お昼に本屋に出かけたとき、ネコとの遊び方(ネコの遊び方かも…)の本があった。ちょっと立ち読みしてみたらくろちゃんも私も大受けだった。色々な遊びがあるのだが、ティッシュの箱からネコの顔を出させる方法とか、紙袋に切目を入れてネコだるまを入れる方法とか、ネコの顔を新幹線にする方法とかそんなのばかりだ。
その中にネコをおとなしくさせる方法というのがあった。それで、家に帰ってみると私たちが留守にしている間に、くろにぃがシンクに乗ってスポンジをくわえて遊んでいたことが発覚した。あれだけ、シンクにはあがるなと言っているのに、全然言うことをきかない。
その時はくろちゃんがいつものようにしかっておしまいだったのだが、しばらくして私たちがいるというのにシンクに乗ったので、さっきのおとなしくさせる方法をすることにした。それは、靴下をネコの頭にかぶせるというものだ。そうするとタイミングによるけど、おとなしくなる確率が高いのだそうだ。
それで、たまたま私が脱いだばかりのくっさい靴下があったので、それをくろにぃにかぶせてみた。するととっても嫌がって暴れまくった。ちょっとかわいそうだったので、しばらくして外してあげたら、かなり靴下が臭かったのか、本に書いてあった通りおとなしくなった。意外に効き目があったのかな?
2000 4/14(金) 「ごま、ゴールデンウィークの予約。」の巻
ゴールデンウィークの期間、会社の保養所(というかJTBの券だけど)を申し込んでみたのだが、昨日会えなく落選してしまった。まぁゴールデンウィークの期間は申し込みも多いし、そうでなくてもJTBのは競争率が激しくてめったに当らないのでしょうがないかな。JTBではなくて、会社が確保している保養所なら平日を狙えば確保するのは難しくはないのだけれど。
JTBは外れちゃったので、地力で宿を確保しないといけなくなった。場所はとりあえず天草方面にとは決めていたので、後は宿を何処にするかと何泊にするかを決めることにした。最初二泊三日にして、一泊は天草でもう一泊は船で島原に渡ってそっちでとろうかともおもったのだが、やっぱりくろにぃが心配なので、天草に一泊するということにした。
あらかじめじゃらんを買っておいたので、それを見ながら二人で宿を決めた。でも料理が凄く美味しそうなところはちょっと高いし(高いと行ってもあくまでこの辺りの感覚でで伊豆辺りと思えば激安かな)、安くてよさそうなところは場所がいまひとつだったりと悩みまくったあげく、料金的にはちょうど中間位のところで部屋の綺麗な旅館が下田温泉にあったので、そこに電話してみることにした。
すると、4日はだめだけど5日なら空いているらしいので、5日を確保することにした。ということで、ゴールデンウィークは天草で魚三昧ということに決定した。楽しみだね。
今夜の夕食はポルチーニのスパゲッティだ。となるとイタリアワインを合わせたい。イタリアワインも何本かストックがあるが、買ったときにやや液漏れしていて心配なワインが一本あるので、今日はそれにすることにした。
キャップシールを外してみると、やっぱりコルクの頭まで液が染みていて思いっ切りやばい雰囲気だ。コルクを抜こうとしていると、コルクが古いのと濡れているので、コルク自体は緩めなのだが、なにせボロボロで途中で割れてしまった。この時点で如何にも往ってしまっているとしか思えない。
グラスに開けてみると、香りは複雑で熟成したワインだ。色もオレンジがかっていてそれっぽい。ところが、一口飲んでみると、想像通りばりばり酸っぱくて、まぁ飲めなくはないけど美味しくもないって所だ。一応スパゲッティとは本来相性がよいので、1杯は飲めたが、スパゲッティがなくなった後は飲むのがつらかった。これくらい思いっ切り外したのは前に私の生まれ年のワインを飲んだとき以来だ。
2000 4/12(水) 「ごま、懐かしのウェディングベル。」の巻
会社から帰ってくると、くろちゃんが「速報!歌の大辞テン!!」を観ていた。それでいきなり流れていたのが、シュガーのウェディングベルという曲だ。こりゃ凄い懐かしい曲だ。多分、この曲が流行っていた時以来聴いていない。
