ありがちな日記 98年 5月前半


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98 5/5(火) 「ごま、お義母さんにやられる」の巻

 明日からウィーンに旅行なので、今日はその準備だ。午前中のうちに町田に出て旅行グッズや下着類、それから今まで買ってなかったお風呂グッズを買いに行く。さすがに子供の日だけあって、町田は混雑していた。東急ハンズで買物を済ませて、昼食をとる。昼食は小田急デパートの中村屋でカレー。お腹いっぱいになったところで、家に戻ってくる。

 家に戻る途中でくろちゃんはもう眠そうで、私も結構眠かった。家に着いたのは午後二時頃でこれから夕方まで寝て朝まで起きていると時差調整にちょうどいいので、二人して速攻で爆睡した。しっかり爆睡していると、しばらくして電話が入る。うぎゃぁ誰じゃいと思って出ると、お義母さんではないか。くろちゃんと変って欲しいというので、くろちゃんにバトンタッチ。どうやら旅行で私の母に母の日のプレゼントを忘れずに買ってきなさいという内容だったらしい。

 くろちゃんも私もどちらかというと二度寝が苦手なタイプで、この電話一本ですっかり目が覚めてしまった。時計を見ると三時。うぅ〜ん中途半端やね。しょうがないから、スーツケースに荷物を積めたりする。夜九時頃になってまた眠くなったので、夜中の一時位までることにした。時差調整作戦第二段だ。これもいい感じで寝ていたら、十一時位になってまた電話が入った。何事かと思って出ると…、またお義母さんだった。

 またくろちゃんに変って欲しいというが、くろちゃんは爆睡状態で起こすに忍びないので、そのまま私が話を聞くと、「明日は翻訳の仕事があるので電話できないので、気をつけて行ってらっしゃいと伝えてください。」ということだった。「明日の朝、ちゃんと伝えます。」と言って切った。やれやれだ。しかし、私達は朝5時半頃家を出るつもりなのだけど…。(笑)

 明日から(というか今日からだけど)、5月16日までウィーンに新婚旅行に行ってきます。さすがにパソコンを持って行くのはやめました。(笑)従って、帰ってくるまで更新できません。そのかわり、以下に16日までの大体の日程を書きましたので、興味がある方は見てください。一応日記形式にしてみました。ええ、ボタンもそれぞれつけてみましたよ。(笑)

98 5/6(水) 「ごま、ウィーンに旅立つ」の巻

 この日の簡単な日程。

  5:30  家を出発
  7:04  新宿より成田エクスプレスに乗る
 10:45  成田よりウィーンへ飛ぶ(NHO207 ANA)
 15:15  ウィーン着
      ホテルにチェックイン。(ANAグランドホテル)
      オペラのチケットを入手する
      プラター大観覧車に乗りに行く

 とまぁこんな感じだ。ウィーンに着いたらこの日のうちにオペラ座脇のチケット売り場で、8日以降のオペラのチケットを入手しておきたい。それが出来たら、プラター大観覧車を乗りに行く。この観覧車は割と遅くまで動いているらしいし、初日のうちに高い所からウィーンの街を眺めて位置関係を把握したいから。

 ちなみにこの観覧車は、映画「第三の男」の中で出てくる有名な観覧車らしい…、が私は第三の男は観たことないのでよくわからない。まぁ電車に乗る練習にもちょうどいいだろう。

98 5/7(木) 「ごま、観光バスでザルツブルクに行く」の巻

 この日の簡単な日程。

  7:15  ホテルから定期観光バスに乗る
      ザルツブルクとザルツカンマーグートをバスで観光
 20:00頃 ホテル着

 現地で出ているザルツブルクとザルツカンマーグートを観光する定期観光バスに乗って、両方を観光する。ザルツブルクは、モーツアルトの産まれた地として有名だ。モーツアルトの生家の他に宮殿や大聖堂が見どころだ。この街は、音楽祭も有名だがあいにく音楽祭は夏なので、あまり関係なし。(笑)あと、「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台としても有名なところだ。

 「サウンド・オブ・ミュージック」といえば、ザルツカンマーグートもそうだ。美しい湖水地帯で昔は王族の保養地だったそうだ。この地を観るために定期観光バスにしたのだ。だって、電車やバスを乗り継いでいくと時間かかるしねぇ。

