中学2年生のときに始めて手に触れて以来、その魅力にとりつかれてしまっている。しかし腕は上がらず、単なる趣味の域で留まっている。いろいろ持っているので、順次紹介します。


2003.03.
epiphone cortez 1965

ついに、初めてオールドを手に入れた。
友人が、エピフォンのテキサンを持っていて、それを見て、聴いて、弾いてみて、やはりどうしても、オールドのスチール弦モデルがほしくなった。はやり、スチール弦のクリスピーで、幻想的で(弾き方によってね)、サスティーンのある音が好き。僕のギターの師匠にテキサンではなくコルテッツが僕のスタイルに合うということで、さっそくお茶の水じゅうのアコースティックギター屋さんに物色しに。10軒はまわったと思う。コルテッツ以外もいろいろと弾いてみたけど、あまりしっくりこない。やはり師匠の言うとおり、コルテッツはいい感じ。結構の数が出回っているのには驚いたけど、結局手に入れたのが、ウッドマンにあった1965年製のもの。状態は表面に猫にでも引っかかれた様な、傷など、表面上の年式は感じられるけど、音はほかのものに比べて、バランスよく、引き締まった、いい感じの透明感のある音。テキサンはそのボディーから想像出来るように、低音が良く出るけど、個人的な好みではない。自画自賛だけど、このギターは最高に良い。
しかし、素質はいいけど、やはりというべきか、当然、容赦なく手を入れました!
ペグ(goto製)、ナット、フレッド打ち替え(pm100と同じやつ)、ブリッヂを新たにサドルと同じ、エボニーで製作。特徴である、ブリッヂの調整機構を残した難工事。シャーウッドの太田さん、いつもありがとう、そして、朝から晩まで、付き合ってくれた池ちゃん、ありがとう。

ちなみに、今回の購入に際し、残念だけど、長年手元にあったバスカリーノとオベーションにお別れしました。新たなる旅立ちに期待を込めて。
-----------------------------------------------------------------------
2002.06.26.(wed)
IBANEZ PM100(改)再び(詳細解説)

(1)          (2)             (3)

このコーナーの更新は本当に久しぶり。新しいギターはまったく購入はしていませんね。
お金がないのもひとつの要因かもしれないが、一通りそろってしまえば、もう購買意欲がわかないのが大きいかもしれない。
しかし、このメインギターはちよこちょこと変更を加えてきて、かなり満足いくものが出来つつあります。その楽しみがあるのだ。その辺を今回は詳しく解説しましょう。

(1)ピックガード
まず、外観的に一番大きい変更点は、まずピックガードでしょう。ガードとはいえ、これはピックを持ったときの指の位置を安定させるために小指を乗せるために使っています。なにせ、何にもないので、安定感が抜群によくなりました。

(2)ブリッヂ
次の変更点は、ブリッヂ。もともとはブラス製の金属なものだったが、音が強く出すぎで、指弾き主体のプレイスタイルの僕にとっては、ちょっと重たすぎる音。お世話になっている先生のところにあったオールドギター用の木製ブリッヂに変えたところ、抜群にバランスがよくなりました。このサドルは良く見ると2点止めで、トップの振動を妨げない構造になっている。さらにブリッヂを良く見ると、6弦に向けて3個の穴が空けられているのだ。完全に低音側の質量を減らす意味合いがあるのだ。通常であれば、いかに低音豊かに全体を厚みのある音を作るかが一般的だとは思うが、このチューニングは、あくまでも指弾きが主体であり、いかに高音から低音までバランスを維持できるのかにかかっているのです。ちょっと特殊かもしれないが、これで音のベースが整ったのだ。

(3)フレッド
今年に入ってから、なんと一大決心してフレッドを打ち直しました。やはり大量生産品ということもあり、フレッドの状態は始めからあまりよくなかったのだ。

(4)弦
弦はd'addario EXL115Wという弦で2弦だけテンション感を上げるために0.14→0.15に上げています。
115Wとは、3弦が巻き弦なんです。指弾き主体の今のプレーとしては、最高の組合せですね。



(4)             (5)

