With Macintosh

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1998.8.30

● iMacを見た!

とうとうiMacが日本にも登場しましたね!私も29日の午後3時前に日本橋に見に行きました。最初の印象は「ピカピカ、ツルツル」。事前に雑誌の写真を穴の開くほど見つめていたため、初めて見たときもあまり衝撃はありませんでした。「おお、いるいる(あるある、じゃないんですね)これかぁ〜」といった感じです。デザインについては、私は正面よりも横から見たところが好きです。キーボードもかっこいいです。マウスは綺麗なデザインで、小ぶりですが、すぐ慣れるでしょう。

「勝ったな。」「あれ!?大学時代の先輩の三条さんじゃないですか!」「(説明的なセリフだな)おう。それはともかく凄い人だな。」「ビデオジャーナリストの神田さん(KNN)も来てましたよ。私達もニノミヤMac館に行きましょうよ。もうオープニングイベントが始まってますよ。」

「おお、なんとiMac購入者の行列が道路にはみ出しっこ、いやはみ出しているではないか!」
「(「はみだしっこ」が出るあたり、さすが幻の甲南大漫研OB…)みんな今日iMac持って帰れるのかなぁ?ちょっとHPに載せる写真でも撮っとこーっと。」


「嬉しいのう…こんなにたくさんの人がiMacを飼って、いや買ってくれるとは。おまえのように写真やビデオを持ってる人が多いな。きっとこの盛況ぶりを世の中に発信したい人達なんだろうな。」 「気持ちは同じですよ。あ、阪大の魚井先生もいますよ!」 「役者が揃ってるな。おお、店内にはiMacの綺麗な箱が山積み状態ではないか。」


「結構数がありますよ!しかも持ち帰り用のキャスター付き。「64MBメモリー増設」というメモが貼ってある箱が目立ちますね。」

「発売開始の3時まであと15分ぐらいですね。それにしても東京の原田社長は淡々とお話されていますね。」「我々のような昔からのアップルファンは今は邪魔なのかもな。」「え?」「いや、なんでもない。」「あ、お店の人が乾杯用のジュースをくれましたよ。アップルジュースです(^_^)」「泣かせるのう…。感謝するぞニノミヤMac館。こないだ「CodeWarrior」買ったとこだが、また何か買おうではないか。」

そうこうしてるうちにカウントダウンが始まり、3時になりました。 「乾杯〜!」

「おお、販売が始まったぞ、皆の衆!」「誰が皆の衆ですか!お店の奥からiMacの箱がどんどん運ばれて来ますね。」「初回限定10台みたいなケチなもんではなく、相当数はありそうだなこれは。」「偉いですね!今回は。」「うむ。しかし17万円もするものがこんな勢いで売れていくのだな。」「確かにパソコンの値段としては安いですが、ゲーム機とは桁が違いますからね。」

「さて、iMacも触れたし、そろそろ帰りますか。」「しかし、もう販売開始から一時間が経とうというのに、まだ行列が店の外まで伸びてるじゃないか。ちょっと我が目を疑うな。」「J&Pの方にも行ってみましょう。」「あちらこちらで車にiMacの箱を積んでる姿を目にするな。」「J&Pの2階のアップルコーナーにもまだ行列がありますね。もう1時間半経ってるのに!」「それでもまだ箱が山積みだ。なるほど販売店を絞るとこうなるのか。これが分散していれば、たちまち「売り切れ店続出」となっていたかもしれんな。」

「さあ、iMacは他のメーカーに影響を与えるでしょうか。」 「その点については声を大にして言っておく。マネすんなよ!」「落ち着いてください。」「いや、あのバイオだって1年も経たずに他社からコピーが出たからな。」

「それはともかく、これまでコンピュータを使っていなかった普通の人が、iMacと仲良くなって欲しいですね。」「そうだな。それに一度PCに失望してしまった人々にもiMacに出会って欲しいものだな。」



1998.5.24

● ニューマシンが欲しい!