今回は昭和57年のベストテンで、他にも田原俊彦の「君に薔薇薔薇…」だとか山下久美子の「赤道小町」とかどれも凄まじく懐かしいが、「ウェディングベル」が一番インパクトあったなぁ。一発屋だったからかも。一発屋さんの曲は一発だけに当たり前だけどその曲が代表曲だから、その曲が流行っていた頃はどうだったか思い出しやすいって気がする。松田聖子とかだと、曲は大抵知っているけどその曲が何番目だったかとかいまひとつ覚えてないしね。
2000 4/11(火) 「くろにぃ、予防接種を受ける。」の巻
くろにぃはこれまでも伝染病の予防接種を受けていたのだが、今回ネコの白血病とエイズの予防接種を受けることにした。それで、先週のうちにくろちゃんが病院に電話をして今日に予約を入れておいた。くろにぃは、多分他のネコもそうだとは思うけど病院が嫌いだ。
今日も、病院の診察室でカゴから出すときにカゴの中で踏ん張って、結局先生に引っ張り出してもらったらしい。それで、診察台に乗るとしっぽを三倍位に膨らませて興奮しつつ、身体を固くして置物のような状態で注射を受けたみたい。診察が終わって帰る時にカゴを出したらダッシュで逃げ込んだところもいつもと同じだ。
予防接種は無事に終わったのだが、この注射は1回だけでは高価ないらしく、来月もう一度打ってもらう必要があるとのこと。くろにぃはもう1回我慢しないとね。
2000 4/10(月) 「ごま、UNOで大負けする。」の巻
昼休みにUNOをやっていて1週間トータルで勝ち負けを決めている。先々週は私が負けてしまって、いま使っているUNOがあまりにボロボロでカードが滑らなくなってしまっていたので、カードの老朽更新をすることになった。それで、土曜日にトイザラスにUNOを二組買いに行った。ちなみに二組なのは、二組分の役カードを寄せ集めてインフレUNOをやっているからだ。
それで、今週からは新しいカードでと思ったのだが、ちょっとやめて、今週は古いカードで三組の役カードを集めて超インフレでやってみようということになった。もし、三組でのゲームが面白かったら、今週負けた人はもう一組新しいUNOを買ってきて、来週から新しいカードでやるというわけだ。
しかし、さすがに三組役カードを集めると1回当りの点数が大きくて勝っていてもあまり安心できない。なにせ役カード以外は0〜3まで各色二枚ずつしかなく計32枚、役カードは108枚だからほとんどは役カードということになる。
今日はこんなインフレでやっているのに物凄く巡り合わせが悪く、ほとんど出さないうちに勝手にあがられたり、ドロー4をもらってひいたら全部真っ黒でそのまますぐにあがられたりと散々だった。結局今日は1回位しかUNOすら言っていない状況で無残な状況だ。こりゃこのまま行くとまたカードを買うはめになるかも。
以前、魚をおろす練習をした話を書いたが、今日もその続きをやることにした。前と同じように安売りのスーパーに行ってみると、鮮度のよかりそうな刺し身用の鯵が一尾100円で売っていたので、それを4尾買って二人で二回づつ練習することにした。ちなみに鯵だが、レジの人が間違って、隣に置いてあったもう少し小さな鯵の値段(一尾39円)を入力したらしい。
家に帰って早速練習をし始めたら、くろにぃが魚の匂いを嗅ぎつけて大興奮状態でとても練習どころではなくなってしまった。しょうがないので、とりあえず三枚におろすまでカゴの中で監禁したのだが、いつもならカゴに入るとおとなしくなるのに、今日は暴れまくるは鳴くはで大騒ぎだった。
なんとか三枚におろしたところで、カゴから出してあげると台所で「ぐるぐるぐる」と鼻を慣らしながらシンクに登ろうとしてうるさくて邪魔臭い。それで、腹骨のところとか皮のところをちまちまとあげたら、欠食児童のようにがつきながら食べた。その後もしばらくもっとちょうだい攻撃がすごかった。
大分は戦国大名大友氏の戦力分散のためたくさんの小藩に分けられた。だから、あちこちに城下町がある。桜の季節は城下町を散歩するのがいいだろうと言うことで、どこのお城に行くかくろちゃんと話した結果、竹田という街にすることにした。
竹田は大分と阿蘇の間にある盆地の街で、ここのお城は岡城といって江戸時代は中川さんという殿様が7万石を治めていた。でも、岡城はお城は大手門以外再建されておらず、本当に単なる城跡で石垣しかない。で、なにが有名かというと、滝廉太郎が子供の頃竹田に住んでいて、この岡城阯でよく遊んでいたらしい。それで、名曲「荒城の月」のモチーフになっているということだ。
