ありがちな日記 2000年1月後半


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2000 1/31(月) 「ごま、インフルエンザに気を付けよう。」の巻

 会社では風邪が大流行だ。今日も風邪で2人休んでさらに2人早退した。みんな11月末からかなり無理して仕事をしてきていて、体力が無いからかもしれない。一つには少し仕事も落ち着いてきているので、ちょっと気が抜けているということもあるかもね。

 それ以外にも風邪気味の人もたくさんいて元気な人の方が少ないような感じだ。症状を見てみると、風邪の種類はどうやら二種類あって、一つは熱が39度以上でてかなり症状の重いインフルエンザと、もう一つはそこまで症状の悪くならないただの風邪だ。インフルエンザにかかるととにかく辛そうだしやばい。

 私の場合は、11月末と1月の頭にただの風邪には既にかかっていて、その時にはちょっと熱が出るくらいで比較的軽症で済んだ。今風邪ひくと色々と業務にも支障が出るし、やっと休めそうな所まで来ていて、その貴重な休みを風邪で使うのはあまりに悲しいしね。

2000 1/30(日) 「ぐれ、新し物好き。」の巻

 ぐれに、高級缶詰をあげたら物凄い勢いで食べたらしい。この高級缶詰は昨日ホームセンターに行ったときに私がぐれのおやつ用に選んだ鯛入りの奴だ。中身にホントに鯛がほぐして入っていてさすがに高いだけはある。

 ぐれにこういうふうに目新しいものをあげると大抵最初は喜んで食べる。前にビーフ入りをあげたときもその前にエビ入りをあげたときもそうだった。でも、そればかりあげているとすぐに飽きて前ほどの興味が無くなる。

 どうも新し物好きのようだ。江戸っ子みたい。

2000 1/29(土) 「ごま、初詣と陶器市とお見舞いと散髪。」の巻

 今日は久々に休みをとった。それで、宇佐という街でやっている陶器市に行ってみることにした。一昨日結構寒かったので、途中の山道は数センチくらい雪が降っていて驚いた。大分ではちらちらと舞った程度だったのに。陶器市は宇佐神宮というとても格調の高い神社の駐車場でやっている。着いたのは9時半前だったが、まだ始まっていない様子だったので、まず今さらながら初詣をすることにした。

 お参りをしてお札を買おうとくろちゃんが巫女さんに渡したら、「海上安全のお守りですがいいですか?」ときかれた。見てみるとたしかにそのように書いてある。結局巫女さんに家内安全のお札を押しえてもらってそれを買った。陶器市は、かなり安くて面白いものがあった。あれこれと見て回って、萩焼と有田焼と鍋島焼の小皿をそれぞれ5枚買った。安いのにどこも更に値引きしてくれてうれしかった。

 その後、その足で叔父のお見舞いにいった。あまりお見舞いなんてしたことないので、病人にどう接すればいいのか戸惑った。右手の自由と言語障害が出ていて、色々話したいみたいだったが喋れないのが辛そうだった。あれはストレスが溜まりそうだなぁ。これからがんばってリハビリして、また元に戻れるといいのだけれど。

 それと最後にやっと散髪にいけた。さっぱりした。

2000 1/28(金) 「ごま、ガラスキャビネットを作る。」の巻

 ちょっと前の新聞広告にガラスキャビネットがかなり安い値段で売られていた。前々から置物とかグラスとかを飾る棚が欲しくて、チェックをしていたのだが、ちょっとしゃれているのは高くて手がでなかった。良く輸入家具とかに売られていることが多いのだが、そういう所では結構気に入るような形のいいものが出ていたりはする。しかし、とても買えないようなお値段で見るだけだった。

 広告に載っていたのは、輸入物ほどはおしゃれではなかったが、この値段なら破格だったので迷わず買ったというわけだ。それで、昨日届いたのはいいのだが、組み立て式なのだ。(だから安かったのだけど)あまりに大きいので、くろちゃんが移動できずに玄関に置きっぱなしにしていたのだけど、邪魔なので早々に組み立てようと思い早めに帰ってきた。

 しかし、部品は多いしガラスや鏡があるし台形なので組み立てるのが結構難しかった。くろちゃんと一緒に何回か間違えながらやっと作り上げた。8時から作り初めて出来たのが11時半だったから3時間半もかかった結構な大作だ。明日は少し筋肉痛になりそうだ。

