ありがちな日記 98年 2月前半


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98 2/15(日) 「ごま、結婚の宣言をしてみる」の巻

 実は今年の5月に結婚することが決まっている。相手はこの日記ではくろちゃんという名前で時々出てくる人で、同じ合唱団員だ。でも他の合唱団の人々には私たちが結婚することはほとんど知られていない。というか、付き合っていることもあまり知られていない状態だった。既に私の会社の人とか彼女の職場の人の一部には報告済みで、合唱団関係者が最後に残っていたという状態だ。

 つまり二人とも知っている人が実は一番知らないという変なことになっていたわけだ。しかし、もう結婚式まで三ヶ月を切ったし、5月には演奏会も予定されているので、そろそろ明らかにしておかないとまずいかなというわけで、今日の練習後発表することにした。

 練習後のミーティングで他の連絡事項が終わった後、最後に報告した。かなり反応があるかと思いったのだが、意外に反響が無かった。最初は秘かにばれていたのかと思ったが、どうもそういう訳でもなさそうだ。まぁ地味な二人なので案外そんなものかも。

 というわけで、日記にも結婚することを書いておく。これで今まで封印していた結婚ネタが使えるようになったので、当分ネタに苦労しないなぁと思うごまなのだった。

98 2/14(土) 「ごま、バレンタインといえば…」の巻

 バレンタインと言えば、「バレンタインデー キッス」である。♪明日は特別 スペシャルディ〜、歌っていたのは国生さゆり。当時は、おにゃんこの8番で、かけっこが速いけどいまいち垢抜けない子で、今とは大分イメージが違っていた。そうおにゃんこといえば、私のぴか一は高井麻已子だった。よりにもよって秋元のおやじに持っていかれた時には、どれほど悔しかったことか…。(涙)

 んが、そんなことはどうでもよく、本題である。「バレンタインデー キッス」が流行っていた頃の2月の13日の日の夕方、「ごまちん?明日の朝、暇?少し用があるのだけれど…」と言われた。言ってきたのは、私の中で彼女にしたいベスト3に入っていたともちゃんである。びっくらこいたが、冷静に「うん大丈夫」と答えて、待ち合わせ場所と時間を決めて別れた。

 その夜、私は舞い上がった。そりゃぁもう天高く。たぶん月より遠くに行っていたことは間違いない。あんなこととかこんなこととか考えて、ちょこを食べる前から鼻血ぶぅである。その時流れていたのが「明日は特別 すぺしゃるでぃ〜」だ。ん〜確かに確かに、特別な日だねぇ。

 翌朝、早速待ち合わせ場所に行く。するとおめかししたともちゃんはもう来ていた。彼女も気合いが入っている。すると…、「じゅん君にチョコを渡したいんだけど、うまく呼び出してくれないかしら」という事だった。(要約すると…)ん〜まさにありがちなおちである。「♪ちゃらららら〜ん」という音が頭の中で鳴り響いた。結構ショックだったが、冷静に考えると昨日まではともちゃんが好きだったわけではなくて、私が勝手に舞い上がっただけである。

 じゅんはとってもいいやつだし、ともちゃんもいい子だから、セッティングしてあげる事にした。その後、二人はうまくいったらしく、付き合いだした。そういえば、昔からこういうことを頼まれることが多かったような気がする。頼みやすいキャラクターなのかな?

98 2/13(金) 「ごま、いろんな国を探検する」の巻

 ふとカレンダーを見ると今日は13日の金曜日だが、私にはなんの関係もなさそうだ。日記界では、カラ更新が旬な話題らしい…。詳しい状況はよくわからないが、相変わらずよくもめるなぁと感心する。ちなみに私はプロバイダが止まったときに一度だけやったことがある程度だ。一日一回更新するのもやっとなのに、なんども更新する人は結構凄いななどと思う。それをチェックしてメールで抗議する人はもっと凄い人だと感心するごまなのであった。