(5)機材
最後に周辺機材を紹介しましょう。
まずはエフェクターから。
BOSS SE-70
名機といわれたマルチエフェクターだが、いまでも売っているのかな。とにかくこっちはこなしきれないくらいの機能が詰め込まれているので、まあそのうちの10パーセントくらいはこなしているかも。いろいろ試してみて、やっと収束した音が決まったら、もうそれ以外はほとんど使わない。
TASCAM PORTA D-5
4チャンネルトラックのミキサー兼レコーダー。普通のテープを入れて、片面でしかも倍速での録音。デジタル全盛の今となっては、もう古いが、当時結構な値段がしたと思う。いまはさすがに録音なんかしないので、ミキサーとして、エフェクターとシークエンサーからの音源をミックスしているのだ。
YAMAHA QY-300
シークエンサー。これがまたとても優れもの。簡単に曲を打ち込む事が出来る。僕はもともと機械音痴なので、プリセットされたリズムしか使えないが、結構使えるのだ。新品で10万円以上したような気がする。まあ、これも旧機種の部類ですな。
アンプ
いま、レッスンの師匠に預けっぱなしで手元にありません。自分で取りに行けないのがいけないのだが。フェンダーのエレアコ用アンプです。ジャズギター用にはちょっと似合わない気がするが、クリーンな音が良い。今まで持っていたポリトーンを物々交換。値段的にはポリトーンは倍するが、とにかく音が気に入らなかったのだ。癖がありすぎて、ほとんど電源を入れることがなかったのだ。
-----------------------------------------------------------------------
2001.02.18.(sun)
VG 00 (1995)

1994〜1995年にかけて、僕はいまのギター達を集中的に購入している。逆に、それ以降は全く購入していない。これは、東京世田谷にある、crewsというギターショップで購入。当時、VGはアコースティックともども、そこそこの評判が出始めていた頃であり、このモデルも、当時出てすぐに購入を決めました。ネックが、若干細く出来ていること、ボディーが小さめ、そしてネックに小さなフレッドの目印があるので、まさしく、エレキ感覚で引けるギターというのが購入理由。
ボディー形状もすっきりしていて、洗練された、現代的な形もGood!
音自体は、当時ナイロンのはじけた音が良かったんだけれども、だんだん耳が肥えてくると、ちょっとなりの透明感、張りにちょっと不満がある。録音を前提に考えると、ピエゾからのライン録音が出来るので、やりやすいが、せっかくのギターでいう”鳴り”がちょっと不足気味なのは残念。
オリジナルのまま使いつづけていこうと思う。
-----------------------------------------------------------------------
2000.11.03.(fri) →2003年に手放しました。
ovation 1994 year model


モデルの名前の通り、1994年に新宿の楽器で購入。その年の限定モデル、そして数も決まっているので、弾いてみて即購入をきめた。実は前に紹介したbussccarinoがほとんど入院中で手元になく、弾いてみても、しっくりこないものを感じていたので、他に何かないかと探していたところにちょうどこれが発売になって即決。徐々に生の音が出るギターがほしくなっていた時期でもあった。このころジャズにものすごく傾倒し始めていたのと同時に、学生時代好きだったチャーと石田おさむのユニットBAHOも感銘していたので、手に取るのはこれしかない時もあった。そのおかげでフレッドが削れてしまい限界に来ている。ギターに厳しいぼくの先生も音の良さ(オベーションの中ではという意味で)を誉めてもらっている保証者です。初期に弾きこんだのが良かったのだと思います。なんでも、最初が肝心。買ってから弾けば弾くほど、楽器は答えてくれると思います。新品の楽器は、決して手を緩めることなく弾きこんだほうが良いと思います。
-----------------------------------------------------------------------
2000.10.22(sun)
gibson ES-175(1985)

