店(地上)や、23区内の公共施設の中で平気で圏外になったりするし、今更ながらムーバでも良かったな…、TMUGで紹介されていたPHSも良いかな、などと思う今日この頃。



2003.8.22

● ディスクのパーティションを切り直す

うちのMacには120GBと30GBのHDDが入っているのですが、先日(8/17)、思い立って120GBのHDDのパーティションを切り直しました。以下、そのドキュメントです。現在使用中のディスクのパーティションを切り直すので、次のような手順になります。

1.パーティションを切り直すディスクの内容をバックアップする。
2.ディスクを初期化し、パーティションの分割数、容量を指定する。
3.バックアップした内容を復元する。

まずMac OS Xの環境を丸ごと全部30GBのスレーブのHDDにコピーします。これはCarbon Copy Clonerを使います。(Mac OS Xの環境はMac OS 9と違って、手で丸ごとコピーしても起動可能にならないので、ユーティリティを使います。)そのときクラシック用のMac OS 9.2もついでにコピーしました。(いざと言うとき起動できるように。)Mac OS 9の環境はRetrospectで作ったアーカイブファイルをコピーしました。バックアップソフトのRetrospectはノートン先生のオマケで入っていて、結構重宝してます。

バックアップが終わるといよいよ初期化&パーティションの設定です。30GB側のMac OS Xで起動して、緊張しながら標準装備のディスクユーティリティで120GBを初期化!しかし!ディスクユーティリティでディスク本体のアイコンを選択すると異常終了するという以前から起こっていた症状が出てしまいました。初期化してからディスクを選べば大丈夫かも?と期待していたのですが…。

しかたがないので、Mac OS 9.2で起動して、120GBを1パーティションにしてから、Mac OS Xで再度チャレンジしてみることに。(一つのディスクの中に二つのOSが同居できて、どちらから起動するか選べるというのは、Windows(only)ユーザーにはイメージし難い世界かもしれません。)

恐る恐るディスクユーティリティでディスクを選択すると、ん?終了しない!パーティションの設定パネルが問題なく表示され、無事2パーティションに変更できました!(60GB(Mac OS X用)と55.37GB(Mac OS 9用)に分けました。)その後、「ディスクを選択すると異常終了する」という状態は解消されました。良かった〜。

復元は、まずMac OS 9から。Retrospectのアーカイブから復元したことは一度もない(=壊滅的な障害が起きたことがない)ので、一抹の不安を感じながら復元開始!「カタログファイルはどこ?」と聞かれて一瞬焦りましたが、指定すると後はすんなりと復元が始まり、無事元通りになりました。(後で、完全に元通りにするには、もうワンステップ必要なことが判明。)次はMac OS Xの復元です。こっちはCarbon Copy Clonerでバックアップと逆のコピーをして、無事復元が完了しました。

120GBのMac OS Xが正常に起動することを確認し、続いてMac OS 9でも起動を確認…ん?Mac OS 9で起動すると、アイコンが一部化けていて、起動しないアプリもあります。ノートン先生に見てもらっても異常なし。アイコンが初期状態に戻るといえば…。思い当たるのは、デスクトップファイルが壊れているか、実際のファイルと不整合が起きていること。そこで久しぶりに「デスクトップの再構築」をやってみると、無事元通りになりました。



2003.7.25

● G5に触れる

今日、会社の帰りに新宿でG5の展示(期間限定)を見てきました。店員さん達が遠巻きに見守る中、WWDCでは良く見れなかった背面などをじっくり観察してきました。まだ実際に操作できないからか、お客さん達が(自分も含めて)同じような行動を取ることに気づきました。

それはアルミ合金の筐体を「触る」「撫でる」こと。現行のG4を撫でている人をあまり見たことがありませんし、自分もそうしたいと思いませんが、G5は何故か触りたくなるマシンなのです。



2003.6.30

● WWDC2003基調講演

6/24(火)の夜、東京国際フォーラムで開催されたWWDC(開発者会議)基調講演上映会に行ってきました。当日は仕事の都合で到着が遅れ、会場に入ったのは19時。高級外車の発表会のような(と、言っても行ったことはないから推測ですが)、とても高級な雰囲気で、案内してくれるスタッフの物腰もなんだかとても丁寧です。同時通訳のレシーバーを使ったのも初めてで、ちょっと緊張しました。

目玉は最後のG5でした。原田社長の講演が終わった後、ロビーに置いてあったG5に触ってきました。アルミ合金の筐体はひんやりしていたような気がします。スティーブ・ジョブスの基調講演をちゃんと見たのは今回初めてでしたが、ジョブスもさることながら、ゲストの方々も堂々とプレゼンテーションしていて、日本でこういう振る舞い方ができる経営者、技術者がどのぐらいいるだろうかと変に感心してしまいました。

世界で一番速い車は手に入らないけど、世界で一番速いPCには手が届くかも。およそ必要のない我が家にG5があったら…と、想像して面白がっています。世界最速のPCで、娘と一緒に「どーも君」のホームページを見て楽しんでいる姿というのは、ミスマッチで結構楽しい。