98 5/8(金) 「ごま、最初のオペラを観る」の巻

 この日の簡単な日程。

  リング内を観光する
  オペラ「魔笛」を観劇する

 いよいよウィーンを本格的に観光する。リング内というのは、ウィーンの旧市街のことで街の中心部だ。この日とりあえず観るつもりのものは、シュテファン大聖堂、フィガロハウス(モーツアルトが住んだ家)、ペーター教会、カールス教会、アンカー時計、応用博物館などだ。シュテファン大聖堂は、街の中心にあるウィーンのシンボルだ。

 夕方からいよいよオペラを観に行く。場所はフォルクスオーパーという第二オペラ劇場で、料金も安い。演目はモーツアルトの「魔笛」だ。魔笛の内容は…、美男の王子様が美しいお姫さまを助けに行くというような(思いっきりはしょると…)ロールプレイングゲームのようなものである。いくつか有名なアリアがあるが、今なら夜の女王のアリアが本田のアコードかなにかのCMに使われていたと思う。

 最初だからたぶん緊張するだろうな。でも楽しみである。

98 5/9(土) 「ごま、いよいよ王宮に入る」の巻

 この日の簡単な日程。

  シェーンブルン宮殿と王宮を観光する
  オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」を観る

 いよいよ王宮を見に行く。ヨーロッパの雄ハプスブルク家のお家には、たくさんの美術館や博物館があってとても一日ではまわれない。そこで、何回かに分けて見に行くことにする。この日は足を伸ばしてシェーンブルン宮殿まで行く予定だ。シエーンブルン宮殿は、ハプスブルク家の夏の宮殿で、特にマリア・テレジアが愛した宮殿だそうだ。マリア・テレジアイエローと呼ばれる美しい黄色の宮殿とその前の庭園が見どころだ。

 今日のオペラは、フォルクスオーパーで「コジ・ファン・トゥッテ」だ。モーツアルト作曲のオペラで、二人の男がそれぞれの恋人(姉妹だったりする)を変装して口説くという困ったちゃんなオペラなんだけど、いろいろなパターンの重唱があって、それがとても美しいオペラだ。

98 5/10(日) 「ごま、ウィーン少年合唱団を聴く」の巻

 この日の簡単な日程。

    王宮を見学
    ウィーン少年合唱団の500周年記念コンサートを聴く
    バレエ「眠りの森の美女」を観劇

 この日のメインは何と言っても、ウィーン少年合唱団の500周年記念コンサートだ。通常は日曜日にミサがあるので、それを聴きに行くつもりだったのだが、この日はミサではなく記念コンサートになっていた。本当に運良くこのコンサートのチケットを押えることができたので、凄い楽しみだ。

 その他にいよいよオペラ座に入る。この日はオペラではなくチャイコフスキー作曲のバレエ「眠りの森の美女」だ。ストーリーは有名だからいいよね。オペラ座では3回コンサートを聴く予定だが、この日のチケットは最高級の席で観れることになっている。

98 5/11(月) 「ごま、クリムトの接吻を見に行く」の巻

 この日の簡単な日程。

  ベルヴェデーレ宮殿(19・20世紀美術館、バロック美術館)を見学
  ザンクトマルクス墓地を見学
  ウィーン中央墓地を見学
  オペラ「エディプス王」観劇

 ベルヴェデーレ宮殿には二つの美術館があって、特に19・20世紀美術館にはクリムトの「接吻」があって、この日一番のお楽しみだ。ウィーン中央墓地には、モーツアルトやベートーベン、シューベルトなどの大作曲家のお墓がある。お墓見てもまぁなんだけど、せっかくだから行く。(笑)

 この日はオペラ座で「愛の妙薬」が中止になったためにまわってきた「エディプス王」だ。エディプス王もギリシャ神話で有名な話なので、筋は省略。今回観るオペラの中で唯一の悲劇である。また、CDは聴いたけど、一度も映像を観たことがないものでもある。一体どういうのなんだろう?