2000 1/27(木) 「ごま、判子乱れ押し。」の巻

 朝出社して席に着いたら机の上に巨大な図面(A1位かな)が山のように置かれていた。見るとあるプロジェクトの電気工事の図面で、私と私の上司の判子が欲しいらしい。図面は特殊なトレース紙で、普通の朱肉では消えてしまうので特殊な朱肉が必要だそうだ。

 そういうわけなので、一つの工事の分だけならいいけど、別件の工事の分の図面もついでに押して欲しいらしく一緒に置かれていて大変な状況になってしまっている。とりあえず上司に「判子を押しますか?」ときいたら、黙って判子を貸してくれたので、まず空いている机に図面を運んで、二つの判子を駆使して乱れ押しした。

 しかし押すのは数が100枚近くあるし図面は大きいしで、何度か私の判子と上司の判子を間違えそうになったりして、訳がわからない状況になった。結局20分くらい判子を押しまくって、手首がじんじんした。

2000 1/26(水) 「ごま、今更ながら動物占いをする。」の巻

 会社をそろそろ帰ろうかと思っているときに、何人か集まっていたのでなにをやっているか見てみると、ネット上で動物占いをやっていた。会社のいろいろな人を試してみるとあたっているのかあたっていないのか結構微妙だが、なかなか面白かった。ちなみに私は「ぞう」だった。

 それで、家に帰ってきてくろちゃんと一緒にやってみた。くろちゃんは「ひつじ」だ。とりあえず家族を試しにやってみるとお義母さんと私の母がおなじ「くろひょう」だったり、私の父が「おおかみ」でドライブと酒飲みがすきとあって、くろちゃんが大受けしていたりと楽しんだ。

 ネタが無くなってきたので、前いた合唱団の名簿を出してきて、色々試すと面白いことがわかった。夫婦な人とかカップルな人達は同じ動物というパターンが多いのだ。それはちょっと驚き。

2000 1/25(火) 「ごま、罰があたる。」の巻

 昨日UNOで極悪なことをしたのだが、今日は案の定痛い目にあった。昼休みの間中一度もあがらなかったばかりか、ドロー4、ドロー2を食らいまくりで昨日の貯金を使い果たしたばかりでなく、一気に断トツの最下位まで転落してしまった。一応1週間締めになっているので、明日からがんばらないと。

 今日はUNOだけでなく、全体的についていなくて、コーヒーを飲むと火傷するし、変な仕事は舞い込むしまぁ散々だった。

2000 1/24(月) 「ごま、UNOで極悪人になる。」の巻

 相変わらず昼休みの間UNOをやっている。会社でやるUNOは二つ分のカードの役カードを集めて作っているので、ドロー2やドロー4がたくさん入っていて、やたらとインフレなUNOだ。

 今日はなかなか面子が揃わなかったので、その間私がカードを切っていたのだが、ついふとドロー4を寄せ集めてみたりしていた。寄せ集めたとはいっても人が来る間中ずっと切っていたので、そんなに影響ないはずだ。それで、そのうち面子が集まったのでゲームを開始した。

 最初のゲームや二回目のゲームではもしかしたら固まっているかな?と思って気にしていたのだが、どうやらそういう雰囲気はなさそうだった。たしか4回目位のゲームの時、一枚一枚配らずに一度に5枚配ってゲームを開始した。

 すると私の手のカードは5枚全部ドロー4だった。まさかここに来てさっき固めたのが来るとは思わなかったが、しょうがないので回って来るたびにドロー4を切っていった。もちろんめちゃめちゃ大顰蹙だ。結局一度一枚ひいただけですぐに私があがってしまったので、我ながら酷いやつだと思う。

2000 1/23(日) 「ごま、時間がない。」の巻

 今日の日記は書く時間がない。(笑)会社から帰ってすぐお風呂入ってワインを飲んだらすぐ寝てしまって、朝起きたら寝坊気味の際どい時間だった。それに今日は不燃物の日でワインのラベルはがしもやらなきゃいけないし、ゆっくり日記を書いている時間がないのだ。というわけで、これでおしまい。

 昨日は久々にあんなに長い日記を書いたから後遺症かな?