2003.5.31

● ユーザーグループミーティング

5/24(土)念願の?アップルユーザーグループミーティングに行ってきました。新宿オペラシティビルの48Fのアップル本社のセミナールームでほぼ6時間に渡って行われたミーティングは、一般向け&開放的な雰囲気でした。どちらかというと年齢層は高めで、リタイアされたおじさまやおばさまもいらっしゃいました。久々にマックユーザーの中にどっぷりと漬かって楽しかったです。マックエキスポが無くなって寂しい思いが少しだけ満たされました。



2002.12.15

● 新しいマウス

最近、マウスを買い替えました。今まで使っていたマイクロソフトのマウスが不調になってきたので、前からデザインが好きだったロジテックのマウスを購入しました。MX300という製品です(ワイヤレスではありません。)。マイクロソフトのマウスも左右非対称の独特なデザインが好きで、Mac用のドライバーがあると知って99年の年末頃購入したものです。光学式なのでメンテナンスフリーで故障もなく快適だったのですが、嫁さんと子供の手には大きすぎるので、何か適当なのはないかなと探していました。

新しいマウスはオーソドックスなデザインで、大きさも手ごろです。ボタン数が減ったけど、今のところそれほど不便ではありません。最初、OS9の方では、マイクロソフトのマウス用機能拡張ファイルとコンフリクトしてうまく動かなかったのですが、それに気付いてファイルを取り除いた後はとても快調です。



2002.5.26

● シェア

ZDネットのHPにスティーブ・ジョブスのコメントが載っていた。アップルのシェアは米国で5%らしい。それを倍にする方法を語っていた。


「われわれのマーケットシェアは小さい。しかし、だからといって取るに足らないということではまったくない。マーケットシェアが5%だということは、残りの95%の人たちのなかから5%に切り替えをするように納得してもらえばよいのだ」

"Our market share is small, but by no means small enough to be inconsequential. The great thing is when you have 5 percent market share, all you have to do is convince another five out of the other 95 percent to switch and you have doubled your market share."

アップルのシェアは94年頃は結構高かった。10%ぐらいの時期もあったのでは?!最近は数%?だろうか。やっぱりWindows95以降は下がっていると思う。当時は残念に思ったものだが、最近はそれほど気にならない。アップルが好きな人はやっぱりいて、アップルも元気良く新製品を出している。ハード(iMacに代表される)も、ソフト(Mac OS Xに代表される)も。

アルファロメオという車がある。とても個性的なデザインをしている。アルファロメオの日本のシェアはどのくらいであろうか?アルファロメオが万人に受ける車とは思わないが、好きな人はとても好きなのだ。そういう種類の工業製品があるのだ。十分快適なビッツやフィットよりローバーミニが好きな人たちがいるのだ。アップルもそういう製品なのではないかと思う。
私はMacintoshが好きで、Macintoshを使っていることがとても誇らしい。



2001.12.23

● キーボードを買った

キーボードを買いました。「Happy Hacking Keyboard Lite2」。知る人ぞ知るPFUというメーカーが作っているキーボードです。今まで使っていたG3付属のキーボードは入力中にキーが引っ掛かるような感触がするときがあって、ときどき雑誌に載ったりするこのキーボードが気になっていました。

まずデザインがとてもシンプルです。テンキーがなく、おまけにファンクションキーもなく(数字キーを切り替えて使う)、コンパクトで机の上が広く使えます。キーを押したときの感触もふにゃふにゃではなく、しっかりしています。カチャカチャ音もしないのでとても静かです。

色は白。キー配列はUS仕様で不要なカナ表記がなくとてもすっきりしてます。今のところUS仕様で困ることは何もなく、日本語入力も以前の通りできてます。USBも今まで通り2系統接続できます。ただキーボードからの電源オンオフはできません。(そういうボタンがないから。)でも足(スタンド)を立てて手を置くと指の当たる角度が絶妙ですよ。この辺は人によって違うかもしれませんが、とても気に入ってます。



2001.05.12

● iweek2001

今年もゴールデンウィークに大阪のOAPでiWeekが開催されました。初日は過去最高の人出で、原田社長の講演会も大盛況だったらしいです。新型iBook発表の直後だったので、かすかな期待もあったけどやっぱりそれ(日本でのお披露目)はありませんでした。会場には魚井先生はもちろん、くぼけいさんや、新居さんなどお馴染みの方々もいらっしゃいました。

規模自体は小さくなり、アップルのオフィシャル色も薄れたように思います。フロアは昨年よりさらにマニアック(?)になっていて、おしゃれな印象はほとんどなし(^_^)。知り合いばかりのような雰囲気の中を1人でうろうろしていると、ちょっと居心地の悪さを感じたりもします。一般の方々が迷い込まれたらきっとさらに引いてしまうことでしょう。

今年のiWeekでは初めて開発(初心)者向けのセミナーに参加しました。MOSAの中野さんによる「CarbonアプリをProject Builder(Mac OS Xに付いている開発環境)で作ろう」というテーマ。MOSAは会員制のマックの開発者の団体です。