98 5/12(火) 「ごま、美術史美術館と自然史博物館を観る」の巻

 この日の簡単な日程。

    美術史美術館を見学
    自然史博物館を見学
    ブルク劇場を見学
    オペラ「セビリアの理髪師」を観劇

 ウィーン最大の美術館、美術史美術館と自然史博物館を見に行く。ここはハプスブルク家が集めたいろいろな種類の美術品がある。特にブリューゲルの「バベルの塔」がみたいと思っている。

 オペラはオペラ座でロッシーニ作曲の「セビリアの理髪師」だ。セビリアに住む理髪師フィガロが、ある貴族の恋を手助けするという内容。とても楽しいオペラだ。オペラ座で観る最後のコンサート。

98 5/13(水) 「ごま、ドナウ川を下る」の巻

 この日の簡単な日程。

   メルクの修道院を観る
   ドナウ川下りをする
   オペラ「フィガロの結婚」を観劇

 この日はウィーンを離れて、メルクまで行く。メルクには修道院があってそこの天井画と図書館が素晴らしいのだ。さらにメルクから船でドナウ川を下る。川からお城とか見ることができるらしい。夕方ウィーンに戻ってきて、最後のオペラ「フィガロの結婚」(モーツアルト)をフォルクスオーパーで観る。「フィガロの結婚」は前日の「セビリアの理髪師」の後日談で、フィガロが結婚する時のどたばた劇だ。ケルビーニの「恋とはどんなものかしら」が有名で、今キリン(だったと思う)のCMにも使われている。オペラはモーツアルトが妙に多いがたまたまだ。ほんとは、一つくらいワーグナー物とか観たかったんだけどね。

98 5/14(木) 「ごま、ウィーンの森でホイリゲ」の巻

 この日の簡単な日程。

    アウガルデンの陶器工房に行く
    ウィーンの森を散策
    ホイリゲでワインを飲む

 この日はウィーンの北の森に入る。カーレンベルクの丘の頂上までバスで行ってそこからベートーベンゆかりのハイリゲンスタットまで歩く。ハイリゲンシュタットには、ベートーベンが遺書を書いた家や、田園を着想したという小川等がある。

 ウィーン最後の夜は、ホイリゲと呼ばれる居酒屋で民謡を聴きながらワインを飲む予定だ。ウィーンは日本ではあまり知られていないが、良質なワインがたくさん作られているらしいので楽しみなのだ。

98 5/15(金) 「ごま、ウィーンを離れる」の巻

 この日の簡単な日程。

    お買い物
    13:30発のNHO286便で成田に向かう

 いよいよウィーン最後の日だ。午前中は買い残したお土産のお買い物をする。まぁそれまでに随時する予定だけどね。到着は16日の朝8時5分の予定だ。16日の日記は帰ってから書くことにする。さてさて、この日記のようになるかな?新婚旅行については、帰ってから旅行記を書く予定です。日記とあっているかはそれで確認してくださいね。


98 5/4(月) 「ごま、高崎山で猿を見て東京に戻ってくる」の巻

 朝、両家間で結婚式の支払いについて最終確認をした。式場ではまだ計算が終わっていなかったので、後から請求書を送ることになっている。結局料理は人数割りでそれ以外は折半ということで収まった。最初の決め通りである。ただ、写真代は私の家で払うつもりだったのだが、これも折半になった。式はかなり質素だったし人数は少ないし親戚はご祝儀が多いので、たぶん黒で収まると思う。

 計算の後、私とくろちゃんと弟と三人でおじさんに案内されて高崎山とマリーンパレスに行った。くろちゃんは高崎山とか行ったことないので、おじさんが気を効かせて飛行機の時間まで案内してもらったのだ。私も高崎山は十年ぶり位だし、マリーンパレスに至っては二十年ぶり位だ。さすがにゴールデンウィークで、高崎山は大混雑だった。なんとか駐車場にたどり着いて、山に登ると猿がかなりの数降りてきていた。小猿がいたりして、くろちゃんも満足したようだ。

 マリーンパレスでは、魚の輪くぐりとか箱開け、タコの宝さがしといった実験やラッコのショウとかの催しがあって面白かった。特にラッコのショウはラッコがあまりに気まぐれで調教のお姉さんのコメントが面白すぎた。ラッコはあまり芸にはむかないようだ。(笑)ラッコのショウが終わった後、すぐに飛行場に向かうと、ちょうど出発の一時間前についた。

