ありがちな日記 2000年4月後半


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2000 4/30(日) 「くろちゃん、帰ってくる。」の巻

 今日はくろちゃんが東京から帰ってくる。それで、一通り部屋の掃除をしようとずっと考えていたのだが、昨日めちゃくちゃ無理したのがたたって出来なかった。とにかく足がパンパンに張っているので、拭き掃除が辛いし物の移動もあまりしたくない。

 拭き掃除はなんとか台所と居間の床だけはしたが、後の部屋は掃除機をかけるだけで勘弁してもらった。その他明日不燃物の日なので梱包用の発泡スチロールを砕く作業とかしているうちにくろちゃんを迎えに行く時間になった。

 空港に迎えに行って待っていると、到着口からくろちゃんは二人目でしかも私の方に手を振りながら出てきたのだが、髪をばっさり切ってしかも帽子を被っていたので、誰だかわからなかった。最初誰に手を振っているのかわからなかった。夕食はいつもの別府のお店で食べた。相変わらずうまい。

2000 4/29(土) 「ごま、有田やきもの祭りに行く。」の巻

 以前、新聞広告で有田のやきもの祭りの日帰りツアーがでていた。くろちゃんもいないことだし、一人で遊びに行ってもいいなと思っていたので、安上がりだから参加することにした。朝7時半に大分駅集合で、バスに乗って行こうとしたら、なかなか来ないのでおかしいなと思っていたら、良く考えたら今日は祭日だった。土曜なら6時代からバスがあるのだが、日曜祝日はないのだ。結局タクシーで行くはめになった。

 ツアーはおばさんグループとか夫婦とか色々だったが、私のような単身の人がもう一人いた。有田の近くになるとやはりかなり渋滞していて、10時につく予定が10時30分位になってしまった。早速街に繰り出してみると、色々な焼物市には最近良く行っているが、これは全く桁が違う大規模なものだった。

 大抵一軒一軒見て回っても2〜3時間もあれば一周できるが、ここは延々4キロ位に渡ってずっと出店が並んでいて、人も多いしとても一軒ずつみていたら時間が足りない。私は駐車場とは反対側にある有名な窯元の物が欲しかったので、そこには絶対行きたかった。チンタラ歩きながら3分の2は来たなぁと思った辺りにちょうど臨時派出所があったので、お巡りさんにあとどれくらいかかりますか?って聞いたら40分はかかるとか言われた。それじゃあ時間切れになってしまいかねないので、そこからは出店を見ずにダッシュでその窯元まで行った。

 目的の窯元は二つあって、一つは人間国宝になっている窯元で、この人の白磁の壷はとても綺麗で素晴らしいのだけど、とても手が出るような値段ではなかった。もう一つは柿右衛門という超有名な窯元でそこも高いのだけど、中皿で絵付けの気に入ったものがあったので、今回の目玉ということで、一枚買って帰った。

 その他には、福岡の焼物市で小皿を買った女性の作家さんから案内が来ていたので、そこの出店でまたくろちゃんのお土産の小皿を買ったり、両親へのお土産の一輪挿しの花瓶を買ったりした。焼物を背負って12キロ位歩いたので、さすがに疲れ果てて帰りのバスではほとんど寝ていた。

2000 4/28(金) 「ごま、葬式の来賓席に座る。」の巻

 一緒に仕事をしている人のお父さんがお亡くなりになって、今日がその葬式だった。後輩に家まで迎えに来てもらって彼の車で会場に行くとまだ30分も前なのに駐車場が混んでいてビックリした。お亡くなりになった人は地域活動を活発になされていたそうで、昨日の通夜もかなりの人出だったらしい。

 受付の半分は私の会社の人々が手伝いでやっていたので、そっちで手続きを済ませたら、私はこっちとか言われるのでついていくと、なんと来賓席だった。その来賓席の中でもかなり上位の方だし、どうしようかと思ってしまった。

 とにかく、結婚式でも葬式でも来賓席なんて座ったことがないから、落ち着かなくてしょうがなかった。隣が私の上司だった以外は全然知らないし、焼香では名前を呼ばれるし、居心地悪いったらありゃしない。

 それとお葬式は臨済宗だったのだけど、一つ気になったのは神主さんも来ていたこと。両方混ざった葬式ってのもありなんだね。

2000 4/27(木) 「ごま、事務屋に疲れる。」の巻

 今日は本年度の最初の設備&経費予算に関する事務局のヒアリングが朝から行われた。私の方では二件のプロジェクトに予算申請をしていて午前中に一件と午後に一件それぞれ2時間ずつヒアリングを受けることになっていた。