 ところで本題。いまソフトウェア開発をやっているのだが、かなり重いソフトなのでコンパイルしたりシミュレーションをしている間は、待ち時間が割とある。その間オリンピックのページなぞを見ていたりした。(えっ仕事しろって?)オリンピックのページには、参加している国や地域の一覧が出ているのだが、あまりなじみのない国もたくさんある。私は地理は昔得意だったのだが、私が習っていたころと今とでは世界地図が全然違うので、スロヴェニアとかキルギスタンとか言われてもよくわからない。

 それで、yahooの世界の国と地域って所に飛んで気になった国のページを覗いてみた。小さい国でも大抵大使館が日本語のページを出していて、そこのリンク集からいろいろなページに飛べる。アイスランドとかスロバキア、スロヴェニアなどがなかなか面白かった。(仕事しろって…)

 こういうマイナーな国の大使館は、やはり知ってもらわないことにはどうにもならないから、ページ作りも気合いを入れているって感じだ。私もよく知らないから、その国の大まかな概要とか歴史とかを知ると身近に感じられるし、勉強した気になる。(仕事しろって…)どの国も魅力的でおいしそうだ。(笑)でもたぶん行かないだろうなぁ。

 今までは、こういう国の情報を入手することって大変だったと思うと、インターネットの威力を感じてしまった。また、インターネット世界旅行を楽しもうと思う。(仕事中じゃないときにね。)

98 2/12(木) 「ごま、虹をみる」の巻

 今朝、車で会社に向かう途中で虹を見た。車から見たからかもしれないが、ぼんやりとしていてあまりきれいな色合いではなかった。でも、虹を見るのは結構久しぶりなので、少し朝から得した気分になった。「早起きは三文の得」というのは、こういうのを言うのかな?

 そういえば子供の頃、虹が何処からどういうふうにかかっているか知りたくて、虹の方に走っていったことがある。当たり前のことだが虹が架かっている場所にはたどり着けなかった。親の運転する車に乗っているとき、前方に虹が架かったこともあった。その時、車ならもしかしたら追いつけるかもと思ったが、行けども行けども近づかずそのうち消えてしまった。

 昔見た虹が奇麗で神秘的に見えたのは、虹がどういうものだか知らなかったからかな?そういえば昔に比べて今は虹を見かけなくなったような気がする。それは空を見なくなったからかもしれない…。

98 2/11(水) 「ごま、従兄弟の結婚式に出席する」の巻

 今日は従兄弟の結婚式に出席した。従兄弟は大阪出身で東京で暮しているのだが、親戚関係は今東京に住んでいる人の中から呼ぶことにしたらしい。私が大学受験の時に彼の家に泊めてもらったし、彼が大学受験の時に宿として部屋に泊めてあげたりしていたりしていたりと、割と仲良くしていたので特に呼ばれたようだ。

 結婚式は神前式だった。今まで教会式は何度か出席したことがあるのだが、神前式は初めてなのでどういうのか興味があった。時間が来るとホテルの人に言われて新郎側・新婦側それぞれ一列に並んで式場に向かいお辞儀をして入場する。なんかカルガモの親子のようで面白かった。席についてしばらくすると、仲人と新郎新婦が入場する。

 神主さんが、なにやら祝詞を読んでいたが、お供え物にパイナップルがあがっていて結構気になる。なぜゆえパイナップル?(笑)三三九度なるものも初めて見た。なるほどああするのね。式が終わるとそのまま親族紹介をやったのだが、おじさんが私の紹介でめためたになった。名前違うし、続柄が違うって。(笑)そのあとはもうぼろぼろで、私はおかしくてしょうがなかった。それを見ていた新婦側のお父さんも緊張したのか、なんか変だった。

 披露宴も出席したのだが、新郎新婦の出会いがコーラスだそうな。お〜っ、おまえもか。(笑)私の周りではそれはあまりにもありがちだぞ。しかも、仲人さんは私のライバル会社だし、新婦さんの勤め先は昔共同研究をやっていたところだ。あまりの身近さになんか親戚の結婚式という感じが全くしないのであった。