 既に禁煙席は満席で喫煙席になってしまったのはちょっと痛かった。飛行機は出発が遅れたが、到着は予定通りだった。荷物は行きより増えていて(行きはある程度送ったし、新婚旅行でタキシードを使うので、帰りは送れない。)、もうひぃひぃいいながら町田まで帰ってきた。やっぱ羽田〜町田って遠いよ。前は近かったのになぁ。

 家に帰って早速くろちゃんの手料理をおいしく頂いて、その後結婚式のビデオがちゃんと撮れているかを確認した。従兄弟に頼んでいたのだが、不慣れだったので不安だったのだ。でも、指輪がちゃんと入らないところまでキレイに撮れていた。(笑)

98 5/3(日) 「ごま、今日はいよいよ結婚式」の巻

 今日はいよいよ結婚式だ。式は12時半から開始で、くろちゃんは10時から着付けを開始だ。私は11時半からなのだが、ホテルは10時にチェックアウトだし、暇だ。まだ時間が早くて控え室も誰もいなくて、しょうがないのでくろちゃんと一緒に着付け室に入って、化粧や着付けの過程をビデオで撮ったりしていた。

 12時半になると係の人が呼び出して、式場まで案内された。式の形式は神式なので、入場したあと神主さんの祝詞があって、三三九度、誓詞の読み上げ、指輪の交換、榊の奉納、固めの杯という順番で式が進んだ。ところが、指輪の交換の時なかなか入らなくて苦労した。これは、別に緊張していたとかそういうことではなくて、くろちゃんが着物で指がむくんでいたからだ。せっかく練習してたのに、むくんでたらしょうがない。(笑)「なかなか入らないねぇ。」なんてつぶやきつつ笑いながら指輪を入れていたら、「あの子不器用だからねぇ。」などとおばさんのささやきが聞えた。ちがうって、いつもは入るの!(笑)

 披露宴は1時半からで、くろちゃんは色打ち掛けに着替える間、私は親戚などにご挨拶をしていた。もう10年以上ぶりの親戚の人もいて、懐かしかった。会うなり泣き出す人がいて、「まだ早いって」って笑いながら答えたりした。そのうち披露宴の時間となった。披露宴のスケジュールを簡単に書くと、
  ・入場
  ・媒酌人挨拶 (私のおじ)
  ・乾杯    (私のおじ)
  ・祝宴
  ・お色直し
  ・祝電披露
  ・新婦入場  (途中まで、義父がエスコートして私とバトンタッチ)
  ・ケーキ入刀
  ・親族紹介  (式の後にやらずにここでやった。)
  ・ワインサービス&余興
         (二人で全員にワインをついでまわる。その間カラオケ(←田舎だから))
  ・キャンドルサービス
  ・花束贈呈  (自分の親に)
  ・両家代表挨拶
  ・新郎新婦挨拶
  ・一本締め  (くろちゃんのおじ)
  ・退場

 よく見るとわかると思うが、主賓とか来賓とかがない。そう親戚ばかりなのでそういうのがないのだ。結婚式に行くとなかなか食べれないのが腹が立つのでそういうのをぜ〜ぇえんぶカットした。(笑)その他工夫した点は、親族紹介が披露宴最中に入れたりしたこと(どうせ全員親族だから)、普通披露宴は新婦はあまり動かないので、ワインサービスでみんなの席を回ってお話をしたことなどだ。ワインサービスは新婦と話が出来るので割と好評だった。

 予定と違っていたのは、入場の曲は式場側で選んでくれることになっていたのだが、私たちが洋装での入場の時にと思っていた曲が使われたり、余興の順番がちょっと違っていたりしたことくらいで、全般的によかったと思う。一つ気になったのは料理だが、私は結局ほとんど食べられなかったので、どうだかよくわからなかった。

 あと、予想していたのだが、私の父の挨拶がぼろぼろで困ってしまった。まぁ、どうせ親戚ばかりだしとちっても全然問題なしだけど。おかげで私の挨拶もなんか中途半端だった。(これはあまり考えてないので人のせいにしてはいけないかも(笑))とりあえず、やっと結婚式も終わってほっと一息だ。

98 5/2(土) 「ごま、写真の前撮りをする」の巻

 お昼から写真の前撮りを始めた。写真を撮るのは、白無垢、色打ち掛け、振り袖、ウェディングドレスの順番で計4種類だ。都会の人からするとかなり多いかもしれないが、こっちの田舎では少ないほうだということは。もっとも着付けは母とおばでやることになっていて、安上がりにできる。(笑)