講師の中野さんはマックのゲーム「縁日シリーズ」を作っているプログラマー。お話はユーモアたっぷりで、ときに本音も飛び出しとてもおもしろかったです。CarbonはC言語で組まれたこれまでのプログラム資産やテクニックを生かすために用意されている環境ですが、まだ細かい問題も多いとのこと。

しかし、やっぱりこのProject Builderは結構貴重な物らしいのです。今回は14800円のMac OS Xにおまけで入っているけど、その10倍ぐらいの値段が付いてもおかしくない物だそうな。(コードウォーリア(マックの世界でメジャーな開発環境)と同じぐらいだとしても6万か…)

私も連休前にインストールして、チュートリアル(もちろん英語だ!)にそってCocoaアプリの作り方を勉強中です。線を引っ張ってウィンドウ上のボタンやテキストボックスを結んでいくところはIBMの「VisualAge for Java」によく似ています。(と、言ってもこれしか知らないのだ!)

開発言語は以前ちょっとかじったJavaが使えるし、オブジェクト指向の知識もやっと生かせます。漠然と持ち続けたマックのプログラムを書いてみたいという思いが実現できつつある今日この頃です。



2001.03.31

● Mac OS X がやってきた!

Mac OS Xがやってきました。アップル悲願のモダンOS、1995年頃から語られ続けてきた新しいOSが、私の家のマックにもやって来ました!24日に無事届いて(ちなみにパブリックベータ・ユーザーは優待販売が受けられたのだ。)現行OSを9.1にアップグレードして暫く様子を見た後、おもむろにインストール。あっけないほど簡単にMac OS Xは起動しました。(モデムの設定が終わってないのにインターネットに繋げようとして1回ハングしましたが…(^_^))

インストール中の画面も美しいこと。こんなに綺麗なインストール画面は見たことない。(たいてい事務的ですからね。)最初の起動時のウェルカムメッセージも凝っている。いろんな国の言葉で「ようこそ」と言ってくれます。ログイン画面はデフォルトで「出さない」になっていたので、違和感無く新しいデスクトップが現れます。ハードディスクは今まで通り右端に表示されるし(出さないようにもできる)、アップルメニューもあるし、やっぱりベータテスターのフィードバックが生きている。

嬉しかったのは、うちのモデムが使えてインターネットに繋がること!(パルス/トーンの切り替えがちゃんと追加されてる。)起動ディスクもいちいちパスワードを入れなくても切り替えられるようになりました。9.1で起動するときも途中でハングしたりしません。(さすが製品版です。)

それから、おまけで Project Builder や Interface Builder が入ったCD-ROMが付いてきます。これも嬉しい!これらはJavaやObjective-Cでマックのソフトを作るためのソフト(開発環境)。ちょっと前から欲しかったのです。ちなみに今までこの開発環境を手に入れるためには、デベロッパー登録をして、自分でダウンロードしないといけなかったのです。(無料だけど100MB近くあるらしい!)

まだシリアルプリンターが使えなかったり、日本語入力はATOKの方がやっぱりいいとか(4/20に出るそうな!)、細かいところはこれからですね。ポストペットやPhotoshopが早くネイティブ対応してくれるといいなぁ。あとマイクロソフトの光学マウスのX用ドライバも欲しいなぁ。でも、この新しいOSはまだ生まれたばかり。これからが楽しみです。

とにかく、この新しいOSを本当に世に送り出したアップルのスタッフに心からご苦労様と言いたい。



2001.01.08

● Office : mac 2001 は良くできてる!

去年の12月に新しいOffice : mac 2001(Microsoft Office 2001)を購入しました。これは結構よくできてます。私にとっては5年ぶりのアップデートになるのですがさすがに洗練されています。今までオフィス4.2をずっと使っていたのですが、うちのOS9ではうまく動かなくなってしまって不自由していたところでした。ありがとうMS!(ちなみに私はMSのプロダクトには敬意を払っており(^_^)、前にも書いたがマウスもMSの光学式のやつを使ってます。Hotmailの煽るようなCMは大嫌いだが。)

何が良いといって、やっぱりマックのソフトらしく遊び心があります。アシスタントのデフォルトはマックス君で、これはMacintosh Plusに手足が生えたようなもの。それから音。エクセルやアントレージュ(Entourage)のいろんな操作をしたときに音がでます。「シュワッ」とか「ブーン」とかね。これが楽しい。ちなみにアントレージュはOutlook Expressと同じ様なソフトで、スケジュール管理の機能なんかがプラスオンされています。

やっぱり会社でワードやエクセルを使っているので慣れているし、ちょっとした計算やシミュレーションはこれが使えると便利です。最近エクセルで助かっているのがプロバイダ料金のシミュレーション。今使っているプロバイダが急に料金体系を変更したので、どのぐらい費用が変わるのか計算したりしてます。パソコン=インターネット端末という方にはあまり必要ないかもしれませんが、Office : mac 2001をインストールしたマックは、より「パソコン」らしくなるのは間違いありません。




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