98 2/10(火) 「ごま、清水の金メダルに感動する」の巻

 この手の話題はみんなが書くからやめておこうかなとも思ったのだが、今日はあまりに素晴らしかったので書くことにした。なんのことかって、もちろん長野オリンピック スピードスケート男子500mの清水の金メダルについてである。

 500mは前は一回勝負だったのだが、やはりスタートがインかアウトで差があるので、今回から二回勝負になった。昔、黒岩(っていっぱいいるけど、彰だったと思う。)が、強いと言われながらいつもアウトスタートで苦労していたのを覚えていたので、競技が始まる前は二回勝負になって良かったと思っていた。

 でも、昨日の一回目で清水がトップに立ったとき、私は「あ〜一回勝負が良かったよ。マスコミはもう金をとったような騒ぎだし、プレッシャーに負けなきゃいいけどなぁ〜。」などと結構不安だった。清水さん、すいませんでした。あなたは強い!本当に強かった!疑ったりしてごめんなさい。

 今日の二回目のレースは素晴らしかった。得意のロケットスタート、安定したコーナーワーク、ラストスパート全て最高だった。自らの世界記録には及ばなかったけれども、一回目も二回目もオリンピックレコードで一位。誰にも文句を言わせない完勝だ。

 日本人の場合、前評判で断然強いと言われていても、オリンピックで圧勝で勝ったというのは、私はほとんど見たことが無かった。先に書いた黒岩もそうだし、プレッシャーに強いと言われた荻原もだめだった。伊藤みどりや田村もだ。(決して銀が劣るというわけではないが)柔道の山下や斎藤は確かに勝ったが、圧倒的な強さで勝ったわけではない。しかし、今日の清水はグレイトだった。こういう完璧な勝利を見たかったのだよ。まじで感動しました。おめでとう!そして、ありがとう!

98 2/9(月) 「ごま、物件の下見をする」の巻

 土曜日の日記で、引っ越しを考えていると言ったが、今日は会社を早く引けて候補の一つに上がっている物件を見に行くことにした。ここは、駅からちょっと遠くて、少し古いところがちょっと引っ掛かっている。

 さっそく、来客用の駐車場に車を停めて、部屋を見てみる。建物は確かに古いが、部屋や台所も広いし、なんといってもこういう物件にしては収納スペースがたくさんあるのはうれしい。気になることといえば、お風呂がちょっと狭いと感じるくらいで、とても気に入った。面白いのは、各部屋にガスがきていること。それなら、ガスのエアコンにしてもいいな。窓も大きく取ってあって、部屋は明るそうだ。さっそく持ってきたメジャーで、冷蔵庫や洗濯機、カーテンの場所の寸法を測っておいた。

 見せてもらった部屋は、1階だったのだが1階だとちょっとした庭がついている。何に使えるって訳でもないけど、花でもおいたら気分いいかな。広い道から少し入っているので、周りは静かそうだ。ただ、隣がグラウンドになっていて、休みの日とかはもしかすると朝からうるさいかも。近くに大きなスーパーもあるし、住むにはよい所だ。最大の問題は駅からやや遠いこと。まぁ歩けない距離ではないし、会社に行くには電車を使わないので、そこは辛抱するかな。

 見せてもらった部屋は今週中に入居するらしく、次に部屋が空くのは三月終わりになるようだ。若干リフォームするらしいので入れるのは四月半ばらしい。結構いいタイミングなので、ここに決めようと思う。引っ越しは面倒だけど、なんだかわくわくするのだった。

98 2/8(日) 「ごま、洗車ですっきり」の巻

 この間の大雪で車が泥まみれだったので、そろそろ洗車したいなと思っていた。本当は昨日するつもりだったのだが、悪い予感がしたのでやめたら夜雨が降ってきた。昨日洗わなくてよかった。(実は単に面倒だっただけなんだけどね。)

