絵 ナンディ熊

形態:動物型
反応:攻撃的
知能:低
遭遇:洞窟、丘陵、荒野
出現:単独



 猿人洞窟熊の中間種と言われているナンディ熊は実際は大アード狼に近縁のハイエナの仲間であり、従って厳然たる肉食獣である。
 外見は黒い短い毛におおわれた獣のそれで、顔は無毛で低い鼻はつぶれて上を向いている。鈎爪の生えた前足は長く発達しているが後足が短くて下半身は小さく、その為に猿人めいた印象を与えることもある。

 特に入り組んだ洞窟に棲むことが多く、くぼみに潜んで不用心な獲物が通りかかるのを辛抱強く待つ。息を潜め、大きな図体にも関わらず足音を消すことが巧みで後ろから不意をついて襲い掛かる。獲物には鈎爪のある前足で殴りかかり、しとめると洞窟のくぼみに引きずり込んでまだあたたかい脳みそから食べはじめる。火を恐れ、松明を掲げているだけで襲われる可能性は減少するが空腹時にはその限りではない。


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