街に着いてみるとさすがにシーズンなものだからお城の駐車場まではかなり混雑していた。(まぁ東京の渋滞に比べれば混雑のうちには入らないけど)天気は少し霞んでいたが、かえってそれの方が幻想的で雰囲気がよかった。城は山城なので、急な坂道をずんずん登っていかなければならない。登りきるとそこは絶景で、素晴らしい。
お城にはたくさんの桜が植えられていて、しかも満開で時々風が吹くと花びらが舞いその奥には石垣が見えて、如何にもわびさびを感じる。まさに、歌詞のような状況だ。花見をしている人もたくさんいたけど、ここで花見をしたら最高の気分だろうね。
2000 4/7(金) 「ごま、くろにぃの写真でごまかす。」の巻
今日はあまり面白いトピックスが思いつかなかったので、くろにぃの写真でごまかす事にした。前はそういう時でも色々考えてみたりしたけど、もう疲れるので今後は安易にくろにぃの写真を出そうかな。ところが、今日のくろ姫はとってもご機嫌斜めで写真をなかなか撮らせてくれない。ようやく水を飲んでいる隙に撮った本日唯一のまともな写真がこれ。
2000 4/6(木) 「くろにぃ、お魚くわえたどら猫になる。」の巻
朝、私が本を読んでいたら、別の部屋に行っていたくろちゃんが、部屋に戻ってきて大笑いしながら怒った。というのも、くろにぃが電子レンジの上に置いて冷ましていた私のお弁当の鮭を食べてしまったからだ。(一緒に入っていたカボチャは手をつけていない様子だった。カボチャは好きではないらしい。)
今まで、テーブルの上の私たちのご飯を恨めしそうに見たりはしていたが、盗って食べたりはしなかったのに。それでくろにぃはくろちゃんにいつものように「悪いことをしたらペンですよ!」と言われて、ペンペン叩かれていたが、いつものように聞いている風ではなかった。
お弁当のおかずがなければ悲しすぎるので、くろちゃんがオムレツを入れてくれた。それで同じ場所に置いて冷やしていて、また本を読んでいたら、くろにぃがいつの間にかオムレツをゲットして食べていた。当然またまたペンですよ攻撃を食らっていたが、味をしめたらしく、その後くろちゃんがレンジの上に何か置くたびに興奮していたそうだ。
春といえば花見ということで、今日は花見をすることになった。ところが、昨日の夜からかなり強く雨が降っていて朝起きた時点でもまだ降り続いている状況で中止と思っていた。花見の会場に行くのに一度家に帰ってくろちゃんに送ってもらうことにしていたのだが、くろちゃんはあまり乗り気でなかったので、中止になりそうで嬉しそうだった。
会社に行ってみると、雨でもみんなやる気だった。すると10時くらいから一気に雨が上がり逆に陽が照ってきた。こうなればもちろん決行である。定時前にフレックスを使って家に帰ると、くろちゃんが苦笑いしていた。
会場に行ってみると、桜はまさに満開、雨が降ったというのにほとんど散ってはおらず、見ごろだった。でも、とった場所は雨が降っても大丈夫なように屋根の下だったので、桜からはやや遠いのが残念。まぁ、桜なんて飲む前にしか見ないから関係ないっていえば関係ないかも。その後ばかな話をしまくって、9時半位で切り上げた。でも、5時半からやっているからかなり長くやっていたなぁ。
2000 4/4(火) 「ごま、有田の陶器市の予約をする。」の巻
先日伊万里の窯元市に行ったばかりなのだが、ゴールデンウィーク中に有田でも陶器市が行われる。伊万里の方は秘窯の里という感じで全部で30数軒の窯元という割にこじんまりとした所なのだが、有田となると100軒以上の窯元があるし、全国的に有名な陶器市なので、人出も多いらしい。(なんでも期間中で70万人の人出があるとか)
29日は初日だしくろちゃんもちょうど親戚の結婚式で留守にしているので、私一人で出かけることにした。でかけるとは行っても一人で車で行ってもコストパフォーマンスは悪いし人出が多いなら駐車場所に困ることは目に見えている。そこで、新聞広告で見つけた日帰りバス旅行に申し込むことにした。これなら、往復5,000円位で遥かに安くあがるのだ。