 くろちゃんが白無垢を着るまではかつらを付けたり化粧をしたりとかなり時間がかかるので、その間私はひまでしょうがなかった。(笑)その間にくろちゃんのご両親がやってきたので、写真の内訳をきめる。内訳は、白無垢で二人の写真と花嫁の写真、色打ち掛けと振り袖は花嫁のみ、ウェディングドレスは二人と花嫁、それに今日は撮らないが、集合写真の計7組だ。色打ち掛けや振り袖は、私の親戚で競技した結果、花婿は汚いから写らなくていいということにした。(笑)

 しばらくすると白無垢が完成した。私も紋付き袴を着る。紋付きは弟のもので、ちゃんと家紋もついている(当たり前だけど)ものだ。紋付きなんてあっという間だった。(笑)早速スタジオで写真撮影の開始だ。写真家さんのスタッフが取り囲んで位置決めとかポーズを決めるこれが結構大変だった。写真写真屋さんがくろちゃんに右向けとかもう少し下とか指示をだすのだが、くろちゃんは位置取りの微調整がきかなくて、どうも行き過ぎてしまうものだから、ポーズが決まらないのだ。でも写真を撮るのはあっという間に終わってしまった。

 その後、色打ち掛け、振り袖と私は出番なし。(笑)結局くろちゃんと着付けをしている母とおばが大変なだけで、他の人達はぼぉ〜っとしていた。ウェディングドレスになってやっと出番。タキシードに着替えて(これまたあっという間、誰も手伝わず一人で着替えてちょっと寂しい。(笑))、写真を撮ってお役ごめんとなった。結局全部で5時間近くかかった。でも前撮りをしておくと明日の披露宴がぐんと楽になるだろうな。とりあえず、一仕事修了ってところだ。

98 5/1(金) 「ごま、結婚式の打ち合わせ&ふぐのきもを食べる」の巻

 朝一の飛行機で大分に飛び、一時から結婚式場の係の人と司会者の人と打ち合わせをする。今まで全部私の母に任せていたので、式場の人と話がいろいろ食い違っていたので、話をしながら修正する。乾杯とか余興をやってもらう人が誰なのか私は聞いていなかったので、後で確認して司会の人に連絡することになった。その他にも二人のエピソードとかプロフィールを紙に書いて提出することになった。式場の方は割とあっさり決まったのでよかった。

 その後、くろちゃんを連れて父方の親戚の散髪屋さんに行った。着物を着るので、くろちゃんの顔とか背中を剃りに行ったのだ。親戚んちにきてみると、うちの親も居たので早速式の事を確認する。そしたら、まだ乾杯とかを誰にするか頼んでないという。うちの父は「そんなのその場で頼めばいい」とかあんぽんたんなことを言うので、私が大激怒して、頼もう考えていた親戚の人に電話をかけさせて、乾杯の依頼をした。ただ、あいにく本人は留守だったので、明日もう一度頼むことにする。父はこういうの決めるのは苦手なのでなぁなぁでいつも行くのだ。母が言っても聞かないから困る。その他にもその親戚んちではいくつかもめ事があったが、もう頭に来ることばかりだったからもういい。(笑)

 顔剃りが終わって今度は母方の親戚とお食事に出かけることにした。こっちの親戚は食通でおいしいお店を知っているのだ。今日行ったのはふぐの店。ふぐは今はちょっと季節外れで少し身が固く最高ではないのだが、東京なんかで食べるのに比べれば、一万倍くらいはうまい。

 この店はふぐのきもが食べられるのだ。こう聞くとそういうばかたれが死ぬんじゃと思う人もいるだろうが、大分ではふぐのきもの調理法は確立していては禁止項目に入っていない。要するに血抜きがちゃんと出来れば、きもなんてどうってことないのだ。まぁ「きも食わなきゃふぐなんて食ってもしょうがない」とおじはいうが、全くもってその通りだ。きもはポン酢にといて、ふぐさしを食べると格段においしくなる。このポン酢を最後までとっておいて、最後の雑炊にかけるとこれまた最高にうまいのだ。いやぁ満足満足。

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