絵 ホブゴブリン

形態:人間型
反応:非友好的
知能:低
遭遇:平原、森林、丘陵、荒野、洞窟
出現:単独から少数



 ホブゴブリンはゴブリンの亜種であり、その出自は判然としないが一般にはゴブリンとオークの無様な混血の結果であると言われている。体格はその両者よりも大柄であり、人間とほとんど変わらない体躯を持っていてゴブリンに似た醜いいぼだらけの顔をしている。
 体格のせいでゴブリンに比べて力は強いが頭は悪く、集落をつくるようなこともないために、たいていは騙されるかおだてられるかしてゴブリンの集落の護衛や用心棒のような役割をしていることが多い。はぎあわせた粗末な鎧や、無骨だが大きな剣や斧、こん棒などを手にしている。

 それ以外のホブゴブリンは人里離れた森や洞窟で孤独に暮らしているか、あるいはトカゲ兵などの邪悪な軍勢に傭兵として参加している例も多い。理由は不明だがホブゴブリンはエルフを激しく嫌っており、見かければ命令や立場も忘れて襲いかかる。


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