1995年にこれまた鎌倉の新星堂で購入。中古品である。ナチュラルカラーのES175は
そうそう出回っていないと思う。むしろサンバースト系が一般的ですよね。たまたま、
お店に、新品と中古品が同時に入っており、弾き比べての購入。新品は、若い音で、
パキパキって感じ。一方、これは、おなかにズシッと来る重たい、いかにもフルアコの
ジャズしている音だった。重量も、全然こちらの方が重たかった。後でわかったんだけ
れども、トップは通常2枚の合板なんだけれども、なんと4枚合板でトップが出来ていたのだ!
理由はわからないが、おかげさまで、首に対する負担は大である。その代わり、聴いたこと
のないくらいの、太い音が約束されます。しかたのないことだけれども、ESが構造上
トップ落ちが大きいといわれているが、これまた、落ちぎみではある。
今朝ほど久しぶりに弾いてみたけれども、やっぱりパットの”あの”初期の頃の
watercolors時代の音がよみがえります。これは、どこにも手を加えていません。
しばらくはそのまま使おうと思っています。
-----------------------------------------------------------------------
2000.10.15.(sun)  →2003年に手放しました。
bussccarino 6-strings-steel(改)


1994年に購入。今までエレキ一筋だったところ、徐々にジャズに惹かれはじめ、
なにか、エレアコぽいものに手を出そうと思って、いろいろ探していたところ、
渡辺香津美がアルデメィオラとマウントフジ・ジャズフェス(懐かしいね)で競演したのを
見たのがきっかけで、どうしても手に入れたくなったもの。いままでエレキばかり
弾いていたので、その延長線上で弾きやすいものがほしかった。
いままで買った中で一番高価なギター。そして一番故障の多かったギターでもあった。
どうしても、電源系からノイズが出てしまい、買ってからほとんど入院していた。
音質は、超硬質。キンキンである。そして、サスティーンが長いので、本当に
うまく弾かないと、音の洪水になってしまう。
音の硬さは、弦を変えても、何をしても、基本的に変わることはない。
まあ、録音専用のプロ仕様といったところ。豊かな音質をもとめるなら買わないほうが良い。
ひたすら、プレーヤビリティーとルックス重視といって良いだろう。
トップの木目は、正直よだれをたらすくらいに美しい。
(改)と書いたのは、なんと、スチールからボールエンドのナイロン弦仕様に改造して
しまったのだ。但し、テンションが足りないので、ネックヘッドにテンションバーを
追加。作ったバスカリーノ本人がみたら、泣いてしまうだろうが、現状より、
よっぽど使える(使う気になれる)ギターになったような気がする。
このようなギターを改造するってみなさんどうおもいます。?
-----------------------------------------------------------------------
2000.10.09.(mon)
IBANEZ PM100(改)


今の僕のメインギター。わかる人はわかるんだけれども、言わずと知れた、あの
パットメセニーのシグニチャーモデル。もともと大ファンだったこともあることと、
ダブルカッタウェイの操作性の良さにあこがれて、引いてみたところしっくりきたので、
まだまだでたてのナチュラルモデルを鎌倉の新星堂で1997年に購入。
(改)と付いているのは、いまレッスンを受け、お世話になっている先生に、
ブリッヂとピックガードを付けてもらったからである。
ブリッヂは木製(材質は忘れた。)で、あり、もともと付属していたゴールドの金属製よりも
もっと深みのある、芯のあるしっとりした音に変わった。PMモデルシリーズは結構ソリッドな
音が特徴だから、ES175のようなドカッとした音ではない。しかし、ちょっとキンキンしすぎる
傾向があり、ブリッヂを換えて大正解。
ピックガードは、僕が形をデザインして、あとは先生に、手作りで作ってもらった。
指弾きがメインなので、小指を乗せて右手を安定させるのに、必要になったのだ。
これまた、自分で言うのもなんだけれども、結構違和感なく設置できた。
すべてオリジナルじゃないといけないと考える人もいるかもしれないが、
ギターはあくまでも、実用品として弾きこむことに意義があると考えている。
そう思わない人はきっとコレクターなんだろうね。弾いてなんぼの世界。
しかし、フルアコだけあって、当りはずれもあるみたい。先生の生徒さんで、同じモデルを
持っている人もいるみたいが、全く使い物にならないみたいだ。
これから、どんどん使い込んで今まで以上に豊かな音が出せればと思っている。
買って良かったと思う一本である。
-----------------------------------------------------------------------
2000.10.01.(sun)

今日、始めてのこのサイトを作りました。
まだまだこれからですが、どんどん充実させていきたいと思います。