 午前中のやつは、コストメリットは特にないのだけれど、外部とのやり取りに関係する重要なシステムなので、絶対通ると思っていたのだが、めちゃめちゃ揉めて結局ゴールデンウィーク明けに持ち越しになってしまった。とにかく事務屋のみなさんはソフトの事がわからないので、必要な機能とかかる費用との妥当性が理解できないらしく(いつものことだが)、変な突っ込みとかめちゃくちゃなコストダウン案だとかを出してきて、私も切れる寸前だった。

 午前中あんなに揉めたので、午後のなんてもっと戦争になるのかと思い気合いを入れていたら、信じられないほどあっさりと通過してしまった。しまいにはこれで足りるのかなんて聞いてきたから、意表をつかれてぼう然としてしまった。(笑)聞くところによると、午後一番に所長に対して午後のプロジェクトの説明があったのだが、その後すぐに事務局に対してあれはいいと言ったそうだ。所長がいいと言えばいいんかい。(怒)

2000 4/26(水) 「ごま、同期と飲む。」の巻

 執務室を歩いていたら突然声をかけられたので、振り向いて見ると入社したときに同じ部署に配属された同期だった。今私の部署と共同研究をしていて、その打ち合わせに来ていたそうだ。で、立ち話をちょっとしてその時はそのまま別れたのだが、後で別件でその担当者に電話したときに飲みに行くと言っていたので、一緒に付いていくことにした。

 くろちゃんもいないので、急に飲み会が決まっても夕食の準備とかあまり気にしなくて済む。もっともくろちゃんがいたとしても、彼は前の社宅で斜め前に住んでいたので、くろちゃんも良く知っているから多分怒らないとは思うけど。

 その後色々話を近況を聞いたが、彼の部署(私も前にいた)も来年には別会社になって給料体系も大幅に変わるので、かなり大変らしい。後、住宅事情は相変わらず凄まじく、東京で家を買う気には全くならないので、彼も出来れば地方に住みたいと言っていた。まぁネットのインフラがもっと進まないと厳しいけどね。

2000 4/25(火) 「ごま、家を買えと迫られる。」の巻

 先月まで私の上司だった人が、定時後なんかの用事で私の部署にやって来ていた。私も直近行われた会議の内容で確認したいことがあったのでちょっと話しかけたら、雑談になって30分くらい立ち話をしてしまった。

 その中で最近売りに出されている土地が結構ロケーションの良い場所なのに安いという話題になった。それで、私にその土地を買えとしきりに勧めた。私はこの間家を買うのはしばらく見合わせることにしたので、全然その気は無かったのだが、奇妙なくらいあそこの土地がいいと他の人も巻き込んで私に勧めていた。確かにいい場所でその辺りとしては安いけれども、私が買うにはちょっと高いという気がするんだよね。

2000 4/24(月) 「ごま、麺ばかり。」の巻

 今日のご飯は、朝が冷凍食品のカルボナーラ、昼はカップ麺のどんべい、夜はミートソーススパゲッティで、一日ずっと麺ばかりだった。週末結構ハードだったからなんか疲れていて料理とかする元気がなく、全部インスタントになってしまった。独身の時もこれくらい適当だったのは珍しいかも。全部麺だったこともちょっと記憶にないし。明日はもう少しましなものを食べよう。

2000 4/21-4/23(金〜日) 「ごま、週末は慌ただしい。」の巻

 金曜日から日記がストップしているが、色々と忙しかった。金曜日は会社から帰ったら、なぜか麻雀がしたくなって久しぶりにプレイステーションを起こして麻雀を始めたら嵌まってしまって、夜中までゲームをした。くろちゃんがいたらこんな夜中までゲームすることはないので、こういうのは結婚してから初めてかなぁ。

 金曜日夜中まで遊んだので土曜日はちょっと朝ゆっくりしたが、実は仕事が溜まっている。来週中にちゃんと整理しておかないと、ゴールデンウィークに影響がでるので、眠くても少々頑張って捌くことにした。結局一日それでお終い。

 日曜日は土曜日に実家から沖縄旅行のお土産を取りに来いという指令が来たので、朝早く起きて部屋の掃除とか洗濯とかを済ましてから実家に戻った。夕食まで食べてそれからまたとんぼ返り。大分から実家までには途中結構狭くてきつい山道があって暗くなってあそこを通るのは辛かった。とにかく今週は疲れた。