 今朝も雨が降っていたのだが、10時頃外を見てみると雨が上がって空が明るくなってきたので、洗車をすることにした。車をあらためて見てみると、ツートンカラーのように下側が白く汚れている。こりゃひどいね。早速、水をかけてみたがそのくらいじゃもちろん全然落ちない。いつものようにカーシャンプーで洗うことにした。

 ところがこのカーシャンプーではほとんど泡が立たない。これだけ汚れていると、キャンプに行って帰ってきて頭を洗うときのように泡が立たないのかな?前は景気よく泡立っていたのに…。半面を擦ってみたけど、全然汚れが落ちないので、シャンプーの量が足りないのかな〜と思って、追加しようと見てみると…。

 シャンプーだと思っていれたのが、「ウォッシャー液」だった。いやん。おばかさん。(笑)道理で少しだけ泡立つんだよな。大体、どんなに汚れていても、バケツでは泡立つよな。(笑)もちろん汚れなんて落ちるわけはない。即座にカーシャンプーを入れてもう一度洗い直す。すると、おぉ〜、落ちる落ちる。面白いくらいにきれいに落ちた。乾拭きして、ホイルも洗って、ガラスを拭いて、ぴかぴかすっきりした。

98 2/7(土) 「ごま、友達の引っ越しを手伝う」の巻

 今日から長野オリンピックが始まったので、その手の話題が多いことと思う。私も開会式の話を書こうかとも思ったのだが、あえてやめることにした。同じ寮で同期の友達が三月に結婚することになり、11日に新居に引っ越すことになった。それで、今日は荷物の整理を手伝ってあげることにした。

 といっても、粗大ごみを寮の粗大ごみ置き場に移動したり(エレベータが使えないので割と重労働だが…)、荷物を箱詰めして仮置き場に移動したりしただけである。私も壊れた冷蔵庫の処遇に困っていたので、ついでに粗大置き場まで運ぶのを手伝ってもらってとても助かったのだ。

 彼はきれい好きで荷物が少ない人だったのだが、箱詰めしてみると驚くほどたくさんあった。まめな彼は、ずいぶん前からいらないものを捨てておいたと言っていたが、それでもこんなに出るとは…。やはり同じところに何年も住んでいるとものは溜まるんだなぁ。

 私も、そろそろここにも飽きたので、四月頃に引っ越しをしようと思っているのだが、彼ですらあ〜なのだから、私は一体どうなるのだろう。私ははっきり言って荷物が多い。キャンプ道具とかも侮れないほど持っているのだが、それにも増して困り物なのが、後先考えずにすぐ買っちゃう本とCDだ。

 特に本は1間の押し入れ分位あってちょっとしゃれにならない。持っていっても、どうせ更に増えるだけなので、もはや整理するしかないだろう。引っ越しでもしないと整理しないので、そういった意味でも引っ越ししたいと思っているのだ。買うときは少しずつしか買わないからいいけど、これだけ溜まると気が遠くなりそうだ。ごみも溜まれば山となるというのが、身にしみてわかる今日この頃のごまなのだった。

98 2/6(金) 「ごま、猫のさかりを見る」の巻

 朝会社に行こうと外に出ると、「をぅをぅ」という鳴き声が聞えてきた。これは、猫がさかりがついたときの鳴き声だ。今頃ってそういう季節だっけ?もう身近に猫がいなくなってずいぶんたつので、そういうことは忘れてしまった。忘れてしまっている自分が少し寂しい。

 で、鳴き声の方を見てみると、案の定二匹の猫が向かいあって鳴いていた。しっぽも膨らんで立っているし、やっぱりさかりのようだ。あんまり近づくと逃げちゃうので、遠巻きに見ていたのだが、一匹が私に気がついて逃げてしまった。するともう一匹の猫が私を睨みつけた。邪魔するなということだろう。ちょっと悪いことしたかな。

 昔は猫と暮していたし、こういうシーンはしょっちゅう見ていて、珍しくもなかった。さかりがつくと、しっぽの上をたたいてからかったものだ。(わかる人にはわかるでしょう)それにしても久しぶりに見る。人間のさかりはよく見るのだけどねぇ。(笑)やっぱり猫のいる生活をしたいと思うごまなのだった。

