絵 変化

形態:人間型
反応:中立(攻撃的)
知能:中
遭遇:森林、平原、丘陵、荒野
出現:単独



 食欲に支配されたどう猛な怪物は、不幸な獲物をあざむいて食事にありつくために、様々な保護色や身体の模様を利用する。変化のそれは特に変わっている。
 変化の本来の姿は人間に似ていなくもないが、全身が爬虫類じみた、トカゲ兵蛇人を思わせる鱗に覆われた皮膚を持ち、長い牙がずらりと並んだ口からは四つに分かれた舌が伸びて食欲のままによだれを垂らしている。背中には長い突起が太く長い尾まで連なっている。変化は獲物を警戒させず近づくために、多少の目くらましの能力と肉体を変容させる能力とをそなえており、無防備な弱い生き物に化けて獲物に近づこうとする!

 たいていはみずぼらしい小男や惨めなゴブリンといった姿をとるが、ある程度まで近づくと食欲が勝って集中が解けてしまい、鉤爪や背中の突起が衣服を突き破り、本来の姿に戻る。その後は普通に戦うが、相手を倒すと死体から衣服をはぎ取り、破れた自分の服と取り替えて次の獲物を探す。


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