2000 1/22(土) 「ごま、ふぐの毒にあたる。」の巻

 11月よりほぼ連日休みなくやっていたので、12月分の給料が割に残っているらしい。そして1月分の給料もおりたので、今日は仕事を早く切り上げて、くろちゃんとなにか美味しいものを食べに行こうということになった。

 候補は色々とあったのだが、冬に美味しいのはなんと言ってもふぐだ。ふぐと言えば下関が有名だけれども、大分もかなりふぐがとれるところであちこちによいふぐのお店がある。グローブのケイコさんの実家も有名な高級ふぐ料理店だし。私たちが行ったのは結婚式の時おじさんに連れていってもらったお店だ。魚屋をしているおじさんの紹介だから、ネタも良ければ値段も大分の中でも安い。おじさんにつないでもらえるとさらに安く入れるのだけれど、おじさんはこの間倒れてしまったので、さすがに今日は普通の客として行った。

 お店に入ってまずひれ酒を頼んだ。この間萩に行ったときにもふぐを食べたのだが、その時のひれ酒は量が少なくてくろちゃんが残念がっていたからね。このお店のひれ酒はたっぷりあるし、ほんのり甘くて香りが良くてとても美味しいのだ。

 料理は8000円のふぐづくしコースにした。内容はふぐ皮のあえもの、ふぐ刺し(キモ付き)、ふぐの唐揚げ、ふぐちり、ふぐ寿司、雑炊、黒胡麻シャーベットだ。ふぐ刺しも東京とかであるようなちんまりした物ではなくて、二人前なのにそこそこの大きさの皿にたっぷり綺麗に並べられていた。子供の時にはふぐ刺しといえば円周方向に箸を動かして食べていたものだが(笑)、さすがに最近は落ち着いてきたので二枚づつ位にネギを挟んで巻いて食べた。時期的にはまさにオンシーズンまっただ中なだけに身も締まっていてうまい。皮もうまいが、やはりなんといってもキモがうまい。キモは独自の調理法がある大分だけでしか食べられない。でもふぐはやっぱりキモが一番うまいなぁ。一人あたり二切れづつあったので、一つの半分はポン酢に浸けて食べて、残りの半分はポン酢にといて、もう一個は雑炊用に残しておいた。

 くろちゃんは唐揚げが大好きで、骨の周りについた肉もしっかり食べていた。唐揚げは骨のまわりがうまいからね。ふぐちりもふぐ寿司も幸せだったが、やはりなんといっても最後の雑炊が抜群だ。さっきのキモとキモをといたポン酢を少し雑炊に入れると、これが最高にうまいんだなぁ。最後の締めのシャーベットもすっきりして美味しかった。これだけ食べると二人ともお腹いっぱいでふぐの毒にあたったかのように動けなくなってしまった。(笑)

 これだけ食べても二人で2万円切るんだから恐ろしく安いなぁ。東京で同等の鮮度で同等の量を食べようと思ったら(と言ってもキモは食べれないけど)、少なくとも一人2万〜3万はとられるだろうな。

2000 1/21(金) 「ごま、両手に電話。」の巻

 そろそろ帰ろうかと思って事務所でメール処理をしていたら電話が鳴ったので出てみると、同じグループの人からでシステムがトラブったらしいので現場につなげて欲しいと言う内容だった。それで、現場に電話を回したら該当者が別の場所に行っていたらしく更に転送されてしまった。転送の転送はきかないので、そこで電話が切れてしまった。

 そしたらすぐに二つの電話が鳴りだして慌てて二つともとってみると、最初の人と現場からだった。そこでどっちかを切って転送すれば良かったのだけどそのまま両手に二つの電話を持って右左に状況説明をする変な状況になってしまった。

 結局やっぱりシステムはトラブっていたので、担当者を呼び出して終りだった。聖徳太子って大変だったんだねぇ。

2000 1/20(木) 「ごま、同期に気付かれない。」の巻

 例の立ち上げ作業は未だ先の見えない状況が続いているが、更に今日は別のシステムの立ち上げが入っている。こっちのほうも12月から走り出したウルトラスーパー突貫工事の案件で出来ればめっけもんというシステムなのだ。

 このシステムは、社内の研究所が作ったシステムをうちの工場にトランスファーするというもので、10月位からすったもんだで大変だったのだ。で、最終的に研究所側での担当者はなんと私の同期で入社したときに同じ部署だった人だ。担当になったのはどうも年末位からで新年最初の電話で「始めまして」というからなんでかなぁ?と思っていたのだが、私もつられて初めての人のような感じで丁寧に対応してしまったものだから、向こうはずっと気付かないままだった。