98 2/5(木) 「ごま、フランダースの犬で泣く」の巻

 仕事が昨日で一段落ついたので、今日は久しぶりに早くに帰ってきた。テレビを付けたら、フジテレビで昔のドラマやアニメ、CMを流す特集をやっていた。大抵の番組は知っていて懐かしい。しばらく観ていると感動のアニメというコーナーで、「フランダースの犬」が流れた。

 このアニメはねぇ…、思わず泣いてしまった。番組では、ちょっとさわりだけしか放送してないんだけど、雪の中パトラッシュと牛乳を運ぶシーンとか、おじいさんが死んじゃうこととかを思い出すと泣くよ。曲は明るいんだけどねぇ…。

 特に最後、お金がなくなって雪の中教会に行くと、あこがれの絵が見える。そこにパトラッシュがやって来て、「なんだか眠くなったよ…」って(うぅ…書いてて泣きそう…)。この教会のシーンに流れている曲は「Ave Maria」だったんだって今日気がつきました。

 「ハッチ」や「母をたずねて三千里」も辛いことばかりだけど、最後はお母さんに会えてハッピーエンドだけど、「フランダースの犬」は最後まで辛いんだよね。私が、子供の頃観たアニメの中で一番印象に残っている作品だなぁ。

98 2/4(水) 「ごま、留守電に驚く」の巻

 家に帰ってみると留守電が10件も溜まっていた。私の電話で、一日で10件って言ったら相当な数だ。過去最高は15件ってのがあったが、それに続く多さである。長く留守にしていたなら別だけど…。

 内容を聞いてみると、全てファックスの間違い電話だった…。私の電話番号はどこかのファックスと番号が似ているらしく、時々ファックスの間違い電話がかかってくる。人の間違い電話だと、一回違うといえば、次に間違うことはそうないが、ファックスは情け容赦なくリダイアルしてくるので、困ったもんだ。普通ファックスのリダイアルは3回か5回位であきらめてくれるのだけど、こいつは10回に設定されていたらしい。

 今回なんか留守の時だったからいいが、夜中とかにかかってくることもある。これはかなり辛い。眠りっぱなとかにかかってきて、「ぴぃぃぃぃ がぁぁぁぁ ぴろぴろぴろ」などと言われても、よくわからないし(昼間でもわかんないけど)、腹が立つ。そういうときはすかさず電話線を抜いて眠るのだが、朝繋ぎ忘れて、連絡できないと怒られたことがある。

 そうそう、一度「ぴぃ がぁ」に「ぴろぴろ ぴぃ〜」(間違いですよのつもり)って答えたが、理解して貰えなかったようだ。やっぱり語学の勉強は大事だと思う。それから、パソコンから吸い上げよう挑戦したこともある。でも、立ち上げて待ち受けにしたら、もうかかってこなかった。一体何処のファックスと間違っているのか、一度調べてみたいな。

98 2/3(火) 「ごまちゃんぽん」の巻

 午後打ち合わせに呼ばれて出席した。技術的にわからないことがあったら教えて欲しいということだったので、ぼ〜っと参加していた。まぁあんまり偉い人もいない気楽な打ち合わせだし、和気あいあいと会は進んでいった。すると、後輩が「AとBをちゃんぽんしたらどうでしょう?」と提案していた。

 「ちゃんぽんかぁ…、最近食べてないなぁ…。いつから食べてないかなぁ…」とほけぇ〜と考えていたら、無性にちゃんぽんが食べたくなった。(またかいな)関東の人にはちゃんぽんってかなりマイナーな食べ物のようだが、私の感覚だとラーメンと大差ないかちょっと劣るくらいにメジャーな食べ物だ。ラーメン屋とかのメニューにも割と一般的にあるのだ。家でも土曜日とか日曜日のお昼ご飯にちょくちょく登場したりしていた。そういえば、関東に来てちゃんぽんを一度も食べたことがないという人に会ったときには相当びっくりしたものだ。

