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今年は東京でも雪が積もったりして異常といえるほどの寒さ。でも3月になり、そろそろシーズン到来ということでヘルメットを集めてみました。大きなバイクに乗っているときは安全第一ですが、最近は「ベスパの時はもっと軽いのでいいんじゃないの?もうちょっとポップなの無いかな?」と思うこともしばしば。
イタリア製にはこんなのがあるんですね〜。カラフルで楽しいのを見つけました。
NOLAN N30
この柄は日本の製品には絶対にありえないですね。派手な色のスクーターに合いそう。
SUOMY JET LIGHT
DUCTI乗り御用達ブランドSUOMY。ハデなグラフィックのフルフェイスが有名ですが、こんなのも作ってました。つや消し仕上げ、非対称のカラーリングがとってもおしゃれです。上の写真のNOLANも同様ですが、ネックパッドはファスナーで取り外せます。シールドのノッチもしっかりしているし、これならVESPAで年間通して使えそうです。内装も取り外し可。
「あらま、ベスパのシート下に収まりました。貴重な存在ですね。これは良い。」
ご要望が多いので、このモデルのみ販売いたします。\19,800。現在庫はこのカラーのみ。各サイズあり。お問い合わせください。
PIAGGIO
グランツーリスモヘルメット。ゴーグルのストラップ風飾りがおしゃれなピアジオ純正ヘルメット。作りはさすがにしっかりした物。
MOMODESIGN
フリップアップシールド式ヘルメットの世界を変えてしまったモモの、これはフェラーリバージョン。今やこのヘルメットの形をコピーした商品が世界中に溢れてます。実はこのヘルメットはイタリアのMAXというメーカーで製造されています。ピアジオ純正もMAX社製で、モモと同じ帽体を使っていると思われます。
一昨年の冬にマラグーティの工場見学で連れて行ってもらったボローニャ市内。日本人が想像するほど車もバイクもヘルメットもカラフルではなく、いたって真面目なイタリア北部の皆さん。
下は私が普段使っているヘルメットたち。フルフェイスはほとんど使わず、冬場とツーリングの時はアライのSZがほとんど。アライとベルはスネル規格クリア品。ベスパマークの半キャップは、実はヤマハのドリフトというシリーズ。シールを張り替えて夏場に多用している根性無し。しかし、さすがにヤマハ製。スピード上げても風圧で脱げてこない。ホームセンターのとはちょっと違います。
今回紹介したイタリア製ヘルメットはすべてポリカーボネイトやレキザンと呼ばれる、俗に言う「プラスチック素材ヘルメット」。コストも安上がりで色々な形を作れるので大量生産に向く素材といわれてます。さすがに最近出回っているモモの形をコピーした中国製を使う気にはなりませんが、ヨーロッパの一流メーカー製だったらベスパの時はこれで良いかな。と個人的には思います。しかし、これらは素材と帽体の大きさだけでスネルは通りませんし、時速100km以上で走りたい人にはお勧めしません。我々の住んでいるのはアライとショウエイの国。世界のトップブランドが現地価格で買える立場にあります。コストパフォーマンスは国産が一番です。まあ、偏屈オヤジの独り言と思って聞き流していただければ幸です。
※ご注意
単品、あるいは少数輸入されたヘルメットはSGマークが取れません。オートバイ乗車用として使用する場合は個人の責任においてご判断ください。
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