 それから何度も電話やメールのやり取りをしたのだが、全然気付いた風もないので、面白いのでほっておいた。それで、今日立ち上げでやって来てそれでビックリしていた。私がこっちに来るという時の送別会にも来ていたのになぁ。(笑)

2000 1/19(水) 「ごま、椎茸の勢いにおののく。」の巻

 家に帰ってきたら玄関口から妙に香ばしい香りが強烈に漂ってきた。私はその瞬間その意味がわかった。たぶんくろちゃんが椎茸を焼いたのだろう。

 先日うちの親が来る前に「椎茸の木を持っていくから。」と言った。実家の裏にはには椎茸の菌を植え付けた木が何本かあって椎茸を栽培しているので、その木を一本か二本持ってくるのかと思って、いくらなんでもそれは勘弁して欲しいなとちょっと思っていた。ところが、持ってきたのはそんな本格的なものじゃなくて、小さな段ボール箱に入ったお土産用の椎茸の菌を植え付けた木だった。大分も宮崎も椎茸は産地なので、そういうお土産品もあるそうだ。面白いので、くろちゃんに持ってきたらしい。

 ついた日に私がちょっと覗いたときには、小さな椎茸が幾つか出ているだけだったが、次の日の夕方見たら、どれも立派に大きくなっていて驚いた。椎茸の成長力は知ってはいたつもりだが、改めてみると凄い。こんな調子なら収穫しても後から後から生えてきて、うちは当分椎茸三昧になることだろう。ちなみに今は乾燥しているので、それでも成長が遅いのだそうだ。

2000 1/18(火) 「ごま、独り暮らしの怖さ。」の巻

 昨日は仕事が一山来ていて(既にネパール並の空気の薄さなんだけど、更にせっぱつまった)帰ってきたのが午前様の2時だった。そのあとお風呂入ってくろちゃんとちょっと話をして寝たのだが、珍しくうっかり寝坊して起きたのが7時前だった。まぁ遅刻はしなかったけど、昼食後にお腹がいっぱいになったら眠くてしょうがなかった。

 ところで昨日家に帰ってきたときに、くろちゃんから私のおじが脳梗塞で倒れたことを聞いた。昨日の昼に私の親が家に来ることになっていたのだが、それもお見舞いに行くためだったらしい。症状は、幸い手足にはあまり影響はないらしいのだが、言語障害が酷くて退院後もしばらくリハビリが必要な状態だということだ。前々から血圧が高くて、仕事とかが忙しいときついという話は聞いていたのだが、まだ若いのに驚いた。

 おじは独り暮らしをしていて、倒れてから発見されるまでにかなり時間がたっていたらしい。もっと早くに見つかればもっと軽症で済んだかもしれない。今後ももう独り暮らしというわけにはいかないので、どうするかとかも考えていかなければいかないだろう。若い頃は独り暮らしは結構楽しいが、ある程度年齢がいって健康に不安がある状態だと怖いな。

2000 1/16(日) 「ごま、キャットショーに行く。」の巻

 今日も会社だったのだが、朝の会議と夕方からだけ出るようにして昼間の間は抜け出すことにした。今日は大分でキャットショーが行われるので、それを見に行ったのだ。10時から審査開始というので、会社を速攻で抜け出してなんとか10時前に会場に到着。

 受付で何処でやっているのかを聞いてみると、なんとその隣でやっていた。最初そこは洋服の市かなにかをやっていると思っていたのだが、そうではなくてねこが入ったカゴに色々派手な布がかかっていたのだった。それで勘違いしたというわけだ。

 キャットショーは私もくろちゃんも初めてだったのだが、ショーにでるねこちゃん達はとってもお行儀が良くておとなしいし、手入れがちゃんとしているので綺麗だ。いろいろな種類のねこがいてとてもかわいかったが、ぐれと同じと思われるシャルトリューという種類のねこは前年ながら参加していなかった。似たようなロシアンブルーという種類のねこはたくさん出ていたが、ぐれはあんな感じでほっそりはしていないので、やっぱりシャルトリューという気がする。

 ぐれは毛並みはいいんだけど、おしっこするからショーには出せないねぇ。

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