 その打ち合わせが終わった後も、ず〜っと「ちゃんぽん食べたいなぁ〜」と考えていて、結局帰り道で、我慢できずにちゃんぽんを食べて帰ることにした。もう他のものは考えられないって状態である。この辺りで(相模原とか町田とか川崎北部)ちゃんぽんを食べようと思えば「長崎ちゃんぽん リンガーハット」しかない。それはまぁしょうがない。いろいろなメニューがあったけど、ここはやっぱりノーマルなちゃんぽんにする。お腹も空いていたし、待ち兼ねていたので、一気に食べてしまった。食べたいなぁと思っていたものを食べるとすごく幸せである。

98 2/2(月) 「ごま、静電気でぱちぱち」の巻

 私は基本的には、電気人間だ。あっ!電気で動いているわけではなくて、電荷が溜まりやすい体質と言うことだ。つまり静電気でぱちぱちとなりやすい人なのだ。だから、冬場空気が乾燥してくると、怖いったらありゃしない。特に金属を触るときには、びびりまくっている。

 車を降りる時やドアのノブを触る時とか、最新の注意が必要だ。ぼーっと何気なく触ると「ばちん!」とか音が出たりして手も痛くなるが、なんと言っても心臓が痛くなる。(どっきりして…)そこで、こういうところを触るときは、思いきり金属をたたいたりして放電させている。こうするとたたいた場所は痛くなるが、静電気で痛いのか、自分でたたいたのかよくわからなくてよい。しかし、結局痛いのだから、本末転倒という気もしないではない。でも自ら痛いほうが不意に痛いよりいいのだ。

 前にカリフォルニアに滞在したとき、あそこは乾燥しまくっていて、どこを触っても感電しまくりという最悪の状態になったことがある。「カリフォルニアに行くとそこに住みたくなる」などと友人等に言われたが、私ゃ二度と行きたくないと思った。

 ところが、この冬はどうしたことか、ほとんど感電することなく過ごしていた。「これはもしかして体質が変わったのか?」などと喜んでいたのだが、ここ何日かやたらと感電するようになったところを見るとただの勘違いだっただけのようだ。そうそう人と人の間でも感電することがある。この間はくろちゃんの鼻と私の指先の間で放電した。私はぴりっとしただけだったが、くろちゃんは痛かったようである。聞いたところによると、くろちゃんも電気人間なのだそうだ。

98 2/1(日) 「ごま、桂花ラーメンを食べる」の巻

 今日は桂花ラーメンを食べた。桂花ラーメンは熊本のラーメンで、東京にも渋谷や新宿などかなり進出している。熊本ラーメンという事で、スープは豚骨でニンニクチップが浮いていて、麺は割と細目。今日食べたのは太肉麺(ターローメン)という奴で、具は生キャベツと角煮と卵かな。私は桂花に来たら大抵太肉麺を食べている。角煮が柔らかくてとろけそうだし、生キャベツのさくさく感もいい。

 桂花はお土産も出していて、子供の頃熊本のお土産で、時々買ってもらっていた。ニンニクチップが浮かぶ独特のスープで、あの香りは一度食べると忘れられない。だから、たまにものすごく食べたくなるのだ。東京にも進出しているって知ったときはとてもうれしかった事を覚えている。

 しかし、東京で食べると、熊本で食べていたのとどうも味が違う様な気がする。それは、単なる気のせいなのか、店が東京と熊本で味を変えているのか、それとも昔と今で味が変わったのかはよくわからない。熊本の方がおいしいはずだという思い込みなのかな?

 それはそうと、東京ってどうしてこうもラーメン屋が多いのだろう。車で走っているとほんとにそう感じてしまう。しかもあんなに並んでいたりして、結構不思議だと思う。私もラーメンは割と好きだけど、東京の人の気合いにはまるっきりかなわない。私は、お店を選ぶときラーメン屋だとなんか安易な気がするので、出来るだけ避けるようにしている。もしかして、あんまり好きじゃないのかも…。

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