最近、アップルは俄然元気です。連休明けからの急展開にはワクワクさせられています。毎日コンピューター関係のニュースを読むのが楽しみです。

まず最初に驚いたのは「iMac」の発表です。斬新な「透明おむすび」のようなデザインで、実物が早く見たいです。性能もいいし、綺麗だし、1台欲しいなぁ。これが、以前ジョブスさんが言っていた「ネットワークコンピューター」のことかもしれませんね。100Base/Tのイーサネットポートを標準で持っていて、フロッピードライブが無いのがそれらしいです。今持っている周辺機器が生かせないのが残念ですが。スキャナやMOを繋ぐことはできないのかなぁ…。でも欲しい。

WallStreetと呼ばれていた新しいPowerBook G3も発表されました。こちらは写真が発表前にWebに漏れていたりしたので「予定通り」だったのですが、それにしても「もの凄い」性能で、デザインも凝ってます。上から2番目の13.3インチTFTの250MHzのが特に気に入ってます。50万円しても欲しいもんは欲しいっ。



1998.1.3

● Mac Fan Expo 97 に行って来ました。

昨年12/12に、Mac Fan Expo 97のカンファレンス(MIDシアター)と、大阪ドームの会場に行って来ました。カンファレンスでは、最初に読売TV土井社長と、毎日コミュニケーションズ佐々山社長のご挨拶があり、引き続きアップルの原田社長のドラムと、オラシオンの社長のトランペットでオープニングが始まりました。舞台の上には最新鋭機のG3マックが並んでいます。原田社長から、これからのアップルのプラン、昨年Macで作られたマルチメディアタイトルなどが紹介されました。この後、Macを使っている漫画家のグループであるJMACの活動が紹介され、ルパン3世の作者モンキーパンチさんが登場、原田社長との対談が行われました。

技術的な話に入り、アップル社の技術担当者から、新しいCPUであるG3チップ(PowerPC750)の特徴が説明されました。PentiumのMMXは、MMX向けにコードを書かなければその恩恵を受けることができないが、G3では既存のアプリケーションがそのまま高速化されるとのことです。(全く違うプラットフォームの話なので、簡単に比較するのは難しいと思いますが…)

デモでは、MS-OfficeのWord、Excel、PowerPointの3本のアプリが、合わせて12秒ほど(Wordだけで4〜5秒)で起動していました。(PB550cではWordだけでも数十秒はかかっていると思います。)PowerBookG3では、70MバイトのQuickTimeデータを秒間30コマ・フル画面でノート本体と外部ディスプレイに再生するデモを行っていましたが、コマ落ちなしで綺麗に表示していました。これは…凶暴な処理速度です。

開発中のRhapsodyのデモも見ることが出来ました。RhapsodyはベースがUNIXのため、最初に現行のMacにはない「LogIn」を行う必要があります。シンプルで美しいLogIn画面で氏名とパスワードを入力します。パスワードに誤りがあると「イヤイヤ」と言うように画面がブルブルと横揺れします。(この辺がアップルらしいところです。)

付箋ソフトの「スティッキーズ」には日本語入力もできていました。また、デスクトップ上のMacOSアイコンをWクリックすると、できたばかりの「BLUEBOX」(現行のMac互換環境)で、MacOSが起動します。その上で複数のSimpleText(エディタ)が、それぞれプロテクトされたメモリの中で起動していました。

その後、アメリカで既に行われている「Think different」キャンペーンのCM等が披露され、休憩を挟んで、Macユーザーの石井めぐみさん、小比類巻かほるさん、モンキーパンチさんをゲストに迎えてMacintoshについてのトークが行われました。原田社長からスティーブ・ジョブスの普段の様子などが紹介され、大変楽しい時間を過ごせました。抽選会では10番違いでPB2400cを逃してしまい、悔しい思いをしましたが、エンディングで有名なビデオクリップ「Knowledge Navigator」の大阪弁バージョンを見ることができました。(アップルのサービスとのこと)エージェントの「わかってまんがなー」という言葉に、非常に受けてしまいました。

カンファレンス終了後、大阪ドーム会場に向かい、Photoshopユーザーの嫁さんと共に久しぶりのMacExpoの雰囲気を味わいました。アップルブースでは最新のG3機が並び、アドビのブースなど大変な賑わいを見せていました。個人的にはイタチョコシステムのラショウ氏(たぶん本物)を見ることができて良かったと思っています。来年もこのような企画があればぜひ行ってみたいと思います。(できれば、幕張のように3日間通し券のようなものも販売して欲しいと思いました。)



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