2000 4/20(木) 「くろにぃ、甘えん坊。」の巻

 くろちゃんがいないので、くろにぃは昼間独りぼっちだ。私が会社に行こうとしたとき、ちょうど甘えたい時間帯で、私の足の回りにすり寄ってきていたので、置いていくのはちょっと可哀想だった。

 会社から帰ってくると「待っていました。」という感じで、またもすりすり状態だ。お風呂に行こうとしてちょっと部屋をでると、にゃぁにゃぁ鳴いて大変。それで、ネズミのおもちゃを何度も投げて遊んであげるはめになった。くろにぃはネズミのおもちゃが大好きで、投げると犬みたいにくわえて持ってきてもう一度投げろと催促するのだ。変なネコ。

2000 4/19(水) 「くろちゃん、実家に帰る。」の巻

 昨日は飲み過ぎで、今日は朝から酷い二日酔いだった。基本的にはほとんど二日酔いにはならないのだけれど、昨日は何度かもどしたりしたのにもかかわらず、昼過ぎまで気分は最悪だった。こんなことは初めてだ。

 ところで、今日からくろちゃんが実家に帰る。29日に従姉妹が結婚するので、式に参加するからだ。10日程あるので、友達と会ったり買い物したりするらしい。戻ってくるのは30日でその間はくろにぃと二人暮らしということになる。食べ過ぎて太らないようにしないと。

2000 4/18(火) 「ごま、酔っ払う。」の巻

 宴会があった。土建屋さんが前に座って恐ろしいペースでつぐのでウルトラ酔っ払った。後の方はほとんど記憶がなくたぶん寝ていた。途中でなんとか起きて帰った。こんなの珍しい。

2000 4/17(月) 「ごま、カニを海に返す。」の巻

 昨日潮干狩りに行ったのだが、その時小さなカニが紛れ込んで入っていた。くろにぃはカニは初めて見るらしく、興味津々だった。

 カニは、アサリと海水を入れて帰った発泡スチロールの保冷ボックスの中にいて、箱の中をかさかさと動いているのだが、くろにぃはそれを恐々と見ていた。カニは海水の中にいるので、水につかるのが大嫌いなくろにぃは触ろうとしてちょっと水に足を付けては、ぶるぶる振ってやめるというアホみたいな行動をずっと繰り返していた。

 ずっと海水を箱の中にいれておくわけにもいかないし、かと言ってカニを下水に流すのも忍びないので、小さな瓶に海水ごとカニを入れることにした。そうするとくろにぃはその瓶をひっくり返してしまった。カニは当然必死で逃げるのだが、くろにぃは何を考えたのか顎でカニを押えていた。手で押えればいいのに。このままだとカニはくろにぃのおもちゃで終わってしまうので、さっさと救出して彼女の手の届かない場所に移動した。

 朝、カニを見ているとまだ元気にしているので、会社から帰ってきてまだ生きているようだったら、海に返してあげようと思った。家に帰ってみると全然元気そうだったので、夕食後くろちゃんとホバー乗り場のそばまで行ってそこに放してあげた。最初に住んでいた場所よりはちょっと海が綺麗じゃないかもしれないが、瓶の中よりはエサもあるしいいだろう。

2000 4/16(日) 「ごま、潮干狩りをする。」の巻

 くろちゃんが今まで潮干狩りをやったことがないというので、今日は潮干狩りをすることにした。(私も潮干狩りは多分20年以上ぶり。)今日にしたのは、ここ最近では今日が休みの日なら一番潮の具合がよいからだ。昨日は天気が悪かったが、幸い今日は天気も良かった。

 潮干狩りは国東半島というところに出かけた。最初は国東町というかなり半島の先端まで行ってみたのだが、ここでは全然やっている人がいなくて、さすがに誰もやっていないと本当にやってもいいのか不安だったので、ちょっと戻って杵築という街ですることにした。

 時間帯はちょうど干潮でいい具合に潮が引いている。おじさんに料金を払って早速掘りだしたら、かなりたくさんいるのはいるのだけれど、ちょっと小さい。掘っているうちにアサリではないのだけれど似たような形で型の大きい貝がとれるようになったので、それをたくさん掘ったら他の人からそれはあまりよろしくない貝みたいなことを言われたのはかなりショックだった。

 潮がかなり満ちてくるまで掘ってたくさんの貝をとったつもりだったのだが、帰ろうかと思ったときに通り掛かりのおじちゃんがたくさん掘っていてちょっと悔しくてさらにもうちょっと掘って帰った。家に帰ってみるとかなりの量だった。こんなにはいらなかったかなぁ。

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