そういうわけで、くろちゃんに了解をもらって早速予約も入れてもらった。くろちゃんの豆皿もちゃんと物色しないと。
2000 4/3(月) 「くろちゃん、栄養相談をする。」の巻
会社でおやつ時に雑談をしていたら、健康診断の結果、中性脂肪とコレステロール値が高いという人がいてどうするのがいいかという話になった。ちょっと前に別の人が話し方が最近おかしいとみんなが指摘するので気になって病院に行ったら、軽い脳梗塞で血管がつまっている場所があると言う事がわかったので、その人も気になってきたらしい。
確かに別に太っているわけでもないし、血圧やその他の値はそんなに悪いわけでもない。それで、そのまま会社からくろちゃんに電話して、こういう人はどうすればいいか聞いてみることにした。そうすると、想像していた通り、脂っぽいものとか甘いものを控えるような生活しかないということだった。その後も、こういう食事がよくないとかいいとか色々電話で教えてくれた。
帰ってきたらちゃんと資料を作ってくれていたので、明日そのまま渡せばいいだろう。それはそれとして、くろちゃんに私も同じようなことを気にしないといけないと言われた。私もちゃんとまじめに考えないといけないと思いつつ、くろちゃんと夕食後ケーキを食べた。
年に一度会社が春祭りを実施してその企画の一つとして工場見学をしている。去年は仕事を割り振られなかったのだが、今年はある工場の案内役をすることになった。案内係は、お客を先導(または最後尾に付いて)して見学コースを案内して回るのが仕事らしい。要所要所の説明はその工場の担当者がしてくれるので、階段や危険なところを注意したりはぐれないようにしたりしておけばいい。
私の担当の工場はとてもアップダウンが厳しい場所で一番高いところで4階位登ることになる。案内係は午前と午後で各10人位ずつはいるのだが、工場見学のバスはかなり頻繁にやって来るので、ピークだと案内して帰ってくるとそのまま引き続いて案内するような感じだ。
10時頃になるとくろちゃんと私の親戚たちが見学にやってきた。たまたま運悪く私が先導係で、案内して回った。出来れば別の組の時の方がよかったのになぁ。それにしても10回位登り降りを繰り返したらもうへろへろだ。
2000 4/1(土) 「ごま、伊万里の春の窯元市に行く。」の巻
朝4時に起きて、伊万里の春の窯元市に出かけることにした。伊万里までは車で3時間位かかるし、窯元市がどれくらい混雑するのか見当がつかないので、安全を見て5時に出発したかったのだ。で、特に混雑もしておらず、結局8時前に到着した。市の開催は9時からだからまだ駐車場も空いていて助かった。
市は大川内山という場所で行われていて、ここは鍋島藩の御用窯が置かれていた所(つまり鍋島焼)で、三方を山に囲まれてちょっと中国っぽい景観の場所だ。江戸時代はここの陶工達は山を出ることが許されなかったそうだ。雰囲気のある所なので、市が始まるまでの間、近辺を散歩してみる事にした。
街や近くの公園を歩いてみると川にかかっている橋や河原の護岸壁や公園のオブジェとかに焼物が埋め込まれていて面白い。くるっと街を一周するとだいぶ人が集まっていて店も開いてきていたので、私たちも市巡りを開始した。くろちゃんのお目当ては集めている豆皿で、最初に散策していたときに豆皿をたくさん扱っている店があったのを見つけていたので、そこで図柄の良い皿を5枚購入し、くろちゃんも大満足だった。
私は青磁の物に興味があったので、青磁を得意としている窯元を中心に見て回った。その中の一つで値札に上とか特上とか書いてあった。私が形が一番気に入った壷は上で、色合いが気に入った壷は特上となっていた。お店の人に聞いてみると、どちらも一級品で申し分ないのだが、色合いに立体感があったり将来性があるものを特上にしているそうだ。教えてもらった見方で見てみると、なるほど特上の物の方がヒビの入り方や釉薬の濃淡の出方がよい事に気付いた。値段的にはどちらも同じなので、色合いの気に入った特上の壷を買って帰った。その他に手塩皿や陶板を買って満足して山を下りた。秋にもまた来よう。
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