ma-gen-ta
Mariko 'murai Information

 

前へ(←) ホーム 上へ(↑) 次へ(→)

ma-gen-ta

1993/09/01リリース
キャッチコピー

「マゼンタ」・・・全ての始まりと終わりに一瞬、私が見た色の記憶

ジャケットイメージ

magen-1.jpg (15621 バイト)

    曲名 作詞 作曲 編曲
1 3 紙ヒコーキに揺られて 村井 麻里子 井上 大輔 松浦 晃久
2   あなたの街へ 村井 麻里子 松浦 晃久 松浦 晃久
3 2 勾玉の月 村井 麻里子 山口 美央子 国吉 良一
4   ONE WORD 村井 麻里子 佐藤 準 松浦 晃久
5   わずかな呼吸(ブレス) 村井 麻里子 羽田 一郎 松浦 晃久
6 4 彼女のWeekend 村井 麻里子 羽田 一郎 松浦 晃久
7   蒼い風 村井 麻里子 国吉 良一 水島 康貴
8   モノクロームの街 村井 麻里子 小林 信吾 鈴木 茂
9 5  八月の優しい雨 村井 麻里子 山口 美央子 国吉 良一
10 1 彼女の彼 MARIKO Presents original version of "KOIBITOTACHI NO TENKIZU"  村井 麻里子 羽田 一郎 酒井 晃

村井 麻里子

赤太文字は、シングル作品。曲順右の番号は、私の独断おすすめベスト5

※入手性→「難or可」 この作品は、最終アルバムで彼女の思い入れもきっと強いと思うので、ファンの人は見かけたら是非入手されたし。きれいなアルバムなので持っていて損はしないと思う

 ファンからすれば、待望の、しかしひっそりとリリースされた感のある、ラストアルバム。

他の4アルバムが、今でいうJ-POPカラーだとすれば、このアルバムは、芸術作品、という感も漂う。商業的には決して成功したとは言い難かったが、彼女自身は、このアルバムにアーティストとしての、創造性のエネルギーを、かなり強く注いだのではないだろうか。

この作品前に訪問したヨーロッパも、きっとこの作品づくりに、何らかの影響を与えていることと思う。

楽曲的には、あまりにも有名になってしまった彼女の彼が、強い印象を与えるが、(この歌は、元歌の恋人たちの天気図から、ぐっと歌詞が大人の女性になっていることも、魅力を引き立てている)他の歌も、あとからじわりと心に響いてくる。

後半、肩の力を抜いた感じで聴く彼女のWeekend(彼女自身の週末かな?!)、モノクロームの街八月の優しい雨と、スローバラードが心地よくあなたの耳を癒すことだろう。

今となっては、入手は容易ではないが、手に入れたならば、改めてじっくりと(オーディオのボリュームをいつもより落とし気味にして)聴いてみてほしい。